2004年01月23日(金)  今日はシナリオの日

■土日出社の代休を取って、ひさびさのお休み。新宿で元同僚のアサミちゃんとランチ。彼女は、わたしがシナリオコンクールに応募していた頃、いつも原稿を丁寧に読んで、心のこもったアドバイスをくれた。お芝居好きらしく、指摘は的確で、わたしのデビューを技術の面でも気持ちの面でも支えてくれた大切な友達。『ぱこだて人』を函館港イルミナシオン映画祭に出したとき、わたしは締切の前日まで海外出張に行っていたのだけど、家に着いたら文字びっしりのポストイットをあちこちに貼りつけた原稿が速達で届いていた。「製薬会社の人たちの正体は最後までばれないほうが面白い」など、言われてみればもっともなことばかり。ほとんど手直しせずに投函する気でいたわたしは、締切当日の郵便局が閉まるぎりぎりまでかけて、原稿を全面的に書き換えた。あれがなかったら、受賞していなかったかもしれないと思う。プロになった今はシナリオを読んでもらうことはしなくなったけれど、かわりに小説の原稿を渡す。
■アサミちゃんと別れて、談話室・滝沢で新しい仕事の初打ち合わせ。まわりのテーブルにも映画関係者の姿が。前田監督に初めて会ったのも、ここだった。メニューは不思議で、お茶だけでも1000円、デザートがついても1000円。■文芸社に寄って編集者に会い、そのまま新宿通りを歩いて四谷へ。四谷アトレ1階のPAULというパン屋の評判がいいので、オリーブパンを買って帰る。固めのフランスパンで、かじりながらワープロを打っていたら、キーボードがパンくずだらけになった。

2002年01月23日(水)  ラッキーピエロ

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