空のむこうにみえたもの
美空 あいり



 信じたいが故に

新年といえばいつも思い出すことがあります。

それは年明けの日曜日。
みんなでUNO(トランプ)をして遊んだ事。
それ自体はとても楽しかったし良い思い出ですよ。
そして今でも忘れない迷言、『3日酔い』
普通二日酔いだよね。
それを『3日酔い』と言ったその仲間の事をよく思い出します。

ついでに『インターホン』
このワードも一緒に思い出すから少しだけ腹が立つんです。
聞いていたんですね、こっそりと。
(大人になってからも、もう一回、このインターホンにやられるんですが、、、)
しかも『交換日記』とか。
更に、仲良く話す他人に真意を確かめさせるなんて。
その瞬間は本当に気づかなかったんです。
だって、疑う事なんて知らなかったから。
まさかそんな事が裏で行われていようとは、、、
考える余地すら無かったんですよ。

あれ以来です、人を心底信じられなくなったのは。
上辺は良心的な顔、、、ひっくり返したら、、、
あの時、本当に人の皮を被った悪魔だと思ったんです。
それまでは人を疑った事なんで無かったのに。
大人はズルイと思ったのもあの時からです。

もう過ぎた事ですから、
別段恨んだり憎んだりはしてませんけど、
ただ、、、
信じたい人がいる時に
悲しいことに思い出してしまうんです。
信じたいが故に疑ってしまう。
これがどれ程悲しい事か、、、
きっとその人には分からないのでしょうね。
子供の頃の経験は人間形成に多大な影響を与えるのですよ。

歳をとった今なら
大切にしたい人を疑ってしまうこの悲しさを
その人も理解してくれるでしょうか?


2017年01月03日(火)
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