朝起きた娘のたまが「なんかばべる」空腹を訴えたので、「ヨーグルト食べる?」と聞くと、「4のヨーグルト」と言う。冷蔵庫に入っている低脂肪ヨーグルトを指差すと、「それじゃない。4のヨーグルトがほしいのよ!」と言い張るのだが、「これしかないからしょうがないでしょ」と言うと、「それじゃなくて、4のヨーグルト!」とわたしが手にしたのとは別なカップを指差す。
よーく見ると、蓋のアルミの端っこに番号が入っているではありませんか。3個パックのそれぞれに「3」「4」「5」と振ってあった。個装ヨーグルトを何百個と消費してきたけれど、気づかなかったなあ。
ヨーグルトを食べ終えると、「ウェルかめ、みるう」。石黒賢さん演じる父親が「元気! やる気! ムッキムキ!」と身ぶりを交えてやるのをたまはいたく気に入り、昨夜は何十回と「むっきむっきい」の力こぶを作っていた。「さあ今日もやるかなー」と期待をあおって画面に注目したが、ムッキムキは出なかった。「あら残念、やらなかったねえ」と言うと、たまは、「おおきくなったからじゃない?」とクールな態度。昨日の最後にヒロインの波美は小学生から大人になったのだが、それとムッキムキの封印を結びつけるとは。実は中身は大人なんじゃないかとドキッとすることが、ときどきある。
午後はご近所仲間のK子ちゃんちに遊びに行く。たまよりひとつ年上のマユタンのボーイフレンド君兄妹とお母さんが遊びに来ているところに、加わらせてもらった。たまはマユタンを前に自慢の創作ダンスを披露したが、「それってダンスじゃないよ。なんかー、ようちえんっぽくないよね。マユのダンスは、もっとようちえんっぽいから」とギャル口調でダメ出しされてしまった。わが家では「たまはダンスの才能があるね」「天才だね}と持ち上げられているが、子どもの世界はもっと厳しい。
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