2009年05月26日(火)  2歳児のネーミングセンス

コピーライターになりたての頃、読売新聞に載っている「こどもの詩」を切り抜いてスクラップしていた。毎朝会社の自席で紙面を開き、作業をしていたのだが、だんだん畑を「ぞうさんのかいだん」と名づける子どものネーミングセンスに感心していた。台紙にした黒い表紙の大判のスケジュール帳は、みるみる膨らんでアコーディオンのようになった。会社の先輩たちが「今井、あれ見せてくれよ」とノートをのぞきにきては、あははと笑って立ち去って行った。一見すかして見えるクリエイター風情の先輩たちが無邪気に子どもの詩を面白がるのが、新鮮だった。

それから15年あまり。新聞ではなく娘のたまの実況で、子どもの言葉の面白さに毎日目を見張っている。

散歩中に「ママ こてなにかな」と立ち止まったのは、邸宅の玄関先。細い竹のようなものが植わっている。「なんだろね。竹かな」と言ったら、「まつげだよ」とたま。

また、別の日のこと。「みどり ことり」と韻を踏むのが聴こえて、絵本を読んでいるのかと思ったら、卓上カレンダーの表紙を見て、言葉をつけていた。クローバーのイラストの隣にカモメが並んでる。その隣のティーポットとカップを指差して、「これは何かな?」と聞いたら、「おちゃのじかん」と答えが返ってきた。

ところで、昨日の日記(「一週間は月曜日からか火曜日からか」の不一致)を読まれたご近所仲間で鉄道ファンのT氏より「世界の時刻表は月曜日から始まる」というタイトルのメールが届いた。

世界の航空会社のタイムテーブルを網羅しているOAG(Official Airline Guide)という歴史ある時刻表があるのですが、運航日の表示が月曜日:1、火曜日:2〜日曜日:7という表示方法を採用しています。また世界の鉄道の時刻表を網羅するThomasCook社の時刻表も運行日の表示は月曜日が「1」、日曜日が「7」です。

とのこと。時刻表も月曜日派だった!

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