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2002年03月28日(木)
game set

この頃病院に憑かれているとしか思えない。ということで、今日も朝から病院。検査なのですよ。たかが検査。なのに。昨夜は朝まで眠れなかった。繊細とか。そういう問題を通り越しているとも思われる。

考えてみれば、今は3人の医師にかかっているので。シェイプアップしようと。診断書をもらおうと思っていたのだけれど。午前中は、薬物の影響下にあったので。かような交渉もできず。精神科医(学校の保健センター)と耳鼻科医(日赤)と内科医(日赤の内科部長ただし自宅で開業している。その自宅に通っている)。3人とつきあいつづけなくてはならない。

そう。今朝方6時に、何を思ったか眠剤を追加なぞしたのです。それも長期作用タイプ。朝の6時のざくろたん。一体何を考えていたのか。小一時間問いつめたいところだけれども、6時から1時間後の7時には起きていなくてはならなかったはずなので。諦める。8時には家を出ていなくてはならないので。

8:00に出発して自分で自動車をつっころがして病院まで。事故を起こさなかったのが奇蹟なのか。MRもCTも機械の中で寝ていました。事前の説明書には「小さなお子さんには薬で眠っていただくことがあります。検査の日は普段より2.3時間早く起こしておいてください」とあったのだけれど。わたしは子どもか。

放射線受け付けroom#7>>CT検査室room#13>>MR検査室room#13(別の部屋)>>放射線受け付け#room7>>3階の耳鼻科#room2>>耳鼻科#room1>>とまだまだ続くのだけれど。まるでRPGか何かのようじゃ。1つでも飛ばすとエラーがでるところなんか。つか、ゲームを続けられなくなるところ。ともいう。

ゲームの結果は。「正常」。いぁ。結果は正常かも知れないけれど。実際は音が聴こえないのですよ。医師は、これからひどくなるかもしれないし、このままかもしれないし。と云っていましたが。そのくらいのことでしたら、ざくろたんにだって云えます。

高い音が聴こえないのです。高い音がアウトだと、普通に喋っている言葉の子音が聞きづらかったり。電話のベルが聴こえなかったり。そういうことを医師に云うと。いっそのこと、全部の音域がまんべんなく。低い音も聴こえなくなれば、補聴器をもっと楽に使えるようになるのに。と云われましたが。それじゃあ本末転倒ですね。と。笑っておりました。

前回、実は慣れない補聴器をつけられて驚いて吐いたりなんぞしてしまったのですが。今回は無罪放免。

結局このゲームは最後まで逃げ切れたようで。もっと頻繁に聴力の検査をしに来なさいと。お説教で終わりました。はいはいと。適当に返事をしていたが。この耳鼻科医といつもの内科医がつながりさえしなければいいのです。考えてみれば。安定剤やら眠剤やらを飲んでいるの、7つか8つから診てもらっていたような。しかも、父も母も同じにかかっている医師には。隠しておきたいので。

3ヶ月以内に聴力テストもう一度というおまけだけが問題で。でも3ヶ月ものちなのでまだ何も考えていない。精神科医にこのことを説明すべきかどうか。というのだけが問題なのか。耳が悪いのは目が悪いのとか顔が悪いのとか口が悪いのとは違って。なかなか気付きにくいのです。ゆえに。無罪放免。最後まで逃げ切って。ゲームセット。シードルで祝杯をあげました。



2002年04月01日(月)
C'EST LA VIE

犬が好きです。この犬。シピーと云う。かな打ち(「シピー」と打とうとすると「そにせにほ」となる。「NTT」が「ミカカ」となる)のパソコンは慣れないので、ウェブサーフィンがメインになります。書き込んだりするのはめんどうなのでやらない。見るのもアルファベットのサイトばかりになってしまう。グーグルの検索キーワードを、アルファベットで入れると。でてくるのは海外のサイトばかりだから。って当然か。先の、cinzanoだとか検索かけてみたりしていたのです。シンザノとか。じゃあこれも。と思ってアブソルトとか。なんだ。アルコールばかり。でも、Perrierなんかかっこいい。とても。好きだなあ。思わず欲しくなる。

結局Cincinlandは見つからず。わたしの記憶違いだったのだろうか。そしてスヌーピー程度に有名だと思っていたシピーのオフィシャルサイトも見つからず。えと、キーワードはchipie, chien, 1967とかです。フランス語わかんないや。だって、再履修なのだもの。ではなくて。かわりにtintin dot comをみつけました。タンタンドットコムと発音します。色使いとかが綺麗だなあと思うのです。これは言語選択をフランス語にした方が気分が出そう。

タイピングのソフトをいたずらしていたら、word dataとかいうのを書き換えられるようになりました。Custom is second nature.はL'habitude est une seconde nature.か。とか。暇にあかせて。完全に入れ替えて。ランダムで出題してくれるのでこれはおもしろい。と調子にのって。いろいろなフレーズを登録してみたのだけれど。今わたしが思っていることが順番に画面に表示されて、思わず笑ってしまいました。Etre adulte, c'est etre seul.(Rostand)>>Plus on aime, plus on souffre.(Amiel)>>C'est la vie.(proverbe)と、なんだか仕組まれていたというのか。Being adult, (means) being isolated.(大人であると云うことは孤独であると云うこと)>>You love more as you suffer more.(愛すれば愛するほど苦しみも大きい)>>The life is such thing.(人生ってそんなものさ)。そのていどのものです。きっと。



2002年04月03日(水)
THE RULE OF THE ROOM

触っちゃいけないの?

それがルールなの?

そう。



2002年04月05日(金)
オフ会というか密会と云うか。

お友達とデートでした。全部で4人の。デート。

牧場につれて行ってもらいました。うさぎさんとひつじくんとやぎさんとうしくんといぬくんが居ました。けものの匂い。うさぎさんもいぬくんもさわるとあたたかいのです。

さくらのはなびらを一枚たべました。きれいだったので。

MIHO MUSEUMにもつれていってもらいました。山の中にある美術館。レセプションと本館が離れていて、そのあいだの道を電気自動車に乗っていったのだけれど。トンネルから抜けたところのつり橋のワイヤーが幾何学模様のようで美しい。

そして、この道の両脇の枝垂れ桜も美しい。自動車の中から手をのばしてもとどかなかったけれど。

展示物を楽しんだあとはお友達の運転する自動車の後ろの席でアームレストを枕にして。まるくなって眠りました。イラストを描いてくれていたあやちゃんが。隣に座って。やはり眠っていて。

わたしの家から一番近いJRの駅までおくってもらって。まるで、電車に乗って帰って来たように自宅に電話をして迎えをお願いしました。

同じ頃に作られたHONDAなのです。わたしの家の自動車も。牧場やら美術館やらにゆくのに乗せてもらっていた自動車も。

違和感を思ったのは、決して大きさが違うからとか、シートの革の種類がちがうからとか、そういうことじゃないと思う。



2002年04月07日(日)
車の|のない「亘」先生。(古典)

電話があって。何をしていたの?とか聞かれて。とくに何もしてなかった時とか。こたえにつまって、途方に暮れてしまうのだけれど。そういえば。最近。途方に暮れてばかりかも知れない。授業の時間割りがたたなくて。

翌日から授業が始まるのでとりあえず興味のある科目がないかと探していたら。いろいろとでてくる。中学高校大学と同じ系列の学校であるので、6講とか、7講とかには中学の時に習っていた先生が教えている授業があったり。非常勤で教えているのだろうけれど。高校3年生の時に源氏物語の一帖を一年かけて教えてくれた先生の授業。とても好きだったのです。7講。国文。高校の先生のほうが面白い授業をしていたと思うのはやはり。なんというのか。大学の授業におもしろみを見出せないということにもなるのか。つまりは、わたしのおつむは高校程度なのか。

しかし。FAMILY。すごいなあ。系列の中学高校大学と進んで中学高校の専任になって大学で非常勤と云う名のアルバイト。自己生産自己消費とでもいうのか。一度ポストゲットしてしまえば。よほどのことがないかぎり(略)。家族経営。よい時はよいのだけれど。って。それは。どのような経営に関しても云えることか。

文学部事務室からの書面によるとコースチェンジしたらこの秋にでも卒業できるようです。てゆか。中途半端なことしないで。単位は足りているのだから3月卒業させてくれててもよいのに。するつもりないけれど。

とりあえずフランス語とろう。それからラテン語。心理学関係とかもおもしろそうだなあ。と。「おもしろそう」で選ぶから高得点は取りにくい。



2002年04月08日(月)
あなたはだあれ。

今出川の図書館に行って、そののちに田辺の厚生課に行きました。もう5年生だし知った人もいないのだろうなあとせいせいしたような気分でキャンパスを歩いていたら、後輩ふたりに捕まりました。「しょーこせんぱーい」とか呼ばれて。

両方とも名前覚えていませんでした。なのでさりげなく(?)ふでばこの中にある印鑑で名前確認。幾つしたなのかもわからなかったけれど、今年入学したということは4級したなのか。

後輩たちと生協の食堂でたむろしていたらなおこさんから電話。今田辺なの。まきちゃんたちと一緒なのよと云って電話かわったけれど。一度ではだれだったかわからなかったようです。そんなものよね。

お電話は、16:00まで時間があいているからこの前約束して居たお茶をしよう。のありがたいおさそいでした。セカンドハウスまで行くのに1時間以上かかりそうなのでまたの機会にしてもらったけれど。

後輩Aは車椅子なので、学校まで片道8000円かけてタクシーで通っているとか。おつかれさまです。タクシーのポイントすっごくたくさんたまるんですよ。って。そりゃそうだ。

「しょーこせんぱいって何回生でしたっけ?」という質問がみごとにきまりました。5回生です。5回生だったら5回生。

しかし。顔は覚えているのに名前がわからない。もう、年かなあ。あなたはだれと、素で聞きそうになったけれどあまりに失礼なのでやめました。



2002年04月10日(水)
知的ではなくて痴的。

水曜日なので映画を観に。や。「ぼくの神さま」とか云う映画。

そういえば、とある掲示板で一瞬、戦争の話題のスレッドが立っていました。パレスチナとイスラエルの。かわいそうだとか、自分達は贅沢病だ、とか。だからなに?かわってやれるものでなし。とひとり義憤にかられてたのだけど。莫迦莫迦しい。

安全な場所からいろんなもの見下ろしつつ、やれかわいそうと思って優越感にひたっているようにしかみえないんですけど。いちいちつっかかっても仕方ないのか。「かわいそう」と思える人に嫉妬してるだけなのか。

そういう見方するわたしも、おんなしレベルなので。もはや何も云うまい。

映画はポーランドを舞台にしたホロコーストでした。第二次世界大戦中のドイツ軍によるユダヤ人狩り。ひとり、いろんなものに助けられて生き残っちゃったユダヤ教徒の男の子が主人公。

ドイツ軍の軍服、ちょーかっこいい。<<感想。