再生するタワゴトver.5
りばいぶ



 修学旅行

稽古、というか、ワークショップ始まる。
今回は10月12日の旅出しまでの二週間足らず(実際の日数が)、来週からの舞台を組んでの稽古の前に、どこまで、頭、身体、心を全体が持っていけるか、これがテーマ。
ホンの内容にも、普通とは違うアプローチで、別角度から再検証してみる。
有態な言葉だが「楽しみながらつくる」、これは中心。

なんやかやで九月も終り。
プロ野球は最後の盛り上がり。
明日は清原の引退試合。
所信表明は所信表明じゃなくて、
大臣はすぐに辞める人がいて、
解散は目の前で、
わたしは久しぶりの一日三現場ブッキングで、
元気だ。
自分は泳いでいないと死んでしまう魚なんだなぁと、
今年も残すところ三月というところで
再確認している。

ただ、タバコを購入するのに、タスポでなくスイカをタッチして買えなくていらいらしたり、
次の日は、だから注意したのにやっぱり買えなくて、ビックのポイントカードだったり、そんな自分にイライラしたり、
ただ、携帯電話で喋っていながら、ポケットをまさぐり、「あ、やべ、携帯が、ない」と電話をしながら焦ったりしているだけだ。
ただ、あってよかったけど(汗)←気がつけ。。。


2008年09月30日(火)



 ようやく

先日から観たい観たい言っていたダークナイト。
ヒース・レジャーの遺作。
ようやく。

外苑前での仕事を終え、六時前、
この後、なかなか時間がなくなってしまうので、調べると、
まだ、やってました。
新宿ピカデリー、十八時十分〜
なんとか駆け込めそう。
で、急ぎで向かうと、なんと、満席(汗)
この作品はなかなかに見れない。

情報を教えてもらってから、近所の映画館は作品が変わり。他で調べると全くタイミングが合わず、封切りから上映していたところはどんどん減り、こないだは、ついに、「これはもう午前中に見るしかない」と、朝早く池袋に向け出た上に、必殺の中央線人身事故が見事に前の列車で起こり、観られず。。。
こうなると、観るなということなのか、とも思いつつ、あきらめよりも悔しいので、十九時からの銀座に、電話で確認した上で向かう。
これなら、急がずゆっくり、外苑前から直で銀座に向かえば良かった訳である。外苑前→赤坂見附→新宿三丁目、新宿三丁目→赤坂見附→銀座
で、やっとやっとやっとっと入れました。

で、二時間半。
息をも吐かせぬ。
しかしジェットコースターにのってるというよりは、もっとアナログなものに乗せられていて、脳みそがフル回転している状態。
重すぎる「選択」の連続。
突きつけられる「人間」というものの存在。
立ち位置によってそうならざるを得ないのか?を提示
そんな人物たちに首を突っ込まざるをえない様な、設定と状況。
おもーいのに、端々にある洒落たセリフに笑い、
なんか、一緒に考えさせられちゃってイチイチ、
で、最後、鳥肌。
ただ、ダークナイトってでるだけなんだけど。←観ればわかる
脳みそと体と使って、疲弊したような、しかし心地いいような疲労感。
で、結局のところ、最後の子どもの一言が(希望)のような気もするが、そんなもんより現実の方が強くて、でも、それを、一つ一つをどうとるかは、観た人に任される。
「もしも」は歴史にはない。
けど、この作品にも
どうしようもなく「もしも」を考えさせるが、しかし「もしも」は「ない」のだ。
これは、、、すごいな。
観てよかった。
ヒース・レジャーも、ゲーリー・オールドマンも、モーガン・フリーマンもみな、良いです。が、これは脚本ですかね、やはり。
そしてこれは、是非劇場で見るべき。

しかしこれ、アメコミのヒーローものなんだよね…
上質エンターテインメント…んー、こんな言葉じゃないな。
すごい、おもろい。(安い言葉だなぁ)
こんなことをハリウッドにやられると…と言っていた板垣氏の言葉がずーんとしたりして。。。確かに。

2008年09月28日(日)



 十一月、告知。

旗揚げ公演〜ハンバーグにもぶるどっく☆けちゃっぷでしょ〜

演劇ユニットぶるどっく☆けちゃっぷ
【約三十の嘘】
2008年11月27日(木)〜30日(日)
@阿佐ヶ谷アルシェ
作  土田英生(MONO)
演出 藤井ごう(R‐vive)

チケット料金 前売り2200円 当日2500円 ※全席自由


【タイムスケジュール】

11月27日(木)
14時〜(Sチーム)/19時〜(Мチーム)

11月28日(金)
14時〜(Mチーム)/19時〜(Sチーム)

11月29日(土)
14時〜(Мチーム)/19時〜(Sチーム)

11月30日(日)
13時〜(Sチーム)/17時時30〜(Mチーム)
※最終日のみ公演時間が変わりますのでご注意ください。

【Sチーム】
阪上善樹
北川翔子
吉森琢也
谷口 一
坂井憲尚
高橋さおり
目谷哲朗

【Мチーム】
山本恭敬
柴田みゆき
服部雅広
日野出清
荒牧冬樹
北川茉奈美
市川考樹

※チームによって出演者が異なります。

「映画になった作品」と言った方がわかりますね、これ。
わたしが至極好きな本なのです。
その元舞台台本です。圧倒的にわたしはこっちの方が好き。

http://buruburu5050.jugem.jp/

なんじゃかじゃは、ここに。

2008年09月27日(土)



 今週は

なんやかやで、稽古して芝居観て。

昨日は久しぶりのうちの本城くんとなんやかやで呑む。
これからのこととか、色々…
そんな中、拾っただけでも、
R−viveに出てくれている人たちの芝居が来月に一挙にあります。
雑賀くん、石塚さん、田中しげ美さん、中谷千絵さん…
…みな違う…
わたし、来月はちょっといけなさそうなんですけど…
上手く時間が合えば。

十一月の下旬に阿佐ヶ谷の親しみある小さい小屋である
「約三十の嘘」公演(わたしは演出のみ)
ダブルキャストにて、今月中旬から稽古開始。
昨日、キャスティングを出す。
我ながら、「全く印象のちがう作品になる」キャスティング(笑)
お互いに見合っても、参考にはなるにせよ、真似しても意味ないでしょうね。なにせ、まったく違う人が、同じ役になってますから。
詳細は、明日27日版に載せときます。

本日は、小竹にて、昴とサイスタジオの提携公演「ハーフライフ」(加納さん出演)を観る。
んー、固く、たんたんと進むなぁ。というか、進んだだけ。
衣装とか意味わかんなかったし、
考えさせられる、計算高いホンで、主のお二人の年輪に裏打ちされた存在感とか素敵、なんだけど、
目的がそこに集約してしまっている感じ。
「人間ぽい」人が、残念ながら一人もいませんでした…
一人変われば、全くもって観やすい作品だったよな気がするのだが…
そんなハナシを呑みながら(?)ちらと。

さ、来週からは修学旅行の稽古もはじまるし…
思いを新たに、シンプルに。


2008年09月26日(金)



 あたり

養成所、用意したものが現場の進み具合によって、できなかったりする。
でも、その中で、「なにが大切か」
実際の作品作り(修了公演とか)になってしまうと忘れがち、というか、ずっとついて回ることを、今、できることを感じて欲しい、と思いつつ、じっくり時間をかける。

夜は、新宿にて、Anの公演。

端的に言えば、難しい作品なのだが、
右脳にダイレクトにうったえてくる作品。
四の五の考えず見る。

作品テーマは重く、「絶望感」が圧倒的。(あくまで私的意見ですが)
「死」と「生きていることの無意味さ、意味」を問いかけられている感。

なのに、舞台から、その裏から伝わってくる熱さは
「でも生きる生きる生きる!」
あつい…
しかし、私にもそのDNAがあるからだろうか、
「生きる」を肯定しない自分だったりするのだが、あてられる。
俳優の「身体」を通して。

なんか、ここのとこ、お金をかけて、霧にかかるものを観てきたせいか、潔すぎて。「あ〜そ〜だような〜」なんて軽いものではないが、
「身体の説得力」がそこにあった。
とても気持ちがいい。「そこに存在するということの大きさ」を感じる。

ここ最近、文句ばっかりだった気がするのだが、それも含めて、あー、良かった。
残念ながら明日までですが、西武新宿、シアターミラクルまで是非。

去年の九月ご一緒させてもらった、フライングステージの関根さんがゲストのアフタートーク(嫌いなので滅多にみない=アフタートーク)まできっちり観ました(笑)

人間をきっちり描く(手法は色々でも)描けるカンパニーは楽しい。
よい意味で脳みそが動いて眠れない。
そんな日の紹興酒はとても、美味い。

2008年09月23日(火)



 内輪しかわからんかもしれませんが…

故あってボイトレ関係の本をいくつか読了。
今まで所蔵してたものと、新しく買ってみたものも含め。
その一冊「「声がきれいになる本」の中、、
カ行のトレーニング、更にその中の「コ」である。
(もちろん、声に出してトレーニングすることが大前提とされているわけ)
カ行が苦手な方は、是非どうぞ。(実際にはカ→ク→ケ→コ→キの順で言っていくそうな)

「カ」 かんだらかむだけ辛いカラシ/重ねて確認、確実に
「キ」 きっと君は来てくれる/気さくで気がつき器量よし
「ク」 曇ってくすんだクリスマス/ひゃっくり、びっくり、くりくりの目
「ケ」 今朝すごいけんまくでけんかした/剣道のけいこはけっこうつらい
「コ」 今度、近藤さんと来よう

え。

「今度、近藤さんと来よう」

これはもう、既に、なんなのかわからないが、わたしには馴染み深く、俳優でもないのに、ひどくよく使ったことのある言葉である。しかも、わたしの場合

「今度、近藤さんとココに来よう」

と、さらに言葉の訓練になるような、プラスアルファである。
近藤さんことKさん(あ…)は、大変美食家で、お酒が好きで、そして断酒を宣言されている(?)方だ。←すいません。
そして、R−viveの立ち上げからずーっと、お付き合いしていただいてる音響さんである。大変よくしてもらっていて、
最近は、修学旅行、も、ハナシがちがう!、もやってもらっている。
作品のお付き合いだけでなく、
お店も、それは、わたしもおいしいものが好きで、お酒が好きで、そして断酒はしていないので(?)、
「ココ」と言ったところには必ず連れて行ってもらったり、紹介したりするのだ。わたしの行き付けの何軒かは、教えてもらってたりして、この云年はずっとそんな感じ。とある店には

「近藤井」

なるキープボトルが存在しているのだ。これなら「あれ、こないだごうちゃんの名前でいれたっけ?あれ、○×劇団さんだっけ?、僕の名前だっけ?」なんてことにならないわけである。「近藤」(あ、Kさん)であり「藤井」でもあるわけだ。素晴らしいアイディアなのだが、大抵、次に行ってそのボトルを頼むと変な顔をされるのは、なぜだろう…、世の中は不思議に満ちている。

今年もまだもしかすると、足利で蕎麦と、どうも沖縄も(わたしは直接ご本人から聞いたわけではないですが)一緒らしい。断酒は?

だからどうした、と言われると

なんでもないんだけど…

私のアーティキュレーション、「カ」行の「コ」については心配なしってことで…

「今度、近藤さんと今年中にココにコレ食いに来よう」

内輪も広がりを見せているってことで(堪忍)
あ、こんな文を書いているうちにやらなければならないことがある…


2008年09月21日(日)



 なんか…

後期養成所のはじめは、前期が目一杯、台本のこと、とか、セリフのこと、だったので、「からだ」と「聞く」をまず「身体」で感じてもらう。で、「相手を受け入れられる」状態をどのように作るか。

今日は文学座のアトリエ公演を見る。
粟野くんがでている。
前評判が高く楽しみにしていたのだが、、、
わかりやすい、いい作品であることは間違いないんでしょうが、
そこどまりだな。
俳優と、ホンまで。か。
途中、場が荒れるときの医者の対応(これはホンの問題かも)と、
この芝居何色?と、
後半にかけて余計な手が入っていて、ん〜
最後も絵が決まらんし
これは設定から何から何まで抱腹絶倒で進み、いつのまにやら泣かされている。
そんなドラマだと思うのだが…
というか、そういう体験ができる筈だよな、これ。
なんて思いながら観てしまった。
なんか、「安心して観れて」、最後に「泣ける」
それは実力ある新劇団だからさぁ、当たり前のことで…
そういうドラマなのだろうか…
あとは、確実に、わたしが楽器をやってたからですな…
付け焼刃はやはり、難しい。
わが身にかえって思うこと多し…

R−vive誰ガ為ニ〜に出て貰った
加納さんと、塩見くんとばったり。
吉祥寺でちょっと乾杯。

来週はAnとその加納さんの出演作を観に。
最近、芝居が当たらない、、、
是非に当たりたい。。。

全然関係ないが、巨人がやっと強い。というか、やっと、実力どおり。
今は、とにかく、野球が、広島が、面白い。



2008年09月19日(金)



 てーま

「約三十の嘘」
稽古始まる。
面白いホンです、ホント全役「こいつら何考えてんだ」

限られた時間の中、かつダブルキャスト…。
大半が元教え子たち、これまでと違う関係を築けたらと思う。

中島監督のパコと魔法の〜
鑑賞。
後半戦はさすがに技法も含めおもろいが、なんだろう、前半、話の転換点を見逃したのか、腑におちなかったのか、人物(?)の変化についていけず…達者なんだけど

青年劇場さんの芝居
観劇。
うーむ…

ブラジル帰りの(総移動時間四十二時間だって…)師匠も来ていて、久々一献。
ちゃんと電車のアル時間に帰途。←奇跡(多分、移動しすぎです)
「修学旅行」も秋旅の稽古が目の前
遂に「沖縄に行く修学旅行」を「沖縄」で

こんだけのことをしときたい、しなくちゃいけないを、「限られた時間」でどう有効に具体的にやれるのか。当たり前のようでこれ、今年後半戦のテーマだな…

2008年09月18日(木)



 秋茄子

本日は演出家板垣氏
と、なんとなく先の打ち合わせな感じで、というか、来阪前に土用ですねぇ(7月)行きましょうなんて言っておいて、完遂されていなかった心残りも踏まえ(笑)
つまり、呑みに。

いつもお世話になりつつ、よいものをいただいたいる。なにせ、触発されるわけで(笑)

二軒にまたがり(土用ではないが丑も)
ワーワーワーワーしたなか、今回は…

池上彰
ダークナイト

について。
ダークナイト、アメリカンヒーローものを同じバットマンを観てから(作品違い)全くみていなかった私の完全盲点。厚き人間のドラマがそこにあるらしい。二時間半の濃密な時間。その後何人かにも聞いたり言ったりして、好評。これは観ねばと思い、近所のシネコンの上映は…
先週まで…

池上彰、はわかりやすく世界の現代史を説明している本が多数。NHKの週間子供ニュースでずっとキャスターをしていた人。これは流れだ読んでみるかと、最近漁っていてまだ手もついていない本の山を横目に
アマゾンでポチッと(何時か)。
来月の支払いが怖いな…

しかし、炭火で焼いた秋茄子、美味かったなぁ
こういう時ばかりは、日本人に生まれて良かったなぞと言ってみる…

2008年09月14日(日)



 おくりびと

賞もとっちゃって話題の「おくりびと」を
レイトショーで観る。
封切り日。
…どうしても初日に見る!と頑張っていたわけではないが、
芝居も、こんな晩くから始まってくれると、大概いけるな…

賞をとったからではなく、
別で見た映画の予告編で、山崎努と本木雅広のやりとりが非常におかしく、「これは…」と思ったのであった。

で、

面白かった。
上質の作品だと思う。
脇役が良い作品は見ていて気持ちがいい。
偶然がとっても多いのはおいといて。

しかし、前半戦。
…まあ、皆あらすじ知って観てるから別に
なのだが、
その当の私が「あ、いいな」と思ったシーン。
これはどう考えたって、それを観た九十パーセント近くの人たちはいいと思うわけで、作り手側としても勿論なわけで。
流れの中でも。
ここは明らかに、ぐっとハナシが持ち上がる場所だった。
というか、「意外性」から、ハナシにぐっと引き込まれる場所。
それまでの主人公に同調できない人も、その妻に同調できない人も、この「意外性」(といっても笑えて楽しいんだけど←笑えるの一つ「意外性」ということでもあるが)で、ハナシを受け入れる。

で、知ってても勿論面白かったのだがそのシーン。
できれば、知らずにおきたかった。が、結論。
知らずに出会えていたら、更に違ったものになっただろうなぁという印象。
「意外性」は「意外性」であった、「あーこれこれ」と「上塗り」では決してないのだ。
残念でならない。

とはいえ、そのシーンに出会っていなければ、果たして映画館に足を運んだかどうか…

本木雅広が宣伝で出ていた番組で一言

「こんだけ流したら、もう観なくてもわかるんじゃないですかね?」

んー、確かに。

2008年09月13日(土)



 久しぶりに

来週からまた後期のレッスンなんかが始まって、
すぐに修学旅行の秋のたびの為の稽古。
あと、十一月末に、元教え子たちの旗揚げ公演があるので、その演出。
で、十二月にはまた大阪に舞い戻って、「ハナシがちがう!」の稽古。

今は、本屋に入り浸る生活。
+、なんの因果か、帰京してからも折角の機会だし、と、時間さえ許せばップールへ。なんだか強迫観念にかられたようになっている…
で、終えてから喫茶へ?

そういえば、こんなに本にどっぷりとは至極久しぶりだな。
演劇系のホンだけじゃなく、資料だけじゃなく、
無作為にジャケ買い(CDでもないのに…)して、
手当たりしだい読む。
とてもじゃないが、来週までに読み終わる筈もないのだが…
プールで余分な脂肪をおとして、
で、
ホンで余分な脂肪を頭にしっかりつける。

…なんのつながりもないが…

昨日はらくだ工務店を見た。
構成もよくされている。
でも、どこかで見たような…、誰かが書いていたような…
俳優さんの一人がどうにもダメで(わたしにはね)、中核をなす役だったので、とても消化不良。
今週来週あたりは、しりあいの出ている「おもろい」とされている公演が続く。


2008年09月11日(木)



 局地的豪雨

今夏はよく言われていることだが、局地的豪雨が頻発した。
「晴れ」のわたしはお陰さまで大阪在住で、降られた日も一日だけ。
と、高を括っていたのだが。

東京におよそ一月ちょっとぶりに帰ってきた。
誰もいないのい、一月の家賃と駐車場代と、電気代と、諸々、
一体なんの為に支払ったんだ。。。
↑と、誰にでもないあて。

現在は木造の古い家を賃貸しているわけだが、
(といっても、内装などちゃぁんとしている)
帰って、外出して、どうもかなりの夕立があった日、
リビングの座布団がなぜだかぬれている。
しかも、びしょ濡れ。
壁からも、天井からも離れ、はて、これは一体…
ということで、原因もよくわからないまま…
ふと、窓際の壁を見る、と、見たことのない筋がというか、浮いている。

あれ、こんなだったっけ?

と思いつつ、もしや、「ここを雨水が通って」
という疑念が生まれるが、なにせもう雨は上がっている。
どうにもこうにも仕方がないので、その日は就寝。

で、次の日、

窓際の天井が、二箇所たわんでいる。
盛り上がっている(天井から見ると)
押すと
プニュっという。
もう一度
プニュ
さらに
プニュ
なんともいえない触感…
て、そんな場合じゃない。

どう考えても、これは天井の壁紙に「水」が溜まっているわけで。

そういえば、帰京したその日に、その下にあるティッシュやらが茶色く色づいていたりしたのは←気にしないことにしていた
こいつのせいだったか…

今にも落ちて来そうなほど膨らんでいる天井。

慌てて不動産屋に連絡。
とりあえず水を抜く事に

バケツと洗面器で雨水を受け止める。
こんな古き時代のドラマみたいなことは実のところ初めて。
顔色が真っ青になる不動産屋を見て、

あー、やっぱりこれは相当ややこしいのだな。
達観してみたり(笑)

すぐに大家さん(別に近所に住んでいるわけではない)も飛んでくる始末。
唖然とする大家さん。
二人で、ヒソヒソと話ながら…

あー、これは相当にややこしく、お金のかかることなのだな。
また達観してみた。

梅雨時期もなにもなかった。
ということは、積年の雨漏りか、
または、
局地的豪雨(八月も三回ばかりあったらしいので)
が原因ではないか?(あくまで空論)
とにかく、時間がかかることらしい
大家さん、不動産屋ともども大変丁寧な応対をしてくれるが、

ここは、

滅多にないことなので、不自然を楽しむことにする。
局地的不自然…

局地的豪雨が工事前に降らない事を願って。

2008年09月08日(月)



 すっかり遅ればせた夏休み。

山に、海に、魚に、温泉に、酒に、魚に、酒に
と、しばし芝居を離れる。

山を登って、皿を作って、ドライブして、
と、
どうも似つかわしくないことをしている(笑)

そんな中、本日、やってきました

パラグライダー

九百メートルのところから、零メートルの海岸砂浜目指して、
海岸でインストラクターさんと待ち合わせ、そこから、ハイエースで昇ること約三十分。そこから飛び立つわけだ。
約十五分余りの空中遊泳。

これはもう絶景。
人間、ほんとうにすごいものを体験すると

「すげぇ」

としか発せません。
ま、わたしだけかもしれませんが…
いい年こいて
口、開いたまま(笑)

人生観が変わるというわけではありませんが、
こりゃ是非、高いところ怖くない方は、一度。
一人九千円くらいと高すぎず。

パラグライダー

また、インストラクターさんが一人なので、山道をハイエースロングで降りてくるという都会の人には滅多にできない経験のおまけつき(って、ただ単に、インストラクターが降りると、誰も車を動かせないだけだったりして…)、これも大層、楽しい。

元来、上から見る高所恐怖症ではなく、下から高いビルを眺めて「あそこにぶらさがってたら…」なんて言って怖くなる恐怖症があるのだが、果たしてこれがどうなるのやら…

なんか、平和ボケしそうだな…

2008年09月04日(木)
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