2015年08月04日(火)  FMシアター「静かな生活」番宣が静かじゃいけません

ひと月余りも更新をさぼっていますとfacebookからせっつかれて、ハッ!
8/1放送のFMシアター「静かな生活」のお知らせをしたつもりが、ツイッターでのお知らせで留まっておりました。

なんたる不覚!
暑さのせいだけにはできますまい。

タイトルには「静かな」とありますが、番宣が静かではいけません。

「金魚鉢の教室」「マー子さん」「父の代理人」とこのところ年に一本ペースでFMシアターをご一緒している演出・藤井靖さんとの四作目。学習指導支援員の孤立無援を描いた「金魚鉢の教室」、改正生活保護法に着想を得た「父の代理人」に続いて、「ある問題を話し合う場から見えてくる本音と悲喜こもごも」シリーズ第三弾は、保育園の騒音問題がニュースになっているのを見て、「静かな生活とは?」と想像を膨らませました。

主人公は、マンション管理組合の理事長。ちょうどわが家も輪番制の理事長が回ってきたところで、管理会社の担当者さんをつかまえて取材もできました。

ドラマはナマモノ生き物、リハと本番でどんどん進化。毎度のことながら役者さんたちの臨機応変力に感服しました。

主人公夫婦の康平君とみちるさんを演じてくださったのは、植村宏司さんと千田美智子さん。アテ書きしたかのようなお名前!雰囲気もイメージ通り。主人公夫妻を「理事長さん!」攻撃で悩ませる隣人・駒元役の松金よね子さんは、とにかく達者。ひとつひとつのセリフとしっかり向き合ってくださっている姿勢がうれしくて、にまにましてしまいました。「話を聞かないドイツかぶれの独走教授役は大林隆介さん。受験生の息子のお弁当のことで頭いっぱいの主婦役は岡田さつきさん。自分のことしか見えてない困った住人たちがそろいました。調子のいい管理会社の本田さん役は岡田達也さん。口癖の「はい〜」がいい感じ。はると君ママ役の秋山エリサさん、その元夫と康平君の発注者役の酒巻誉洋さん(康平の翻訳の発注者と二役)も飛び道具的な設定をテンポ良く実感を持って演じてくださいました。

音楽は川田瑠夏さん。作品にご縁を感じてくださったようで、明るい表情でリハから帰られ、登場人物たちの気持ちに寄り添う素敵な劇伴を作ってくださいました。

と、ここまで紹介して、聴きたいと思ってくださった方、重ね重ねすみません。文化庁芸術祭参加作品になるか放送文化基金賞を取るか大量のリクエストが来たら再放送のチャンスがあるようです。

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