このところ、すごい勢いで桜えびを消費している。サラダにスープに大活躍で、いい味が出てカルシウムも取れて重宝しているのだけど、いちばん出番が多いのが「やきやき料理」。お好み焼きの亜流のようなこのジャンルが誕生したきっかけは、冷蔵庫に山芋と卵しかなかったある日のこと。卵を割り、山芋をすり下ろし、なけなしの桜えびと青のりを混ぜて焼いたら、なんとまあおいしいこと。以来、作るたびに具を変えたりして、やきやきを楽しんでいる。桜えびと並んで、青のり消費寮もふえた。
ほうれん草や小松菜を細かくして加えると(冷凍しておくと、すりおろせる)、緑色のやきやきになる。葉っぱぎらいの娘もだまされて、ほくほくと頬張る。人参のすりおろしも合う。干しえびに干しイカや粉がつおを加えると、磯の風味が豊かに。鮭のほぐし身を入れたことがあったけど、あまり合わなかった。しっかり味を蓄えた具でないと、埋没してしまうらしい。
山芋の代わりにダイコンをすりおろした大根やきやきは、醤油が合うおいしさ。大根だけだとしゃばしゃばしていて固まらないので、小麦粉を加える。もちもちした食感は、中華の大根餅。片栗粉のほうが合うかもしれないし、米粉もよく合いそう。大根やきやきのときは、天かすを入れると食感も味も良くなる。ベーコンも合うんじゃないかと思う。
やきやきが続いて、ひさしぶりに本家お好み焼きを食べたくなり、作ってみたら、キャベツをみじん切りする作業に疲れた。フードプロセッサーを使っても、何度も入れ替えないと終わらない。それに比べて、すりおろしの何とラクチンなこと。次はレンコンで行ってみようと思う。
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