舛添さんの第三者なる元検事の弁護士の会見を見て、「あらら、火消し役のはずが燃料注いじゃってる」となりましたが、わが家にも火に油を注ぐ名人がおりまして……。
妻「昨日さ、ヨーグルト出しっぱなしだったよ」
夫「知らないよ」
妻「知らないよじゃなくて、自分でよそって食べたでしょ?わたし触ってないよ。食べたら冷蔵庫入れてよ」
夫「きみ家にいたんじゃないの?」
妻「そんなのいちいち見ないよ。っていうかわたしも朝から仕事だったし」
夫「じゃあきみもすぐ出たのか」
妻「だからさ、わたしが気づかなかったんじゃなくて、そっちが片付けなかったんでしょ? 夜帰ってテーブルに出てるの見つけてショックだったんだから。食べれるかどうか見てよ」
模範的なダメ回答です。
しゃべればしゃべるほど、妻の怒りは募り、言わなくていいことを引き出しています。
夫は「ヨーグルトひとつでガタガタ言うなよ」とうんざりしていますが、妻にしてみれば「ヨーグルトひとつでガタガタ言わせんなよ」なのです。
では、どう答えれば鎮火できたのか。
これだったらわたしは鎮火したなという模範解答例を書いてみます。
妻「昨日さ、ヨーグルト出しっぱなしだったよ」
夫「え? 出しっぱなしになってた?」
※ポイント1 反論するより反復する。
妻「出てたよ」
夫「うわ、バタバタしてて気づかなかった。ごめん」
※ポイント2 早めに非を認めて火を消す。
妻「わたしもすぐ出ちゃったから気づかなかったんだよね。帰ったのも夜でさ」
夫「一日中出しっぱなしかー」
妻「そうなの。丸一日」
※ポイント3 うなずき返す、状況を一緒に整理するなど、寄り添うことで鎮火を図る。
夫「それじゃ悪くなっちゃってるかな。あのヨーグルトおいしいのにもったいないことしちゃったね。まだ食べられるかな」
※ポイント4 痛みを分かち合い、怒りの根本の火種に働きかける。
妻「いいよ無理しないで」
夫「これからは気をつけるよ」
※ポイント5 再発防止を誓うことで、くすぶる埋み火も完全鎮火。
妻「わたしも気をつけるね」
火を勢いづかせるのは、反発。
であれば、火を鎮めるために必要なのは、吸収、なんじゃないかと。
まあ、わたしの場合はネタにすることが消火器だったりしますが。
ところで、先日念願叶って初めて赤羽のまるます家へ行き、鰻を食べたのですが、ダンナもその前日たまたま赤羽で用があり初めて行ったら入れなかったとか。以心伝心のような不思議な偶然もある一方で、妻の心を察するのは大失敗してます。
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