娘のたまが通う保育園のお祝い会に参加する。進級祝いと3歳児クラスの卒園祝いを兼ねた発表会で、入園2年目のたまは2回目。半年がかりの改修工事が終わってすっかり新しくなった園舎のお祝いも兼ねて、うれしいこと尽くしのお祝い会となった。
1歳児クラスの出し物は「ホットケーキできたかな」。園児は3グループに分かれて登場。バスの車掌さんになるグループ。マイクを手に歌うグループ。ホットケーキの材料を買いに行くグループ。最後は全員でホットケーキを食べる。歌うグループのたまは、「おおがたバスにのってます。きっぷをじゅんにわたしてね〜」の歌を一人で披露。観客を前に緊張したのか声はか細く消え入りそうで、ついには歌の途中で消えてしまったけれど、昨年は終始指をくわえていたのに比べれば目を見張る進歩(でも,家に帰って「うまくいかなかった。しっぱいした」と反省していた。上がり症だけど負けず嫌いらしい)。布のホットケーキを食べる仕草に個性が現れて、本物のように上手に食べる子もいれば、持っているだけの子もいる。たまが受け取った瞬間に投げたのには驚いた。すぐに拾ったけれど、「本物じゃなきゃイヤ」という食い意地が見えた気がした。
お祝い会の出し物を見ると、「たまがうちでやっていたあれは、これだったのか」と謎が解ける場面がいくつかあり、意味不明の歌の全貌が見えたり、ダンスの出どころがわかったりした。「キュッキュー(=ショップ99)でこむみこ(=小麦粉)買うの」と最近しきりに言っていたのは、ホットケーキの粉を買い物する場面があったからだった。
来賓を代表して近所の小学校の校長先生から祝辞。これが見事で、大人も子どもも虜にするスピーチのお手本のようだった。「おじさん、食いしんぼだからね、あれ、ぜんぶ食べたかったな」などと演目に登場したものを引き合いに出しながら全部のクラスを褒め、最後に「来年からは小学校でも英語をやります。そこで、今日はひとつだけ英語を教えます」とSPRINGを紹介。「春という意味の他に、ジャンプするという意味があります」と飛び上がってみせた。
2008年03月14日(金) MCR第27回本公演『シナトラと猫』
2007年03月14日(水) マタニティオレンジ93 マタニティビクスの恩師・菊地先生
2002年03月14日(木) 『風の絨毯』記者発表