2005年09月05日(月)  あたり前田のクラッカーと551蓬莱

このところ立て続けにお邪魔したお宅がどこもステキだったので、ひるがえって荒れ放題のわが家を反省し、大掃除。ゴザ状態にのさばっている新聞の整理にとりかかる。旅情を誘われる場所あり、気のきいた言い回しあり、大爆笑の実話あり、何かに使えそうな職業あり、わたしにも作れそうなレシピあり。必要な記事をジョキジョキ切り抜いて、残骸を古新聞に出していく。

大阪の食べ物ネタを2つ仕入れる。ひとつは、朝日be『ことばの旅人』(なんと2004年11月6日付)より。あの「あたり前田のクラッカー」で有名な前田製菓が創業の1918年当時からわが故郷、大阪府堺市にあるという事実。同社がスポンサーをしていたテレビドラマ『てなもんや三度笠』で藤田まこと扮する「あんかけの時次郎」の決め台詞が「あたり前田のクラッカー」だったのだとか。サイトのとぼけた味わいが商品に合っている。

もうひとつは、つい先日9月3日の朝日be『キミの名は』にて、大好物の『551蓬莱』の名前の由来を発見。「蓬莱」は中国語で「桃源郷」の意味だが、もっと親しみやすい店名を探していた創業者が当時の本店の電話番号の末尾3桁を取り、「ここがいちばん」の語呂も合わせて「551」を頭につけたのだとか。わたしは「551の蓬莱」と覚えていたけど、正式名称は「の」抜きのよう。こちらは今年創業60周年。

2004年09月05日(日)  映画女優 高峰秀子『チョコレートと兵隊』

<<<前の日記  次の日記>>>