先日の家族会議(といっても4歳児たまは同席しただけなので夫婦会議)で来年卯年の年賀状のテーマを決めた。昨日原稿書きの合間に一気に文案(新聞という設定なので記事風に見出し、小見出し、本文、写真脚注が入る)を考え、今日が写真撮影。
取材で撮っていただいて以来親しくしているフォトグラファーの内藤恵美さんにお願いするのは3年目。女性だからか、とてもやわらかい表情を撮ってくださる。今使っているプロフィール写真も内藤さんが撮ってくれたもの。
そして、子どもの相手をするのがとてもうまい。毎年、そのときのたまが喜びそうなプレゼントを用意してきてくれ、今日は「布と木でできたお金セット」。こういうのがあったらいいなとわたしもたまもちょうど思っていた。なんともやさしくあったかみのある、お金のおもちゃ。これでお買い物ごっこはもっと楽しくなる。良品計画から出ているらしい。
撮影のテーマは「たまの野生児ぶりを撮る」こと。吊り輪やアスレチックのある公園で遊ばせ、カメラで追う。びっくりしたのは吊り輪。腰を支えている手を離して、ぶらさがること数十秒。ブランコみたいに勢いをつけて押しても怖がらず、開脚する大胆さ。いつの間にか腕も肝っ玉もたくましくなっている。とくにわたしはこの一年、なかなか公園で一緒に遊ぶ機会もなかったので、急成長したような気がしてしまった。
先日会得したブリッジは地面が土のせいか出し渋り、撮影を断念。
年賀状で「てっぱん」の宣伝もしようということで、「てっぱん」Tシャツを着せたたまの写真も撮る。「連続テレビ小説てっぱん」と書かれているのは、本当は背中側だけど、前後ろ逆で着せてみた。
シャッターチャンスにあわせて、たまは元気よく「てっぱん!」。きっと大きな口を開けたいい笑顔が撮れたはず。
「てっぱん」明日からの第9週「これが私の作る味」(私に「うち」とルビ)は今井雅子の担当。9、10週にかけて、あかりと初音の関係が大きくうねるので、すでにご覧の方も、まだの方も、ぜひぜひご覧くださいませ。
……と今日の日記を書き終えて、去年も同じ日に年賀状の撮影をしていたことに気づいた。時期的に重なる可能性はもちろん高いのだけど、同じ日付の日に同じ人に会ってたり同じことをしてたり、ということがよくある。
2009年11月21日(土) 六義園で七五三写真四人衆
2006年11月21日(火) 『築城せよ。』と魔女田映画祭
2003年11月21日(金) 押忍!いくつになっても応援団
2002年11月21日(木) ファミレスの誘惑