マキュキュのからくり日記
マキュキュ


 (日記) 昨日はこの上なく楽しかった。&赤面物語。


昨日は久々に結構飲んでしまった。
楽しいとついつい飲みたくなる。
いや・・・・・ちょっと違うかも・・・・・・。
飲まないとやってられないくらいつまらない時も、飲んでしまうこともあるもんね・・・。(笑)
でも昨日は何せ楽しかった。

じょーじんちゃんたちが5人で来てくれ、そのメンバーの中にそろそろ会たいなぁ・・・と思っていた人もいた。
その後、ぇみちん、ちーちゃん、コマキ、ひろさん、スピ、てつ、キタちゃん、などがぞくぞくと来て、カウンターもボックスも埋まり久々の満席に・・・・・・。
よくもこんなメンバーが集結したと思うほど、みんながみんな顔見知りで仲良しのからくり仲間ばかり。
だからその内、みんながそれぞれアッチコッチ席を移動しあい、そこで又会話が盛り上がる。
そのうちにカラオケ大会になり、店がひとつになって盛り上がる。

何か昨日みたいな店の雰囲気は、アタシが思い描く理想中の理想だな・・・・・・。
店対お客ではなく、毎日がホームパーティーのような店。
そこにたまたま知らない人が来ても、すぐにみんなと溶け合い、混ざり合える店。
コレがアタシの理想なのだ。

そんな感じで昨日は2時チョイまで盛り上がり、みんなで時計を見て「あれま!!!もうこんな時間だわ!!」と慌てて我に返り、それぞれの住処に帰っていった。
いつも言うけど、ウチはエンジンが掛かるのがオソイノヨネェ・・・・・・(発汗)
アクセル全開の時はすでに店の終了時間を過ぎてることがシバシバ・・・・・・(ため息)

みんなが帰って行き、洗物を手伝ってくれていたぇみちんとスピと三人で「お腹すいたね」と、近所に最近オープンしたばかりのラーメン屋に。
そしたらマスターは顔見知り。そこで軽くいっぱい飲んで、ラーメンや餃子やツマミを食べて、お腹も満ち、代行も来たので帰ろうと思ったら・・・・・・・・・・・・・・・。


「ぎょっ!!鍵が無い!!」

どこを探しても鍵が無い。
バッグの中身をすべて見ても鍵が無い。
ジーンズのポケットを探っても鍵が無い。
ラーメン屋のマスターに聞いても鍵が無い。

えっ!? どうして?????

えっ!? なんでぇ?????

えっ!? まさか??????

だって鍵閉めてたった1分ほど歩いてきただけじゃん!!!!!!

無くなるはずないじゃん!!!!!!!

スピが店まで戻って店のドアや道端をすべてくまなく探してくれたが鍵が無い。
代行の運転手たちも探してくれたが、鍵が無い。

「どうしよう・・・・・・。鍵が無きゃ帰れないし、店にも入れないし、アタシャどうすりゃいいんだよ!!!! 野宿かよ・・・・・・涙」
と、途方にくれること20分。
代行の運転手も華金の稼ぎ時で困った顔・・・・・・。

そ、そ、そ、そ、そしたら何と、Tシャツの胸ポケットに鍵が・・・・・・。(恥)
「あった!!」と胸から鍵を取り出した。

みんなが一斉に、ズッコケる。(シャボン玉ホリデーかい!!)

鍵の音がしないかと飛び跳ねてみたのだが、アタシが豊胸ゆえ、鍵の音がしなかったのだ。
でもまさか、自分でも胸ポケットに入れたとは・・・・・・。

ラーメン屋のご主人に詫び、代行の運転手に詫び、ぇみちんに詫び、スピに詫び、小さくなって帰路に着きました。

皆様大変お騒がせいたしました。
遅くまで引っ張りまわしてすみません。

もうしばらくお酒は飲みませぬ・・・・・・。


2012年06月30日(土)


 (日記) たかちんのこと&やっと診断が付いた。


おととい、数年ぶりに「たかちん」がからくり箱を訪れた。
顔を見たとたんハグハグハグ。みんなでハグハグハグ。
たかちんもちょっと痩せて(お腹は相変わらずだったww)益々坂本龍一風情のお顔立ちに・・・・・・。(ほめすぎ?ww)

元々たかちんが一番最初にからくりに来たのは、アタシが松本に来たてのころ、クラブでホステス兼歌手のバイトをしていた時の同僚だった(I)ちゃんが連れてきたのがきっかけだった。
彼女は今現在、岡谷で気功の先生をしているのだが、たかちんはそこのお客なのだ。
話をしてみれば、たかちんが当時住んでいたのが、からくりの近くだったので、それから大常連になってくれたと言う訳だ。

今でもたかちんは時々(I)ちゃんの気功を受けに岡谷に行き、今回もその帰りにからくりに寄ってくれたのだった。
アタシも(I)ちゃんとは時々電話で話したり、彼女が松本に来るときにはランチをしたりしてるのだが、彼女は以前から若くしてリウマチを患っていて、松本の医者に診てもらっていた。
しかし今回、とてもびっくりしたのは、彼女も本当の病気はリウマチではなく、線維筋痛症だったと言うことだ。
きっと彼女も長年、診断が付かなかったのだろう。

おとといはたかちんの顔を一目見ようと、昔からの常連がたくさん集まり、会話やカラオケも弾み、とても楽しい夜をすごした。
たかちんもフルサトキッチンに帰ってきたみたいな心境だったにちがいない。
なんせ、週4の割りで心とお腹を満たしに来ていたのだから・・・・・・。

大常連だった人が、転勤や結婚などで移動し、からくり箱から遠く離れていくのはとても寂しいことだが、こうして会いに来てくれ、あ・うんの時を過ごせるのはとてもうれしい事だ。

サテサテ・・・。

話は突如変わって昨日は憧れの(?)篠ノ井病院に行ってきた。
朝8時に出発し、お金の都合で行きも帰りも下道通行。チョンマゲもヒジを故障していて、ずっと片手運転。(チョイ怖)

やっと10時ごろ着いたのだが10時半の予約が、待たされること2時間。
さすが浦野先生の診察を待つ人が多いこと多いこと。
待合室の硬いイスに腰掛けていたら背中と腰が痛くなってきた。
チョンも耐え難い様子。
やっと昼前に診察室に入ったら、ものの5分ほどで問診が終わり、検査にまわされた。

血液検査・尿検査・レントゲン検査を受け、その結果と本格的な診察は午後の3時からだというではないか・・・・・・。

「ほえ??」

ため息混じりに「今日は一日仕事になりそうだね・・・・・・」と言い合い、時間をつぶせる場所を探す。
ガストを見付け、入ったときには背中の痛みと腰痛がピークに・・・・・・。
食事を摂り、ドリンクバーを頼み、時々店員の目を盗みながらハンドバックを枕に横になり、背中を伸ばす。
(こうしていないと息も詰まりそうで)
そこで一時間半ほど時間をつぶし、病院の駐車場まで戻り、車の中で少し転寝をする。
ようやく3時になり、待合室に。

今度はすぐに呼ばれ、診察に・・・・・・。

病名は「強直性脊椎炎(きょうちょくせいせきついえん)」が主な病気で(やはりあまり知られていない病気らしい)、線維筋痛症が合併しているとの事。
首と腰と背中に骨の異常が多少あるみたいだ。
しかし、どちらの病気もそれほど深刻な状態にはなってはいないので、しかも篠ノ井病院まで通いきれないと言ったら、信大のリウマチ・膠原病科に反対に紹介状を書いてもらい、これから信大で診てもらう事になった。

もっといろいろな話が出来ると思ったのだが、忙しすぎる先生みたいで、オートメーション的扱いに、少し気落ちした。

レントゲンの写真と検査結果をCDに焼き付けてもらうため又、待合室でしばらく待ち、ようやく夕方に帰路に着く訳だが・・・・・・。
やはり予想していたとおり、小一万かかってしまい、又財布が空っぽに・・・・・・。(ギリ足りてよかったが・・・・・・)

さて帰ろうと思ったら、チョンのヒジが大きく腫れて来て、運転不可能に・・・・・・(ギョエ!!)
結局アタシが運転して松本に着いたらもう7時近く。
(こんな事ならぇみちんに頼めばよかったが、まだ初心者運転のぇみちん。それはそれで山道のすれ違いは、チョイ怖だったことだろう・・・ww)

二人とも身体ボロボロ、背中ピキピキ、腰がバリバリで、近所のスーパーで夕食を買い、それを掻き込んで9時半には寝てしまった。

何はともあれ診断結果が出たことが嬉しく、安心はした。
今日はまだ背中と腰が痛いのだが、食うために店を開ける。


2012年06月28日(木)


 (日記)おお、愛しのパソコンよ・・・・・・。他。


やっとパソコンが使えるようになった。
パソコンが使えない時に限って書きたいことがたくさん頭に浮かぶから不思議だ。

ああ、このタッチ・・・・・・。この安心感・・・・・・。
どれほどこの日を待ちこがれたことか・・・・・・。
どんなにどんなにお前に会いたかったことだろう・・・・・・。

これもドクター(D)のお陰だ。
つくづくアタシは人に恵まれていると思う。

サテサテ・・・・・・。

6月は正直、最悪な心持ちだった。
二ヶ月半もの間、ほとんど店ができなかったので必然的に払えないものがたくさん溜まり、気持ちばかりが焦る割りに体が動かせず、昨日観た(嫌われ松子の一生)ではないが、激しい絶望感と無力感にさいなまれ続けていた。

「これ以上生きていれば人様に迷惑が掛かるばかりだ。アタシは生きるに値しない無価値な存在なのだ。だからこそ、こうして次から次へとお金に悩むような出来事ばかり起こるのだ。ではどこでどうやって死ねばいいのだろう。なるべく痛くなく、苦しまないで死ぬ方法はないものだろうか」と、そんなことばかりを真剣に考えるようになった。

ここまでの心境になると、残された家族が悲しむとか、お金よりも命の大切さを知れとか、保険金でお金を返されても喜ぶ人は居ないとか、自分で死んだら地獄に落ちるだとかのことはどうでも良くなる。
思い悩んだ挙句、自死を選ぶ人は居る。サッサと死ねばいいのだが、しかし、死ぬ覚悟はある程度出来上がりつつあるもの、まだアタシは多少の理性が邪魔をして、いろいろと尚、思い悩んでしまうのだ。

家で死ねば、ただでさえ家賃が少し滞っているのに、借主に死なれたとあったら、ますます借り手がなくなり、家主に迷惑が掛かってしまうと思う。
これは店で死んでも同じことだ。
あの心優しく温厚なビルオーナーを裏切りたくない。

どこかのビルから飛び降りれば、そのビルオーナーに心象を悪くしたと損害賠償を請求されかねないし、人を巻き添えになどしたものなら、えらいことになる。

車に飛び込めば運転手に迷惑が掛かる。

橋から飛び込んだり、諏訪湖に飛び込んでも、苦しければ泳いでしまうだろうから、助かる可能性は大だ。

かと言って雪山まで行くガソリン代もないし、近くの山で首を吊ったところで、のどかで平和な松本市。なかなか死体が見つからなければ、保険金の支払いも遅れてしまって、チョンマゲが可愛そうだし、何のために死んだのか元も子もなくなる。

そんな事をアレコレ考えている内に、よく効く薬があてがわれ、手足の痛みが軽くなり、また少し希望が沸いて、店を開けられるようになった。

しかし、いきなり店を始めたところで、ドッとお客が押し寄せてくれるほどの人気も人望もなく、暇な平日が続く。
残されたささやかな仕入れ金はすぐに底を突く。
金曜日と土曜日くらいは多少動きがあるものの、少し売り上げがあったと思えば何かしらの集金が来て根こそぎ掻っ攫っていく。

その内に大きな支払いを約束していた日になり、数日間生きるため、3千円だけ残して置き、到底足りなかったのだが、釣銭から、財布のわずかなお金から、はたまた珍しいので記念に取っておいた2千円札まで掻き集め、それでも5千円ほど足りなく、5千円だけ待ってもらい、全て払いにまわしてしまったので、つり銭ゼロ。仕入れ金ゼロで、次の週の月曜日から木曜までは店を開けられず閉めていた。(笑)
やっとお客が必ず来ると解っていた金曜日に釣銭ゼロから店を始めたという事態に。(笑)

卵一パック買うのも悩み、サラダ油が無い。歯磨き粉が無いので塩で歯を磨く。会社からトイレットペーパーを一個ずつちょろまかしてもらう。
本当にそんな映画のようにデンジャラスな日々が続いていた6月だった。

しかし、そんな中、嬉しい事もたくさんあった。

お米を届けてくれた人。祖母の写真とDVDと、手作りのバッグと、お菓子を届けてくれた人。食品衛生組合の会合に行く費用を貸してくれた人(これを年に一度受けないと、もう店が出来なくなる)。来るたびにたくさんの釣銭を置いていってくれた人。無償で手伝ってくれた人。何度も何度も遠くから通ってくれる人。パソコンをなおしてくれた人。メッセやメールで励ましてくれた人々・・・・・・・・。
そんな人々が居てくれたので、まだまだ苦しさは続くのだろうが、何とか今がある状態なのだ。

まだまだアタシは生かされていて、少しはアタシを必要としてくれる人も居てくれてるのだと思う。

明日は数年ぶりでたかちんが来る。
彼は以前からくりの近所に住んでいた。
ほぼ週に4回ほど通っては、ビールを飲み、食事をし、いろいろな話をし、互いに悩みをカミングアウトし合い、何でも話せるからくりファミリーの一員だった。
しかし転勤で東京に戻ってしまい、少しずつ松本に来る機会も減り疎遠になっていった。
でもアタシのことは忘れないで居てくれたみたいだ。

明日はみんなで楽しく語り合いたい。

そんなことが時々あることも、ちゃんとアタシが生かされている証拠なのだ。


2012年06月25日(月)


 【愛猫日記】 金蔵は泣けるほどに優しいこだなぁ・・・・・・。その他


昨日、いつものようにミュウー婆さんが散歩に出かけていた。
アタシたち人間は台所で朝食の用意をしていたのだが・・・・・・。
すると突然、耳をつんざくような猫のけたたましい叫び声が・・・・・・。

またいつもの金蔵にそっくりな、ノラ猫のドッペル君がやってきて金蔵と窓越しに遣り合ってると思いきや、金蔵は居間にいて、あっちをキョロキョロ、こっちをキョロキョロ、やはりものすごい興奮状態。

「ああ”〜〜〜〜〜っ!!!!!ミュウーがやられてるんだ!!!!!!!!!!!!!」

アタシタチは異口同音で叫び、チョンマゲがあわててパソコン部屋の窓辺へ。

そしたらあのドッペル君がミュウーを組み解き、馬乗りになってミュウー婆さんを攻撃しているらしいではないか!!!
ミュウーは人間で言えば90歳である。若いノラにかなうわけがない。

方や金蔵は、隣の部屋の窓辺から、ミュウーに加勢すべく、雄叫びを上げながら窓越しにドッペル君にシャドー猫パンチ。(気持ちはよ〜く解るけど、窓の内側からじゃ、届かないわなぁ・・・・・・・汗)

チョンが渾身のドスを利かせた声で「こら”〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっっ!!!!!!」と怒鳴りつけたら、ドッペル君はあわてて逃げて行き、ミュウー婆さんも部屋にすっ飛んで逃げ帰ってきた。

幸いミュウーに怪我は無く、アタシのベッドルームに引きこもり、アタシやチョンにまで八つ当たりで威嚇しているが、それだけ元気なので事なきを得たようだ。

しかしあのミュウーの叫び声ったら、異常だわ・・・・・・。(苦笑)
ちょっと大げさなのよね・・・ミュウー婆さんは・・・・・・。

しかし、その後の金蔵の心配具合が半端じゃないのだ。

ミュウー婆さんを慕い、いくら擦り寄っていこうとしても常に阻害され、威嚇や猫パンチを食らい、まったく相手にされないにもかかわらず、金蔵ったら、ミュウーの居る部屋の方向を、まるで仔リスのように身を乗り出しながら心配そうに覗き込んでは、あっちにウロウロ、こっちにウロウロ・・・・・・。
それをずっと繰り返しているのだ。
その心配時間たるや、およそ1時間。

なんて金蔵は優しい子なのだろうか・・・・・・。
泣けるよ・・・・・・。ホント・・・・・・。

ミュウー婆さんよ、いくらなんでも、もうそろそろ気を許してやって、金蔵と遊んでやればいいのに・・・・・・。
このヒステリック猫め!!

本当に金蔵は3枚目でアホなところもあるが、心優しく、かわいい。
金蔵の面白い動画を2〜3個載せたいのだが、載せ方がいまいちわかんない。


サテサテ・・・・・・。

おとといの土曜は一週間ぶりに店に出て、お客さんは3組と暇だったのだが、チョンマゲの友人が来ることになっていたのでチョンも店にいた。
なので餃子のタネの仕込み方をアレコレ指導し、チョンに仕込んでもらった。
チョンもひざに水が溜まっていたので、お手伝いはそこまで。
後はAKIKOさんがバトンタッチをしてくれ、ずいぶん助けられた。

土曜は餃子が全部で5人前売れた。
さすがに餃子を5人前包んだら、昨日はとても手が痛かった。
たったそれだけのことなのに・・・・・・。

今アタシが出来ないことは、5分以上同じ場所に立っていることと、チョットした物をつまんだりする作業がとても痛くて辛い。

※ アイストングで氷をつかむのが辛い。

※ ジプロックやマジックテープの開け閉めや、豆腐・卵豆腐などの蓋をあけるのが辛い。

※ 缶切りが辛い。

※ 包丁がすばやく使えない。

※ 運転の際、カーブの時のクロスハンドルが辛い。

などなど・・・・・・。

今日から平日は一人なので、ちょっと心細いが、常連客が来た際には甘えながら、座りながら、店をやらせてもらおうと思っている。

それに懲りずにどうか売り上げ協力お願いいたします。




2012年06月04日(月)

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