2007年02月17日(土)  マタニティオレンジ80 はじめての風邪

誕生日にもらったわたしの風邪が娘のたまにうつってしまった。母親からプレゼントした免疫は半年で切れると聞いていたけれど、あと一週間で6か月というときに、はじめての風邪を引くことになった。鼻水が止まらなくなり、続いて咳がコンコン出て、昨夜、咳き込んだ拍子にどばっとヨーグルト状になった母乳を吐いた。すぐさま育児の百科で「乳を吐く」を引くと、肝心の6か月前後の記述は見当たらなかったけれど、「咳き込んだ拍子に吐くのはよくあること」というニュアンスを読み取り、とりあえずひと晩様子を見ることに。今朝起きがけにまた吐いたので、こりゃいけない、と近所の小児科へ。朝8時からやっているのだが、8時に着くとすでに9人待ちで、診察を受けられたのは45分後だった。

熱はない。喉も腫れてない。風邪の引きはじめでしょう、という診断。鼻水が痰になると苦しいので、吸引機で吸い取ることに。診察をいやがって泣き叫んだたまの涙をまず吸い取ってくれる。吸引だけでも来ていいですよ、と言われる。処方箋をもらい、病院の近くの薬局で薬を受け取る。乳幼児保険証があるので、診察も薬も無料。ありがたい。薬用のカルテを作るために用紙に記入していると、窓口のお姉さんがのぞきこんで、「何とお呼びしますか」と聞く。「たまと呼んでください」と言うと、「いえ……なんとお読みしますか」とあらためて聞かれる。呼び名はお呼びではなかった。親バカにつける薬はありません。

風邪を引いても、遊んでくれ、かまってくれと訴える元気はある。いつもよりさらに甘えたになって、一日中抱っこをせがむ。でも、踏ん張る足の力は弱く、寝返りもしない。体力が涙目になって咳き込む姿を見ると、こちらが泣きたくなる。シロップの薬をスプーンで飲ませながら、「離乳食に向けて、スプーントレーニングだ」と不幸中の幸い探し。「風邪に〜な〜って〜 風〜邪にな〜って〜♪」と歌いあやしながら、はじめての看病をなんとか明るく乗り切っているところ。

2006年02月17日(金)  学生新聞「キャンパス・スコープ(campus scope)」取材
2005年02月17日(木)  魔女田さんの新作『平成職人の挑戦』
2004年02月17日(火)  オーマイフィッシュ!

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