2008年03月02日(日)  マタニティオレンジ244 二回目のひな祭り

日頃の子守のお礼と一週間ほど早いダンナ母の誕生日祝いを兼ねて、昨日の夕食は外で食べた。飯田橋の日中友好会館の一回にある『』という中国茶料理のお店。ここはいつ行っても空いているのだけれど、何を食べてもびっくりするほどおいしくて、値段がびっくりするほどリーズナブル。昨夜もほぼ貸し切りのような状態で、ベビーチェアにじっとしていられない子連れにはありがたいものの、もう少しはやってもいい気はする。娘のたまはジャスミン茶の野菜まんじゅうやジャスミン茶の水餃子をモリモリ食べ、大人の味の黒酢の酢豚やふかひれスープにも食いついた。一歳にして本場の中華に味をしめた様子。桃の節句を祝って食後に食べた桃饅頭も美味だったけど、たまはおあずけ。

たまにとっては、今年は二回目の桃の節句。今日は、ダンナ実家へ雛人形を見に行く。一年前は座布団に一人で座らせるのも危なっかしかったのに、今ではもう走りまわっている。娘の成長を喜び、これからも健やかに伸び伸びと育つよう願う。

去年は雛段についている牛車のオルゴールを怖がってぐずったけれど、今年は音楽に合わせて左右にゆらゆら。とにかく音の鳴るものが好きで、電話機の「モニター」ボタンを押してから「保留」を押すとスピーカーから音楽が流れることを覚えてしまった。お祝いにもらったオルゴールを差し出して、「ネジを巻いて」と訴える。ネジを巻きたてのときは元気がいいけれど、だんだん力尽きてやがて止まってしまうオルゴールの音色を聴いていると、無性に悲しくなる。とくに、最後の力を振り絞るかのようにポロンと一音鳴らした余韻の中で息絶える瞬間は、いたたまれない。一歳児にはそんな感傷はまだないのか、オルゴールが止まるなり「(また巻いて)」と無邪気に差し出してくる。

2007年03月02日(金)  マタニティオレンジ85 孫をかわいがるのは人間だけ
2006年03月02日(木)  シナトレ5 プロデューサーと二人三脚
2005年03月02日(水)  昭和十六年の教科書
2002年03月02日(土)  手づくり

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