東京国際フォーラムで6日まで開かれているアートフェア東京へ。画廊のブースが軒を並べるアートの見本市。キャンバスに向かって制作を実演する画家の前には人だかり。器の傍らに佇む着物姿の女性は作者なのか作品の一部なのか。アートの森を探索しながら、お目当てのミヤケマイ作品とミヤケマイ本人が待つブースへ向かう。今回の作品は渋めの色使いにレースの下着や逆さ吊りのヌードといったエロス漂うモチーフで、ぐぐっと大人度を上げ、ダークファンタジーな雰囲気。展覧会のたびに新しいものを見せてくれるミヤケマイの創作の引き出しは四次元ポケットになっているのだろう。
昔はミヤケマイをネット検索すると、いまいまさこカフェ日記が上位にヒットしたものだけど、今では熱心なファンが続々現れ、人気も評価も高まる一方。「まだまだ無名」と本人は謙遜するけれど、現在準備中の作品集では各界のそうそうたる顔触れがミヤケマイを語る。その中に、今井雅子もまぜてもらうことになった。以前ミヤケマイのサイトに寄せたコメント(こちらの「寄稿文」に掲載)を気に入ってくれているらしく、直々のご指名。機関誌『看護』4月号、フリーペーパーbuku16号(配布中)に続いて、今年三つ目に世に出るエッセイとなる。『ミヤケマイ作品集』(仮題)は6月に芸術新聞社より刊行予定。
その作品集の装丁を担当しているのが、共通の友人である名久井直子。bukuにエッセイを連載することになったのは、デザインを手がけている彼女の紹介だったのだけど、写真集『犬と私の10の約束』(写真:秋元良平 訳:川口晴/今井雅子/澤本嘉光)の装丁も彼女だったという偶然を先日知って驚いた。名久井直子。「名久井とは、なぜか、あちこちで一緒になるんだけど、なかなか会えないのよ」と噂していたら、作品集の打ち合わせに名久井嬢が登場。三年ぶりぐらいの再会が叶った。ミヤケマイの作品と同業者にファン多しの名久井直子のデザインが出会う作品集にコメントという形で参加できるのは、なんともうれしく、わくわくする。三人が仕事で一緒になるのは初めてかなと思ったら、『ネスカフェこれでもかコレクション』(4/25まで実施中)でも絡んでいた。ミヤケマイは10番、名久井直子は32番で参加。
2007年04月04日(水) マタニティオレンジ104 ママ友さん、いらっしゃいませ。
2004年04月04日(日) TFS体験入学
2002年04月04日(木) 前田哲×田中要次×松田一沙×大森南朋パコダテ人トーク