2006年10月09日(月)  北海道・東川町名物

映画『子ぎつねヘレン』の原作『子ぎつねヘレンがのこしたもの』の著者・竹田津実先生と、先生がお住まいの北海道・東川町特別対策室長の山森敏晴さん、『風の絨毯』プロデューサーの益田祐美子さん、益田さんの二作目『平成職人の挑戦』監督の乾弘明さんと会食。竹田津先生と乾監督はドキュメンタリー番組の制作でニュージーランドに同行した仲であり、わたしと乾監督は去年の益田さんとわたしの合同誕生会で知り合い、さらに益田さんが先日、東川町長の松岡市郎さんと「祭」をテーマに対談したことから一挙に「東川町 竹田津先生 益田さん 乾監督 今井」がつながった。お金集めと人脈作りはお手のものの魔女田さん、竹田津先生ともあっさりつながってしまったが、「相手を気持ちよくさせてお金を出させる名人」同士、早速意気投合。二人が組んだら、映画製作は怖いものなし!?

東川町からのお土産に、地元産の素材で作った米粉のシフォンケーキと豆乳プリン(ともに「ゝ月庵」の製品。母乳によさそう!)と町の資料をいただく。「写真の町」を謳う東川町の名物は、写真甲子園。年に一度の大会は高校生写真部員たちの憧れの的で、この大会に出場するために一年を費やす部もあるとかで、甲子園球場顔負けの汗と涙のドラマが毎年ドラマが生まれているとのこと。写真家でもある竹田津先生は審査員の一人で、「子どもたちが短期間に成長する姿がすばらしい」と熱く語り、「人間というのは進化する生物なんですな」と力説。人間を「生物」としてとらえる先生の話はスケールが大きくて、聞いていると自分も自然の一部なんだと思えて、おおらかな気持ちになれる。今も北海道のあちこちで開かれる『子ぎつねヘレン』上映会に引っ張り出されては講演をされているそう。魔女田さんに「先生のお話、いつまでも聞いていたい」と言わしめた竹田津先生こそ東川町名物かもしれない。

2004年10月09日(土)  G-up第1回公演『金魚鉢の中で』

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