保育園でもらったお便りに、おもちゃを食べ物にたとえたお話が載っていた。子どもには栄養のあるおもちゃを与えたいけれど、カロリーの取りすぎや刺激物の扱いには気をつけたい。そういったことが、食べ物に置き換えると、わかりやすい。高価なものより、高度な動きをする機械仕掛けのものより、素朴な手作りで十分。空き箱だってビニール袋だっておもちゃにしてしまうのだから。
同じお便りに「テレビの入っていたダンボールが大活躍」というお母さんの手記が寄せられていた。箱を家に見立てたりすべり台にしたり、子どもならではの発想で次々と楽しい遊びを思いついたという。折良く21日に届いた仕事用の椅子は、わたしとダンナが身を寄せ合って入れるほどの大きなダンボールに納まってきた。のぞき窓をつけたり、倒れないように天井と壁を補強したり、多少のリフォームを施してダンボールハウスが完成。将来的にはダンボールの家には住んでほしくはないが、11か月児の持ち家としては上出来ではないだろうか。
家主のたまは、最初は「なにかしら?」という感じで様子を眺めていたけれど、わたしが先にダンボールハウスに入り、のぞき窓から顔を出して「たま!」と呼びかけると、「ヒャー」と悲鳴を上げて興奮。わたしもまぜてとばかりにハイハイでハウスの中へ。ハウスの中と外でかくれんぼしたりハイハイで追いかけっこしたり、ダンボールの壁につかまり立ちして窓から外を眺めたり、30分ぐらいはごきげんで遊んでくれる。ダンボールの扉に穴をあけ、布紐(紙袋の持ち手をリサイクル)を通して両側から引っ張れるようにすると、これまた面白がって何度も引っ張る。低カロリー高栄養価のおもちゃは飽きが来ない様子。おかわりをよそう勢いで、壁にマジックテープを貼って、フェルトを貼り付けられるようにしたらどうだろう、上からぶら下げるのはどうだろう、と増改築プランを膨らませている。
2005年07月23日(土) 映画『LIVE and BECOME』・バレエ『ライモンダ』
2004年07月23日(金) ザ・ハリウッド大作『スパイダーマン2』
2003年07月23日(水) チョコッと幸せ