夕飯の準備をしていたら、娘のたまが絵本を読む声が聞こえてきた。「ぴょんぴちは、ちゅるをつくりました」などと言っている。
広げているのは、『なぞなぞえほん』というぐりとぐらの3冊セットで、ぐりとぐらがねずみではなくうさぎに見えるのか、「ぴょんぴち」と名前をつけたらしい。「あかの ぴょんぴちは おねがいごとを かきました。あおの ぴょんぴちは えほんを よみました」と洋服の色で差別化している。
ページを開くたび、即興で絵に言葉をつけていく。見開きでなぞなぞ一問となっているので、前後のページとお話はつながっていないのだけど、「で」で次のページへつないで、長い物語に仕立てているのが微笑ましい。これは記録しておこう、と「1のまき」の途中からビデオを回したら、調子に乗って「3のまき」まで読み続けた。
読書週間が始まり、初日の今日は「文字・活字文化の日」らしいが、文字を追いかけない読書もまた味わい深い。本をまったく読まない大人が4人に1人、その主な理由は「時間がない」という調査結果を新聞で読んだが、わたしもまったく読まない時期があった。読書は習慣で、時間を見つけてするというより生活の一部にしてしまうものなのかもしれない。「トイレに一冊、枕元に一冊、通勤バッグに一冊入れておくと、読書のチャンスを逃さない」と言った同僚もいた。彼は、トイレ用、枕元用、通勤用の本を分けていた。
このところ、たまはビデオをせがまなくなり、かわりに、次から次へと棚から絵本を持ってきて、読んでとせがむ。
昨日から今日にかけて読んだのは、なぞなぞえほんの他に9冊。『はんぶんこ』はベネッセの「こどもちゃれんじ」のお試し版教材。『おおきなき』は実家にあったもの。弟の子どもの頃の本らしい。『おさるのジョージ チョコレートこうじょうへいく』はわたしの小学校時代の同級生のアキちゃんからの出産祝い。『おならうた』はご近所仲間のT氏から。どれも繰り返して読んでいる。
いまいまさこカフェへの訪問客は本日15万を越えた。こちらの日記は全ページのアクセスが合算されるため、本家をしのいであと2千ほどで30万アクセス。今井雅子のサイトと日記は活字を読む人たちに支えられている。読者の皆様ありがとうございます。
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