2008年03月23日(日)  マタニティオレンジ256 「でか・あんぱん!!」で進級お祝いクラス会

一年を共にした0歳児クラスの親子で、進級祝いを兼ねて小石川植物園にてクラス会。会を仕切るのはクラス役員の役割で、今年役員を務めたわたしが仰せつかる。5月に集まったときは座敷のあるレストランで会食したが、当時はハイハイだった子どもたちも全員歩き出し、のびのびと動ける外で集まることにした。

なるべくたくさんの人が集まれる日を選んだものの、当日になって体調を崩す子がいたり、きょうだいが熱を出したりで、集まれたのは10世帯中6世帯。それでもパパやきょうだいの参加もあり、20名ほどでにぎやかになった。各自が持ち寄ったシートをつなげると、二十畳ほどの広間が出現。蕾がほころびはじめた白と桃色の桜をめでつつ、めいめいがお弁当を広げ(持ち寄りにすると負担が大きいので自給自足にした)、好き勝手にしゃべるという気楽な会。同じクラスといっても送り迎えの時間がばらばらだし、ゆっくり落ち着いて話す余裕もなかなかないので、ただ話すだけでも新鮮。子どもたちはシートのまわりを走り回ったり、木登るするお兄ちゃんを見上げたり。ママたちの会話に入れないパパたちは、自分ちの子よその子分け隔てなく遊び相手になっていた。

父母会の予算から若干の補助が出るので何か企画をと考えて用意したのが、ケーキカットならぬ「あんぱんカット」。園児10人の名前が入った通常の10倍サイズの巨大あんぱんを前に記念撮影の後、各自入刀し、切り分ける。子どもたちは「アンパンマン!」と大喜び。巣鴨の個性パン創造の店アルルの、その名も「でか・あんぱん!!」(1000円。3日前までに要予約)。以前「アド街っく天国」で紹介されたのを見て、いつか買い求めてみたいと機会をうかがっていた。お店には以前行ったことがあり、店構え同様素朴で味わい深いパンが気に入っていた。定休日にメールで問い合わせると店主のオヤジさんより電話があり、10人の子どもたちの名前をパン2つに分けて入れてもらうことに。最初はクラス名も入れようと思ったのだけど、園児の名前が入ったところで5等分に切り分けられたほうがいいと気づき、クラス名は要りませんと告げると、「では真ん中にクラス名を入れましょう」と提案していただく。打てば響くようなオヤジさんとの電話会議で、ますます仕上がりが楽しみになった。今朝焼きあがったばかりのパンを迎えに行くと、紙の箱に入れてくれ、パンというよりケーキのよう。「うちはもともとケーキ屋だったんですよ」と奥様。店を出てからあんぱんカットまでに2時間経っていたのだけれど、ずっしり詰まったあんこにしっかりと熱がこもり、皮までほかほか。見た目のインパクトはもちろん、おいしさもでっかい! 国産の材料にこだわっているので安心して食べられ、一歳児たちもパクパク。アルルの話好きのオヤジさん、ありがとうございました。

上着がいらない陽気が気持よくて、昼過ぎにクラス会が解散してからも居残り、仕事を終えたダンナも呼びつけ、3時頃まで過ごす。その間に昼寝をしていたたまは再び起き出した。毎週でも行きたい小石川植物園は入場料330円。年間パスポートはないけれど、小石川植物園後援会の終身会員(3万円也)になると、2年ごとに優待券という名のパスポートが送られてくるのだという。優待券1枚で本人と同伴者二名のあわせて三名が入場できるので、3人で行けば31回で、2人で行けば46回で元が取れる計算。ただし、その優待券発行が打ち切られる可能性もあるらしく、会員になるべきかどうか悩むところ。

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