2004年10月27日(水)  TakashimaKazuakiの服

ファッション雑誌は読まないので、服との出会いは店頭が多いが、たまに新聞で気になる服を見つけることがある。去年出会ったLARAAJI LARAAJI(ララージララージ)がそうだった。多分、ララージララージが紹介されていたのと同じ欄ではと思われるが、先日何気なく開いた読売新聞にTakashimaKazuaki(高島一精)というデザイナーの名前をそのまま冠したブランドが紹介されていて、「プリントもの」「かわいい服」といった惹かれる言葉が並んでいた。ネットで調べてみると、南青山のフロムファーストに今年8月オープンしたばかりとわかり、早速出かける。

デザインは遊び心いっぱいで、色はオレンジ系が多くて、第一印象はわたし好みだけど、期待したプリントものはほとんどない。店員さんに尋ねてみると、「にぎやかなのはSS(スプリングとサマー=春夏)なんですよ」というお返事。わたしが新聞で見たプリントもののワンピースは、今年の夏ものだったとのこと。奥にしまっていたのを出してきてもらうと、写真で見るよりさらに好み。着てみると、ヒラヒラの袖といいギザギザの裾といい、「こういう形のものが欲しかったんです!」という理想のカッティング。

来週の披露宴に着ていく服を探しに来たのに、先日のソルベリーに続いて、またしても夏物を買ってしまう。冬は着込んで、通年着るぞ。わたしが買う服にしてはちょっと高めで、えいやっという勢いが必要だったけれど、応対してくれた店長さんが感じのいい女性で、会計をしながらしゃべっている時間がとても楽しかった。紙袋もかわいくて注目度抜群。お店を出た後に会った小山理子さんに「いい買い物をして気分がいいんですよー」と話したら、「モノを買っている時間も、買っているんですよね」。まったく同感。

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