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■ 繋いだ手と手
二十歳の頃から一つだけ変わらないものがある。 それは希望であり夢でもある。
何歳になっても手を繋いで歩きたい。
たったそれだけのことなんだけど、案外これが一番難しいことなのかと思ったりしている。 若ければ恋人と手を繋いで歩くことは平気であろう。 でも年を重ねるごとにその行為は少なくなっていくように思う。 実際、40代や50代の夫婦が、繁華街を手を繋いで歩いている光景はほぼ見かけない。 これが老夫婦ともなればなおのことだ。
寝室を分ける夫婦が多いと聞く。 無論、基本的にお風呂は別々に済ませるのだろうが、食事を別々の時間に済ませる夫婦も増えていると聞く。 私に言わせれば、これらの行為はお互いの距離を測るバロメータのようなもので、これらを別々にしようと思い始めた時から心が離れだすのではないだろうかと思う。 大喧嘩をしても寝室を分けてはいけないと思うし、出来ることなら基本的には同じベットで眠った方が良い。 食事だって、たとえ嗜好が合わなかったとしても、同じ時間に会話を交えながら摂った方が良い。 何ならお風呂だって、何歳になっても一緒に入る時間はもうけても良いと思う。 そういう行為の積み重ねから信頼関係が出来あがっていくのではないだろうか。
人前で手を繋いで歩く。 それは私の老後(は、まだ随分先の話ではあるけれど)の楽しみの一つだし、それを実現可能にしてくれる人と一緒に居たい。 (絶対に手なんか繋いで歩かないぞ!!と言われてしまえば、この先、その人と一緒に居ることはないのだろう。) 老夫婦が手を繋いで歩道を歩いている光景はとても微笑ましく、私もあの光景(空間)に溶け込みたいと思う。
繋いだ手から伝わる思いやりを忘れたくはない。
2008年05月06日(火)
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