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2002年04月11日(木)
夜の雨

夜の桜が綺麗です。ひとえの染井吉野ははなびらがのこってないのだけれど、てまりのような八重桜。夜の明かりに照らされて光っている雨にうたれているところが気持ちよさそうで。今がさかりのようです。

あの花はなに?ときかれて、八重桜よと答えたのだけれど。あれがそうなの?と聞き返されたりなんかして。違ってないか今もって不安。もしちがっても、「わたしの中ではやえざくらなの」といって通そう。弘風館と明徳館の前あたりにあるあの木は、八重桜であってますよね?葵さん、かなえさん。

と。こんなところで聞いても仕方ないのだけれど。

夜の学校にいると、雨に遭遇する確率が高いような。雨は好きです。いろいろなものをなめらかにさせるので。来週は銃検があるので、その日だけは雨に降ってほしくない。荷物をもっている時に雨に降られると困るので。

自分の誰かに対する負の感情を誰かに話す時に、「射殺したいです」とかって、てっぽを持っているときに云ったらどうなるんだろう。と思いつつ。

やはり雨が降ったほうがよいのか。感情をなだめてくれる。



2002年04月12日(金)
THE SOBBING LADY

はじめてのアルバイト。視聴覚教室とパソコン室を足して2で割ったような一室で、テレビやビデオやパソコンの管理。ビデオの巻き戻しとか、簡単なパソコンの操作とか。てゆっか。パソコン。DOS-Vってなんですか?95って何?ひとつのソフト起動するのに4分かかるんですが。利用者のみなさん、まさかそんなにかかると思わないらしく(当然だって)何度もクリックしてくれちゃってフリーズ。

まあ。フリーズしているかどうかも数分経ってみないとわからなかったりするのだけど。

とりあえず、好い感じ。学校の図書館。

引き継ぎようのノートとか見ているとおもしろい。「補助員席から見て右側、ちょうど死角に入るところから女性のすすり泣く声が聞こえる。行ってみると男子学生が笑い声を押し殺しながらビデオを見て居た。どんなビデオを見ているんだろう。それよりも注意するべきでしょうか?」。。。おもしろい?これ。夜遅いと怖いです。やっぱ、おもしろくなんてない。

らくしょー。とか云って調子に乗ったときが不安なので。怖いよ、つらいよ、大変だよー(<<予防線(?))。

C2のパソコン2回強制終了いたしました。B5のビデオデッキ利用者から、「突然電源が落ちた」と云われたので、抜けてしまった電源プラグを入れました。椅子の車輪に引っ掛かって抜けてしまうみたいです。もぐってコンセントをさして、あげた頭を机に打ってしまった。とほほ。



2002年04月13日(土)
NATURAL

百貨店の書籍コーナーでけいこさんに会いました。「なんであんたこんなところにいんの?あんたに電話してたのに」と云われましたが。電話。どこにかけてたのでしょう?けいこさん。わたしの携帯の番号知らないし、自宅に聞いてみても連絡が入っている様子もないし。謎です。

用件は、日曜、用事が入ったからキャンセルねー。とのことでした。月曜から愉しみにしていたのに。えーん。

今日の彼女は「MONSTER」の最終巻を買って、お茶に行くとか。

日曜に一緒にお買い物に行く約束をしていたのです。わたしが「また今度ね」の一言を惜しんだので、次があるのかどうかはわかりません。くすっ。

全然話は変わるのだけれど。ごくたまに。とても自然な「受容的な雰囲気」を身に纏っている人が居て。それがとってつけたふうではなくて。といういう人がいる。ちっとも批判的でないし、決して否定しない。抑圧しているのでなくて普通にそういう感情が浮かばないんだろうと云う。今まで片手で数えられるくらいしかあったことないのだけれど

ときどき、そういう人になれたら好いなあと思うのです。

えと。その。天然には勝てませんってことで。



2002年04月14日(日)
DELETE

一瞬この日記を削除したくなったのです。会ったこともないような人の意見は、厭だったら無視しちゃいますが。思わずこの日記のIDとPASSを知っている人に携帯電話でメールを入れて。「日記消して頂戴」と。とにかく消して。と云ったのだけれどオンラインになった時に確認してみたら残っていました。びっくり。

そしてすこしうれしかった。

いつもこそこそと見続けている「ヨルコワ」さまのように倹約とデパ地下の安売り情報の日記にしてしまおうかしらと。思ったのだけれど。でも。「ヨルコワ」さまのアーカイブは決して日常に埋没しているわけでなく、かといって現実感がないわけでもありませんね。よく読んでみても。

迂闊にリンクを張ることに対して不安を感じるのでリンクはしませんが。

そう。某、泉さまの「ほんとにもう」みたいなの。とても好きだけれど。さすがにリンク張るのは怖いのです。えへへ。

そんなこんなで。お友達の携帯電話と固定電話の両方に留守番電話の伝言機能にhappy birthdayを真夜中に吹き込んでおきました。14日になる15分前に。

「これ残しておいたら来年はわたしの歌は必要無いね」みたいなことも一緒に吹き込んだせいか、それを聞いた彼女は何度もわたしに連絡を入れてくれていたようです。

ゴメンナサイ。金曜日から、携帯電話の電源切っていました。どうしても用事のある方は自宅の方にお願いしますね。場合によっては父上がワンコールででたりしますが。



2002年04月17日(水)
銃検いってきました。

重たい鉄砲かついで、警察署まで。行って来ました。違法な改造をしていないかのチェックなんですが。毎年4月にあるのです。

わたしのは、標的射撃用。
競技用なので、規定の上限ぎりぎりの重さなのです。重い方が安定するので。だから、もちはこぶのは、すっげ。大変。

鉄砲を持っている人はみんな指定された日にぞろぞろと、長物をひっかついで警察署にやってくるのですが。なぜか、「銃の品評会」(笑)と化していました。

わたし以外は男ばっかり。それも、中年ばっかり。そんで、銃も競技用ライフルはわたしだけ。あとは、野山を駆け巡って野鳥獣を撃つための狩猟用銃ばかり。みなさん、軽々と2丁も3丁も持っていて。

狩猟用銃は軽さが命なのですね。うらやましい。ほんと。

で。ね。ワールドカップの日程表もいただきました。何故かなと思ったら。
「試合の開催日には開催される都道府県に銃を持ち運んだり発砲したりしないでください」
とのことでした。

うーむ。そんなことしても、テロって起こる時は起こるのにね。

「まっすぐ家に帰ってくださいね」と云われて居たにもかかわらず。
家に置きに帰る時間がなかったのでそのままカウンセリングにいっちゃいました。精神科医とカウンセラがつながっていないの。ありがたいと思う瞬間。カウンセラさんにそれなあに?ときかれて、ライフルです。と。にーっこり笑って答えました。えへへ。

来年は、またどっかの医者にいって
「ノイローゼ?そんなのかかったことありません。
 不安発作?それ。何ですか?
 心神耗弱?いえ、ありえません。」
とかいって、「心神耗弱および精神異常じゃあありません」
の診断書をゲットしなくてはならないようです。

ゴメンナサイ。ここで謝罪しておきます。

しょうこちゃん嘘つきです。



2002年04月25日(木)
HARD DAY

や。なんてかね。いそがしかったのよとても。午前中はほえほえとすごしていたのだけれど。12時から16時迄今出川でアルバイト。16時に大好きな人の1人と逢い引きをする約束をしていたのです。時刻を16時としてたのだけれど。ごめんなさい。16時迄のアルバイト。いくら、待ち合わせ場所の地下鉄の駅の上とはいえ、16時ジャストには間に合うのはむずかしかったのね。結局5分?いや7分ほど遅刻してしまいました。16:45から授業。さぼりたいさぼリたいと思いつつ。半時ほどの逢瀬の相手からいってらっしゃいと。いわれて。出席しました。で。授業中にぼーいふれんどから電話。伝言に切り替えて、こそこそとおやゆびメール。「いまじゅぎょうちゅうおわったらcall u back」あれ。人が授業中にやっているのはほんとに不愉快なんだけれど自分がやるのは全然平気だわ。発見発見。
授業終了と同時に電話を。いわく、「今から三条に来い」と。その時刻は18:15。わたし、このあと20:05からの7講とかもあるんですが。なんだろう。こういう時、次の予定をいえない人なのです。選択は行くか行かないか。授業に出るかでないかのふたつしかないので。結論しか云わない。「ん。じゃ。これからそちらに向かいます。てか三条ってどうやって行くの?」京都の学校に通って10年目なのにこれは多少情けないかも。結局、勘でバスを選んで乗りました。しかし。40分もかかってしまったのは何故だろう。高島屋のホールで会ってそこから夜の京都をふらふらと。なんと云う小路なのか知らないけれど四条と三条の間の細い道。賀茂川にそった道で。不愉快な思いをしました。ぼーいふれんどがそれに気付いてないところがさらに不愉快。
結局ビニールの。なんていうんだろう。のれんというのかカーテンというのか。のようなのが扉の代わりにかかっているラーメン屋さんでラーメンと共にビールの中を。ついでに、セルフサービスのだいこんきむちとかもつまんだかな。店を出て。隣の王将でぼーいふれんどは餃子を。幾つ買っていたのだろう。家にあげてはくれぬのかと聞けば。かたづいてないから駄目だと抜かす。一番近い「京阪」の駅へとつれられて。ごめんねここまでしか送っていけないけれどここから帰れるよね。と。20時の5分前。地下に続く階段を指してわたしに背を向けた男を見つつ。タクシーを拾って今出川迄。信号で停まっている自動車やらその間をすりぬけようとする二輪車やらの交錯する中。わたしが乗った自動車もぼーいふれんどが去って行ったのと同じ方向に少し進んで。その男はjay walkで窓の真横をわたしには気付かずに通り過ぎてゆきました。抜きつ抜かれつするのをああわたしだけが知っていると。おもいながら。
学校の正門でおりて授業に。20:05分。しかし。いくらなんでもそのまま教室に入るのも気が引けたので。お手洗いで顔を洗って歯を磨いて。ついでにフリスクもかりこりとかじって。後ろのドアを。大きく音のするドアをできるだけ静かに開けて。すべりこみました。
机についたとたんに。あの四条と三条の間の小路での出来事を思い出して。涙がとまらなくなっていた。
そう。前を歩いていた観光客と思しき男女が。後ろを歩いていたわたしたちをさりげなく先にゆかせたのですよ。袖を引き合って立ち止まって。それを短い距離で3回も。アメリカ人には見えなかったのでヨーロッパかどこかかな。ベルギーあたりやもしれぬが。おもわず「てめーのきたない女に触れようとは思わないしてめーのもちものにも興味はないよとあいつらにゆってくれ」とぼーいふれんどに云いそうになったのだけれど。それを押しとどめていたせいか。
結局、授業が終わるまでこぼれつづけるなみだはとまらず。嗚咽することなくただ流れるにまかせて。
つか、わたしのぼーいふれんど。中国人のような風采だが日本人だっつうの。国籍だって日本なの。ちゃんとパスポート見て確認したんだから。といっても。その外国人観光客にIDをみせるわけにもいかないでしょう。
ただ口惜しかったのです。口惜しいと云うか哀しいと云うか。なんとも遣りきれない気持ちって。こういう時に使うのかしら。でもこの感覚。もしかしたら夜の海外の都市を歩いたことのない人にはわからない感覚なのかもしれない。



2002年05月12日(日)
けーたいってやつは

安直過ぎる。と思うの。わたしだけかしら。さびしくなったら答えてくれる。誰かをさがせば、誰かにつながる。うざくなれば、電源切ってさようなら。

自分の所属する場所ひとつひとつに、それぞれ別の端末を用意して、都合が悪くなったら解約しちゃえ。と。

しーりんという人に、「泣いた」で終わった日記をさらしつづけていたせいか生存確認のメールがきました。けいたいで。

わたしは生きている。ここにいる。2階の後ろに大きな窓が全開の。5月の空気を体中で感じられる。窓の高さはフロアから10cmもないのです。てすりはあるけどね。窓というよりもドアみたい。2階分下はコンクリート。しかし。この図書館のパソコンコーナー。カーペットがかなり、奇妙な色に変わっていました。ピンクに。

いやね。入館磁気チェックのゲートは1階だから、カーペットの色は直接は見えないのだけれど。入った途端にいつもと違う雰囲気を感じてしまった。天井が白だから、じゅうたんの色を映していただけなんですが。

図書館に暖色はないでしょう。ピンクはないでしょう。ピンクは。落ち着かない。グレイとかブルー系とか。せめてクリーム色。

と、私の部屋を説明しようと考えて。ちょっとびっくり。かなり。奇妙かもしれない。この図書館に劣らず。

床、紺のじゅうたん。天井も紺。壁、2面は白い壁。1面は木。ここまでは普通だけれど。ベッドの横の壁は畳。壁に畳。いつ。張ったのだか覚えてないのだけれど。無意識に暴れても身体に傷をつけにくそうだから。なのです。くすっ。

紺とか木の色とか、おちつく色のはずなのだけど。落ち着かないのはなぜかしら。

安直な解決方法、電話をかける。に、3000エスクードくらい。

めぐみちゃん、かなえくん。ありがとう。ごめんなさい。熊本から大津まで。かけさせるなんて。しょこちゃん、最高。みんなも、しょこちゃんに電話かけてあげるといいよ。しょこちゃん、小躍りして喜ぶから。たぶん。

犬の場合。家族にごはんと寝る場所と、ハグとキスをもらう。>>ぼくのことをこんなに大事にしてくれてる。この家族はなんてえらい人なんだろう。と。思う。

猫の場合。家族にごはんと寝る場所と。ハグとキスをもらう。>>ぼくは。この家族に、こんなに大事にされてる。ぼくはなんてえらい猫なんだろう。と。思う。

祥子ちゃんの場合。一概には言えません。