マキュキュのからくり日記
マキュキュ


 (日記) とらさんはバランス良好男だ。


昨日とらさん4回目のご来店。
遠方からのお客さんの中では第二位の最多来店数。
(一位は東京に転勤になったたかちん。2日の日はたかちんも来る)

はやり入店時は目深な帽子とマスクと眼鏡。
でも、もうビビることもなく直ぐにとらさんだと解った……。
いくらなんでも二度目だからねぇ……。(笑)

さっそく二人でビールで乾杯し、雑談をし始める。
けん爺ととらさんが先日会って食事をした時の話やら、アネモネさんはどうしているだろうかねぇ…?と言う話やら、二人の共通マイミクさんの話からはじまり、それぞれの近況報告などなど話題は尽きない。

こんな時間が一時半間ほど過ぎ、そこに歌いながら入ってきたのが事務長。(笑)
えらくご機嫌なご様子。
とらさんと事務長も、もう顔なじみなので「やぁやぁ、おひさしぶりです〜」と言う事で、乾杯を。

事務長、どうやら職場の部下の結婚式の帰りらしい。
店に入るなりカラオケを歌い出し、マイク離さ〜〜〜〜ずに……。
そうこうしている内に毒舌2から電話が入り、今駅前で業者仲間たちと飲んでいるので、これから6人で歌いに来るとのこと。

やった!!

ところが、昨日は祭日なので暇を見込んでいて、付き出しも抑え気味に用意していたので、ここで慌てて出し巻き卵を作り、付き出し代わりにして事なきを得る……(汗)
(番狂わせは水商売の常ナリ)

毒舌2たちご一行が来た所に、ギタケン君が……。
以前日記にも書いた、現代風ブルース流しのお兄ちゃんで、アタシのマイミクでもある。
毒舌2たち、ギターの生演奏に大変喜び、歌うわ歌うわ……。


そんな盛り上がりの最中、コマキがご亭主とご登場。
昨日は嬉しい番狂わせで、大いに賑やかな一日になった。


こう見ると、とらさんはとてもバランスの良いオーラを放っているように思う。
4回中の1回目はほぼ満席状態を経験し、2回目は店内が落ち着いていた時だったのでゆっくりと二人で色々な話ができ、コマキやダウアーも来てくれ語らいの日になり、3回目は北海道関係者がなぜか3人並んだので、北海道の話で盛り上がり、昨日の4回目でまた別の盛り上がりを経験していただいた。
なので、4回来ただけで、色々な場面のからくり箱の凝縮した姿を見てもらう事が出来た訳だ。
実に効率が良いよなぁ……。

とらさんは連泊しているので、今夜もからくりに来てくれるようだ。
いまごろ、大王わさび農場にでも向かっているのかな?
ちょっと天気が怪しくなってきたが、せっかく信州を楽しみに来たのだから、どうかぐうたら神よ、雨など降らさないようにして差し上げてくださいな…。

さてさて、今夜はどんな夜になる事だろう……。
今日も忙しいといいけれど……。
ただ、とらさんのバランスで言うと、暇なのかなぁ……。
誰でもいいから賑やかしに来て〜〜〜〜〜〜。


2011年04月30日(土)


 (日記) 店をやってて本当に良かった…と、思える瞬間。


きのう、とても気がかりでいた常連がようやくきてくれた。
その人はからくり箱をとても気に入って通ってくれていたのだが、ある日を境にプッツリと来なくなり、電話をしてもメールをしても連絡が途絶えていたままで、何か重い病気にでもかかってしまったのかと、とても気になっていたのだ。

やはりその方の職業柄、もえつき症候群とでもいうか、ぽっかり穴が開いた状態になり、精神的にすごく凹んでいたらしく、一切の知人との連絡を閉ざし、しばらく引きこもり状態でいたらしい。
アタシも徹底的に凹めば、たとえ親友たりとも連絡をする気にもなれず、一切を遮断してとことん凹み切るという荒療治で自分を治療してきたので、気持ちは痛いほど解るのだ。

幸いにも他に客が居なく、しばらくは二人だけだったので、いろいろな話を真剣にした。
彼の言う事に耳を傾け、アタシの思いをはなし、語り合った。
そうしたら、ほんの一杯だけ飲みに顔を出しただけだったその人が、3倍も4杯も飲んでくれ、シミジミとした声でこう言ってくれたのだ。

「いやぁ…、本当にこの店は良い店だなぁ〜と、つくずく思うよ……。他の店だったら話せないような話をママは真剣に聴いてくれるし、上っ面だけでなく親身になって苦言的な意見もちゃんと言ってくれる……。それに、ここに集まってくる人たちもみんな善い人間ばかりで、俺はホントに、この店を知って良かったって思うんだよね」と……。

経営者冥利に尽きる言葉ではないですか……。

やはりアタシは脱がせ屋であり、吐かせ屋であり、愚痴聴き屋が合っているんだろうなと思う。
人間が元気な時はアタシなんかの存在を忘れて他で楽しめばいいと思う。
元気な時ばかりではなく、その人が弱った時や痛んだ時にこそ寄り添える人間でありたいと思うのだ。
人の弱った姿を興味本位で探るのではなく、安心して吐きだせるような空間を作り、共感し、時にはアタシなりの意見をきいてもらい、その瞬間だけでも、気を楽にしてもらいたい。

やがてからくりマジックが解け、事務長がきて、その後じょーじんちゃんがきて、又その後に(Y)っちがきて、昨日は店を終えた。

人間が落ち込むと、這い上がるにはけっこうな時間が要るものだ。
しょせん、はいあがるには、自分が自分を納得し切れない限り、人が何を言おうが、どんなに思いを寄せようが無理なんだと思う。
だって人が落ち込む最大の原因や要因は自己嫌悪が最も多いからだ……。

ただ、張りつめた気持ちをいつまでも一人で持ち続ける事も辛すぎる……。
そんな時に、ふとドアを開けてくれ、アタシに訴えかけてくれたら嬉しいし、もしもその場が賑わっていたら、まざって少し一緒に楽しんで、それはそれで仕方ないと又の機会を狙ってほしい。

辛い時って、あまりに幸せそうな極楽トンボな人には何も話したくないものだと思う。
ありとあらゆる挫折や苦難を経験した人にしか、アタシだって本当の心の内は明かしたくないもの。
なのでアタシはけっこうな艱難辛苦を味わって来たつもりなので、そんな時こそ利用してほしいのだ。


2011年04月29日(金)


 (日記) 未来に希望が持てる予感。


何から書いて良いのか解んないくらい書きたいことだらけで……。(笑)
ただ、全てアタシの個人的な事なので(いつもの日記もそうだよね…)読んでも面白くないかもしれないけど、最近ますます健全な良いオーラを持つ人を引き寄せられてるみたいで、なんとなく楽しくて嬉しいのだ。

月曜日に久々にアイちゃんと言う大昔(松本に来立ての頃)からの友人と会った。
彼女は諏訪に住んでいるので中々会えないのだが、年に1〜2度くらいの割で食事などをしている。
彼女は気功の先生で、とても不思議な能力も持つ、癒し系不思議仲間の一人である。
昔、長野県の伊那にある、日本でも最大級のパワースポット「分杭峠」に連れて行ってくれたのも彼女だ。

久々に会ったので、ここ最近に起きた良い事、不思議な事、しかし金蔵の病気や何かで相変わらずド貧乏な事、7周年のサプライズの事、ニセモノのおかげで本物に出会えた話…などなど、積もる話が沢山あって聴いてもらってきたのだが……。
すると彼女に「マキちゃんはここに来てやっとおでこか頭のチャクラが開いたんだよ」と言われた。

チャクラに付いての詳しい事は解らぬが、今までは開きそうで開かず、開かないようで開きかけてはいたらしい。それがパカッ!と開いき、今とても良いオーラを出していると言われた。
なのでこれからが色々な事に挑んだり夢がかなったりするチャンスだそうだ。

そして昨日。
最近メールと言えば、MIXIからのメールやブックオフだの楽天だの、宣伝メールか迷惑メールの方が圧倒的に多いので、半年くらい放置していたのだが、フと気になって、一つ一つのメールを削除したり振り分けていたら……。
以前やはり不思議な、しかもかなり確実な霊能力を持つ女性に岡谷まで会いに行った事があるのだが、その女性から2月にメールを頂いていたではないか……。
気付かず、二か月以上も放置していて申し訳なかった……。

(まだアタシの事を覚えていてくれたんだ……。そして、気に掛けてくれていたんだ…)
そう思ったら嬉しくて涙が出た。

メールによると、
覚えていますか? 最近アナタがどうしているか気がかりで是非会ってお話がしたいです。
アナタのお母様とお祖母さまから伝言も預かっていますよ。
一度ゆっくりお茶でも飲みませんか? もちろん、私からのお誘いなので、料金など要りませんので(笑)気軽に遊びに来てください。
というような内容だった。

(下は当時の日記。次の日のが凄いんだけど、かなり長文なので興味がある人だけ読んでね)
http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/day?id=87374&pg=20090611
アタシはものすごく嬉しかった。嬉しくて泣けた……。
それで5月の10日に岡谷まで彼女に会いに行ってくる事になった。
ちょっとドキドキだけど、母や祖母の伝言を早く聴きたい。

そしてまたまた昨夜のこと。
昨日も雨で、正直腐っていた。
またお茶っ挽きじゃ、やり切れないなぁ…と思いながら日記のコメントへのレスなど書いていたら、友人のレイちゃんからメールが…。
共通友人の修君がキャリコンの試験に合格したので、今夜急きょマキちゃんのお店で修君と亮子さんとの3人で合格祝いの飲み会をする事になったとのこと。

やった!!

アタシャ美味しい煮魚や好きそうなツマミを用意し、彼女たちを迎えた訳だが……。
その中での話で、アタシが店をやりつつ、空いた時間でもう少しお金を稼げる術は無いかという話になり、今50万くらいのお金が有ったら何か資格が取りたいな〜と言ったら、流石に皆さまキャリコンのプロフェッショナル。
色々なアイデアを出してくれて、行きつくいたところは結局、昔やっていた「愚痴聴き屋」を再開してみたらどうかという話になった。
後、ちゃんとした占いの講座ならそんなにお金を掛けなくても受けられるという事も聞いた。
マキちゃんのジェットコースターのような人生を活かし、感覚を活かし、親身に愚痴を聴いてあげたり、占いなどの技術を身につけたら、とても合いそうだし、この店の空いた時間を仕入れも仕込みもなく利用できるじゃない?との事だ。
(そう言えば最近誰かに占い師みたいな風情だと言われた事が有ったような無かったような…)

流石、グッドアイデア!!
普通ならキャリコンの先生三人に、こんな話をしてもらうだけで、ウン十万も掛かる。(笑)

人生にしても、お料理にしても、歌にしても、書くことにしても、引き出しはいっぱい持っているのだから、それを活かさなければ勿体ないと言われ、少し自信が持ててきた。

後、もうひとつ物書き志望者のアタシに取ってとても興味深い仕事があることを教えてもらった。
「ききかきすと」と言う舌を噛みそうな仕事だ。
もちろん、ちゃんとした仕事で、これは講座を受け試験に合格しなければならないそうだが、志望者を数人集めて先生に松本まで来てもらって講習を受けたらどうかという話になった。

「ききかきすと」とは、自分史や何かを残したい人が居ても、自分で文章を書くことや、ストーリーを考えるのが苦手な人の代わりに、その人の人生を聴きながら、その人と相談しながら、その人の代わりに文章を書いてあげる人の事らしい。

実に面白そうではないか……。
修ちゃんがその先生を知っているとのことで昨日早速コンタクトを取ってくださった。

なんか、ハローワークなどには頼らずに、アタシが役に立てそうなことや、アタシらしさで楽しみながら出来る仕事もちょっとは有りそうで、少し希望が湧いてきたところだ。
何かワクワクしてきた。

人生どこでどう転ぶかは解らないけど、周りに居るそんなパワフルで良いオーラを持った人たちのアドバイスを色々と受けながら、アタシにできる事を見付けようと思っている。







2011年04月27日(水)


 (日記) 店が暇だと晩酌のツマミが増える……(汗)


昨夜の晩酌はツマミが沢山あった。
それは如何に店の週末が暇だったかという証拠でもある訳で・・・、まぁ、嬉しいような悲しいような複雑な気持ちなのだけれど……。

テーブルに上がったツマミは…。

コマキ作の煮物。
(高野豆腐、大根、人参、揚げ、その他もろもろが入ったとても美味な煮物)

いなり納豆4個。(店の一品ツマミの残り物)
※作り方
(挽き割り納豆をボールか何かに移し、しこたまコネ、そこに刻みネギ、粉鰹、を加え、七味、醤油で味をつけ、それを半分に切った揚げの中にスプーンで詰め、さっと焼いたもの)

あさりと白菜の味噌煮(付き出しの残り物)
※作り方
(だし汁にあさりの茹で汁を加え、そこに刻んだ白菜を加えてしばらく煮、白菜がしんなりしたら、酒、みりん少々を加え、生姜のしぼり汁少々、味噌、醤油を加え、好みの味付けにし、最後に殻から外したあさりの身と刻んだネギを加え、煮えばなに七味を振って頂く)

餃子(店の一品の残り物)
※ 作り方は企業秘密(企業かい!!)
ってのはウソで、前にレシピを載せたはずなので省略。

豚ロースのネギ味噌焼き、キャベツの千切り添え(これだけは晩酌用として作ったもの)
※作り方
(味噌、刻みネギ、おろしたニンニク少々、おろした生姜少々、みりん、醤油、七味を混ぜ合わせた味噌をロースに塗ったくって、少々時間をおき、それをフライパンで香ばしくきつね色に焼いたもの)
※ スペアリブをこうして焼いて食べても旨いよ!!

野菜スープ(これも急にこんなスープが飲みたくなり、即興で作った)
※作り方
(キャベツ、白菜をやや大きめに切り、玉ねぎは太い千切り、人参は薄い拍子切り、生シイタケは4つ切りにし、もやし少々を加えてサラダ油少々で炒め、ひたひたに湯を注ぎ、鶏がらスープの素、塩、コショウを加えて、溶き卵を加え、最後にごま油を一〜二滴たらしたスープ)


これらをツマミとおかずにし、かなり裕福な晩酌をした。

さぁ、今日から又仕事始めだ。

せめて今週は好天に恵まれますように……。

……と、ここまで書いたら天気が急に曇り始め下り坂に……。(アチャ……)
ぐうたら神よ、アンタどこまでくそ意地悪いんだ!!!!!

あぁぁ・・・・・とうとう降ってきたし……。
しかしいつまで寒いんだ……。


2011年04月25日(月)


 (日記) 昨夜の事&GW休暇のお知らせ。


昨夜の土曜日はずっと雨・雨・雨。しかもけっこうな本降り。
この大型連休目前の金・土の両日が雨では、ホント、水商売は大打撃だよなぁ……。
ただでさえみな、連休用に財布のひもは〆ている時期で、オマケに給料前ときている。
(こんなじゃ、お茶挽くかもしれないなぁ…。)と、嫌〜〜〜な予感。

と、そんな所にさっそうとあらわれたのが救世主あきらちゃん。

逆光と目の悪さで誰が入ってきたのかいつも一瞬わからないのだ。
「いらっしゃいませ!」と言いながらも、ハテ?ダレ?という感じである。
目の前に来てやっとあきらちゃんだと解った。
「あれま、あきらちゃんではないですか!」

いやぁ…、お茶を挽かずに良かった良かった、昨日はあきらちゃんがスーパーマンに見えましたねぇ……。

それからというもの、他にお客さんが一切来ず、昨日はほぼ貸し切り状態で……(汗)
いくら自称「福の神」のあきらちゃんでも、さすがに連休前の土砂降りでは効力を発揮できなかった模様。

「まぁ、たまには落ち着いてゆっくり語り合いながら飲むのもいいじゃんね!!」と言う事で「語り処からくり箱」の本領発揮デーに。

昨日はあきらちゃんもアタシも実によく飲み、あきらちゃんは実に良く食べてくれ、良く語り合い、良く歌ったなぁ……。

11時過ぎにダウアーが来てくれるまでは、二人だけの大宴会というところだった(あきらちゃん、こんなオバハン相手にかわいそうに…汗)
なにせボトル一本丸まる開けて、二本目の封を切ったもの…。
なにせふたりともベロンチョだもの…。
あきらちゃん、このところパチンコでかなり好成績をあげている感じで、給料前だというのに懐がホカホカなのだ。(羨ましい…)

途中でケンさんに電話をしようか、と言う事になり、お電話を……。
やはりあの雨ではさすがに新宿の魔界本拠地もショボ〜ンなご様子。
その時点で本拠地も松本支部もゲストはたったの一人ずつ…。
でも、ケンさんの元気そうな声が聞けて、良かった♪

ダウアーが来た頃にはあきらちゃん、もうかなり出来上がっており、次回分まで飲食料を置いていき、またもやダウアーを拉致して再び夜の街に消えて行った。(若いってことは元気だなぁ……)
それでアタシは代行を呼んで帰ってきたのだ。
昨日の代行の早いこと早いこと……。
土曜日だから1時間は待つのを覚悟していたら「駅前から直ぐに行きます」だって…。
暇なのはウチの店だけではなかったようだ。ヤレヤレ……。

ハテ…、二人は無事だろうか……。
あきらちゃんは車でちゃんと寝ているのだろうか……。

来週末の29日にはとらさんが又東京からわざわざ飲みに来てくださる。
とらさんは今回で4度目の来店だ。
嬉しい事だなぁ…。ありがたいことだなぁ・・・。


ところで、GWの休暇予定ですが・・・…。

5月3日・4日・5日の三日間は予約でもない限りは連休しようと思います。
予約が有れば、1万以上のご飲食、もしくは4名様以上であればいつでも開けますのでどうかよろしくです。(解るでしょう? この切実さ…汗)

その他はいつも通り、毎週日曜日と、第三月曜日を定休日とさせていただきます。



2011年04月24日(日)


 (日記) 凄いよ!! 凄すぎる!!!!この人の歌。


アタシの母も若いころ進駐軍の慰問(古っ!!)などで歌を歌っていた人間である。
むかし、母が大好きでよく歌っていた古いシャンソンの「人の気も知らないで」と言う歌を何気にフと思い出し、ちょっと聞いてみたくなってYOU_TUBEで探していたら、もの凄い人の歌にたどりついてしまった。

凄いよ!!! 凄すぎるよ!!! この人の「人の気も知らないで」!!!!

聴いた瞬間、鳥肌が立ちっぱなしになった。

新井栄一と言う人らしいけど、名前すら知らなかったなぁ……。

(今までの人生もったいない事をしたと、後悔……。)

でも、偶然に探しえたという事はアタシって案外やるじゃん!! って感も……。
きっと今がこの人の歌に出会える時期だったのだろう……。

声と言い、歌い方と言い、顔と言い、アタシどっぴんしゃんと壺にハマりすぎて、一気に大ファンに……。

しかし、ただ一つだけ残念で仕方がないのは、最後までこの人の歌だけを聴きたかった……。(涙)
(石井好子さん、石井さんのファンの方、ごめんさい。)

http://www.youtube.com/watch?v=Zerj2i4_pxU


2011年04月23日(土)


 (日記) なぁ〜んにもしたくない日がある。


空はどんよりと薄暗く、時々の突風に身体をくすぐられ、ケタケタ笑い合っているような庭の笹の葉たちの囁きが聞こえてくる。

その奥に田んぼが広がり、田んぼの真ん中の農道には犬を散歩させている人がチラホラ立ち止まってあいさつなんかを交わしている。
その向こうにはちょっとした家並みが見え、その又向こうには山々が連なっている。

アタシのパソコン部屋から見える風景。
アタシは四季折々で変化する絵のような、この窓枠から見える風景が大好き。
こんな風景を眺めながら、何杯もコーヒーを飲み、シャンソンなんかを聴いて、いつまでもいつまでもボーっとしていたい日がある。
足元で眠っている金蔵を足先でコチョコチョしたら、うるさそうにひとつ大あくびをし、また丸まって眠りに……。
アタシもこんな日は怠惰な猫になる。


ケンさんの「まるでお芝居のように」がとっても良いな。
以前から、いかにもケンさんが歌ったら似合いそうな歌だなぁ……とは思っていたのだけれど、YOU_TUBEで探してみてもなく、もしかしたらレパートリーには入ってないのかと思ったら、サプライズの時に頂いたシャンパーニュライブの「魂の歌」と言うアルバムのCDの中にちゃんと入っていて「ヤッパリ……」とニタニタし、それからこのアルバムを始終お気に入りで聴いている。

このアルバムにはアタシが大好きなシャンソンがたくさん入っている……。

「愛し合わなくて良かった」

「アコーディオン弾き」

「まるでお芝居のように」

「ぶどうの季節」

「陽だまり」

「ボン・ボァヤージ」

「過ぎ去りし青春の日々」

この7曲は特にアタシが大好きな曲。

このアルバムを聴く前までは知らなかった曲だけど「我が心の赤い風船」という歌もとても泣けるいい歌だなぁ。


今日は亭主が帰ってくるギリギリの時間まで、こんな感じでノンベンダラリンと過ごそう……。


2011年04月22日(金)


 【お知らせ】 来る5月2日(月) 若林ケンさん、再び来店。


3月6日のドッキリサプライズのお陰で、アタシはまだまだ誰かに必要とされ、応援してくれる人たちが居るのだ…という事をあらためて知り、ものすごく生きる気や、やる気がドッと湧きあがった矢先、あの悪夢のような震災が起こり、ふたたび奈落の底に突き落とされたような暗い気持ちになっていた……。

むろん、直接震災に遭われた人々、一瞬で家をなくした人、愛する人をなくした人、生きる糧だった仕事をなくした人、思い出の品々をなくした人……その人たちの事を思えば、絶対に幸せである事だけは確かな訳であり、今生きられている事に深く感謝するべき事は十分に解っている。
ただ、この先どんどん生きづらくなってくる事も確実に解っていたので、アタシはとても複雑な気持ちを引きずりながら日々を過ごしていた……。

日本中、いや世界中が「心を一つに」を掲げ、支援や募金や自粛に協力し合う中、アタシはほんの僅かなことしかできず、自分のあまりの無力さや情けなさに自嘲する事も……。
アタシだって協力したい、したいけど何もしてあげられない!! そんな蚊帳の外に外されたような寂しさやジレンマに押しつぶされそうになる事もたくさんあった。

震災後、夜の街はますます閑散とし、物の価格は高騰し、これで増税になったりしたら地震前に既に生きるか生きられないかの瀬戸際だった者たちは、この先いったいどうなってゆくのだろう……。
そんな思いがずっとあったから、単に生が有る事や直接の被害に遭わなかった事を喜んでばかりはいられず、暗澹とした気持ちになることも多々あった。

多分新宿の魔界の人々は、そんなアタシの心情や心の中のやり切れない不安を、何も言わなくても感知してくれたのだろうと思う。
5月2日の月曜日、ふたたびケンさんと彼のお仲間二人がからくり箱に来てくれる事になりました。

あのサプライズの日は、あまりの思いがけぬ出来事に、アタフタ・ドキマギ・ソワソワ・ばかりしていたため、あまり一人一人と落ち着いて話す事も出来ず、変に舞い上がりすぎて、心ここに非ずと言う状態だったので、今回は少し心を落ち着けて、なるべくたくさんのお話をお聴きしたいと思う。

みなさん、ケンさんはじめ、お仲間である東京からのゲストさんたちを取り囲んで、シャンソンの事や日常の事やケンさんのエピソードなどについて語り合いながら美味しいお酒を飲みましょう……。

滅多につくれない、貴重な時間を皆で共有することで、みなさまの想い出の一場面として、その日が心に刻まれる事を心より願っています。

2日の夜は震災の恐怖や不安からしばし解き放たれて、皆でハッチャケて遊びましょうよ。


2011年04月21日(木)


 (日記) 夫がアタシのドッペルゲンガーを見たと言い張るが…。


昨日亭主のチョンマゲが仕事から帰ってきた時のこと。
このコーポの真横が夫の駐車スペースなので、そこに車を止め、先ずは私のパソコン部屋(和室)の前を通り過ぎ、次に居間の前を通り過ぎ、玄関に向かうという足順なのだが……。


パソコン部屋は窓のすぐわきにパソコンテーブルが置いてあるので、少し障子を開けていればアタシがパソコンを打っている時、窓の外からアタシの姿は見えるのだ。
昨日亭主が前を通った時、アタシがパソコンを打ちながら顔をのぞかせていたので、「又あいつは俺が帰ってくる時間だというのにパソコンをやってるわ…」と思いながら玄関を開けたそうだ。
玄関のすぐ隣が居間なので、居間のふすまを開けたら、アタシがもう居間のコタツに入って何食わぬ顔をしてTVを見ていたので「神業みたいに素早くこっちに来たもんだねぇ…」と皮肉っぽくニヤニヤしながら言うのだが……。

『えっ何が!? アタシずっとここに居たよ』

と言ったらチョンマゲが

「うっそだね!! 今パソコン部屋から覗いてたじゃんか…。俺が帰ってきたもんだから慌ててこの部屋に戻って来たんでしょう? 太ってる割には素早いわきゅ(わけ)ねぇ〜」

『嘘も何も……、今まで金蔵を膝の上に乗せながら、ここでTV観てただけだわよ。そしたら金蔵がビクッと動いて窓辺に走って行ったんで、ああ、帰ってきたんだなぁ〜って思ってさ…』

「嘘だよ、確かにパソコン部屋におまえが居たもん!!俺がお前と顔を合わせたらおまえサッ!っと隠れるようにそっぽ向いてさ。それから慌ててコタツにもぐりこんだんでしょ?」

『だ〜〜か〜〜ら〜〜、アタシはここから動いてないわよ! ミュウーとアタシと見間違えたんじゃないの!?』

「バカ、いくらなんでもミュウーとおまえを見間違うなんて事あるかよ。だって髪の毛もちゃんと肩まで有ったし顔も白かったもん…」

『わっ!!怖っ!!! なんか今急に鳥肌立ってきた!!』

「オ、オ、オレも今、頭のてっぺんまで鳥肌立ってるわ!!!」
夫の頭を見ると、本当に鳥肌が……。(夫はスキンヘッドなのだww)
スキンヘッドなのにHNがチョンマゲってのも、どうよ!!

『何しろ天に誓ってアタシはこのコタツに座ってTV観てただけなんだから……』

「いや、絶対にウソだね!! 俺を怖がらせたくて言ってるんでしょう…」

『しつこいなぁ!!!! 絶対にここに居たってば!!! んじゃ、アタシ達と猫たち以外の何者かが此処に居るってことじゃない?? ギョエッ!! それはそれで怖いじゃん!!!』

それからもしばらくの間、ああだこうだ言い合い、互いにあまりに怖いので、結局はミュウーとアタシを見間違えた事にして、互いを納得させることにした。

しかし夫の見たものは一体何だったんだろうか……。
アタシャ多分、さっと動いたものが有ったので、先入観でアタシだとばかり思い込んだだけで、やはりミュウー説が正しいと思うんだけどなぁ……。

ドッペルゲンガーだとしたら他人が見ている内は良いらしいけど、本人が本人を見ると死ぬらしいではないか…。
しかし、この説には、別の説もあるらしく、脳のある部分に腫瘍が出来ると、自分の姿が鏡のように見える現象が起こることが有りえるらしい。
なのでその腫瘍が気付かぬ内に悪化し、やがてはそんな幻覚を見させ、いずれ死に至る事もあるらしいので、自分のドッペルゲンガーを見ると死に至る…という噂が広まったそうだ。

どっちにしてもなんか気味の悪い話だなぁ……。
誰かとてつもない所でアタシを見かけたら教えてね(笑)
でも、怖がりだから、からかっちゃイヤよ。
本当に見た時だけソ〜ッと教えてね。(汗)

久々に不思議仲間のヒデ爺の処にでも行って視てもらおうかなぁ……。

奇妙日記二連チャン。
またまた、べーやんさんに提供できそうな話題でした。(汗)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%83%E3%83%9A%E3%83%AB%E3%82%B2%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%BC


2011年04月20日(水)


 (日記) 予知夢!? 世にも奇妙な物語的な朝 


昨日は日曜日だったので、恒例の亭主とのささやかな晩酌&食事の後は、TVを見ながらぺちゃくちゃだべり、10じチョイ前にはもう互いに互いの部屋で眠ってしまった。
日曜日はいつもそのパターンなのだ。
そんな時間に寝てしまうものだから、いつも真夜中の3時半ごろにいったん目が覚めてしまうのよね……。

それから数時間はNHKを見たり(我が家は何も契約していないので、深夜はそれしか映らない)本を読んだり携帯でミクシィを覗いたりしてるんだけど、たいていは朝の6j時前後の気付かぬ内に、又ふたたび眠りに入っているようだ。

ところで今朝、またまた凄いシンクロニシティーが有ってギョッ!! とした。
正に予知夢を見たのだ。

あまりにもリアリティーの有りすぎるユメを見ると、目覚めた時点でハテ?、ユメだったのか現実だったのか一瞬わからなくなることってないですか?


ないですか…。
まぁ、普通は大体そうですよね……(^^ゞ


今朝の夢は、「今回は家の方の電気代なんだけど…いつごろなら払いに来れますか?」と、中部電力から電話がかかってきたユメだった。

店の電気代も家の電気代も、いつも止まりそうになるとご丁寧にも電話をかけてくれるので有りがたいのだが……。(これはユメではなく本当の話)

もう来たか!! と思い、暗い声で…。
『いくらなんですか?』
そう聞くと

「今回だいぶ使ったみたいだねぇ……。1万4千8百45円にもなってるよ!?」

『え〜っ!?み、み、 店の方じゃなくてい、い、家の方ですよねぇ……。今までそんなに高かったことないし、地震以降いつもよりもかなり節約してたくらいなのに……ウソでしょう!?』

「いや、何か壊れかけの大きな電気製品でもあるんじゃないの?」

『マジ、無理だわぁ・・・。つい数日前にやっと店の電気代払えたばかりだし、猫の病院代とか、亭主の前借金とか、駐車場とか……etc』
と、四苦八苦しながら言い訳めいたことを言っているのだが……。
と、ここまでがユメだったみたいなのだ……。

なんて現実的で目覚めの悪い夢を見てしまったんだ!!! と、夢うつつながら、いや〜な気持ちで目覚めた途端、電話が鳴った。

発信者を見るとな、な、な、な、な、なんと、正に中部電力じゃないか!!!!!!

アタシャベッドから転げ落ちるんじゃないかと思うほどギョッ!!!とした。

「中山さんですか? あの…今回は家の方の電気代なんだけど…いつごろ払いに来れますか?」

夢とまったく同じだ……。

『いくらなんですか?』
夢よりも暗い声でこわごわ聞いてみた。

「7千6百うんぬん円なんですけどねぇ……」

あっ!! 夢とぜんぜん違うじゃないか!!!!!!

アタシャこの言葉を聞いた時、なにげに安心して嬉し泣きしそうになりましたよ……。


『あ、あ、ありがとうございます♪ それで、最高に待っていただいたとして、いつまでに支払いに行けばいいでしょうか?』

やたらアタシの声がハイテンションに変わったので、中電の人が不思議そうな声で…。

「じゃぁ、来週の月曜日の午前中までお待ちしますので……そ、それまでにはよろしくお願いします」という事で電話が切れた。

こっちは夢じゃないのよね・・・? (^^ゞ
アタシはそのまま起きて又眠らないうちに、顔を洗い、今コーヒーをたてながらこれを書いている。

しかし、予知夢というかなんというか、こんな事ってあるのかなぁ……。
リアリティーのある夢は何度も見たことが有るけれど、いくらなんでもこんなケースは珍しい。

金額こそちがったが、中電から電話がかかってきたユメを見た途端、中電から電話がかかってくるなんて……。
まるで世にも奇妙な物語みたいな非現実的な目覚めだった。

べーやんさんに脚本ネタとして提供したいくらいだった。
(氏はよく、世にも奇妙な物語……の脚本を書かれていた(今もかな?)のだ…)

※ちなみに今日は第3月曜日なので、お店は定休日です。


2011年04月18日(月)


 (日記) 未曾有の感謝と絶望


昨日店の駐車場に普通どおり車を止めたら、マキュキュのからくり箱と言う駐車場の借主看板にバッテンがつけられていて、(空)になっていた!!![m:246]
うそ!!!  やばい!!! やばすぎる!!!!!

3月、未曾有(この言葉今では大嫌いになったけど、政府への反発であえて使ってみた)のドッキリのお陰で一気に気持ちが上昇したのに、その5日後の震災で、またまた一気にどん底につき落とされ、このところ、お茶っ挽きは減っては来ているものの、平日などの来客数は1〜2、1〜2とアタシの小学校時代の通信簿みたいで、ガクリと売り上げが減ったので、駐車場の料金までなかなか行き届かず、4カ月分ほど貯めていたので無理もないが……。(謝)
でも、駐車場が無かったら店にも通えない訳で……。

ハテと、どうしたものか……。
こうなりゃ平謝りに謝り、「少しずつ上乗せして払うので、どうか契約はそのままにしてください…」と頼むしかなさそうだ…。(涙)

あぁあ、亭主の前借金が6月まで2万ずつで…、金蔵の医療費が取りあえず1万ずつで…、家賃の溜めが1万ずつ上乗せしなきゃないらなくて、オマケに駐車場もかい・・・・・・・・(パニパニ)

でも、そんな風に極限まで追い込まれ、一寸先も見えない状況になると、なぜかアタシにはいつもスーパーマンか足長おじさんか魔法使いサリーが現れてくれる。
今日も半年ぶりくらいで頼もしい息子的な存在の(Y)が来てくれて、会計の三倍ものお心付けを置いてってくださった……。

アタシがこの世に生きてる限り返せそうもない恩義を受けてる人が増えるばかりだけど、もしも返しきれぬまま天に召されたら、その人たちの事は何としてでもアタシが守って幸せにするからね!!!!!!!!!!!!!!!!!!
昨日も今日も少し忙しかったので、溜めてたものが少しは月曜日に払えそう……。(ホッ!!!)

今夜も他の客が切れた後はダウアーとコマキと三人で、楽しく話して代行が来たので今帰ってきた。

アタシは本当に優しくて温かくて善意の人々に恵まれているとつくづく思う……。
本当に幸せ者だし、感謝しても感謝しても、死ぬまでに感謝し切れない。
こんな万年貧乏でダメ人間の性懲りもないアタシの事を守り続けてくれている人たちに、絶対に何かの恩返しをするまで益々死ぬに死ねなくなってきた。

ごめんなさい……。まだまだ先になりそうだけど、とらぬタヌキの皮算用にもなりそうかもだけど、どうか気長に出世を待っていてください……。(陳謝)

たまに声を大にしてぐうたら神に聴いてみる時が有るんだ。

「たくさんの人がアタシのために、もの凄く優しい事をしてくれるけど、その割にアタシって、少しでも誰かの役に立てているの?」って……。
本当に情けないです。
最近のアタシは嬉し泣きしてるか悔し泣きしてるかばかりだ。




2011年04月17日(日)


 (日記) 昨日の続きのような日記


昨日は不思議友達のひと組でもある、とあるご夫婦(H&M)の妻の方(M)と久々にランチをしてきた。
選んだ店は、とても瀟洒な建物(経営者のご自宅)や、可愛いマルチーズたちが5匹も戯れる、広々とした手入れのよく行き届いた素敵なお庭を見ながらテラスでお食事ができるという、アタシ達の隠れ家でもある癒し系のレストラン。(教え主はコマキ)

喫煙が出来るのがテラスだけなので、スモーカーのアタシ達は季節限定でしか行けない。だから昨日は半年ぶりだ。

この店はどうやって儲けてるの? というくらいの安価で(確かランチは800円程度)、しかも料理の一つ一つがとても丁寧に愛情込めて作られており、見た目も味も美しく、お金持ちのご夫婦が儲けなどは考えず、如何にお客様に優雅な気持ちになってもらい、満足してもらえるかだけを考えているような良質なお店である。
だからよっぽど好きな人じゃなきゃ、教えたくないお店なのだ。(笑)

「ホントここのランチは美味しいなぁ…」
『だわね…。ここに来るとる腹心共に(こんな言葉あったっけ?)満たされて、すごくリフレッシュ出来るよね〜』
などと、ランチをついばみながら不思議話をたくさんしてきた。

照さんのブログの話に始まり、岡谷の不思議女将の話、長野の不思議友人の話、共通知人のタロッド占い師の話、互いの最近に起きた不思議な話、(M)の夫である(H)の話などなど……。
不思議話は後が尽きない。

(M)自身にも多少の不思議力が有り、彼女は霊を感じられたり、時に見えたり、変に直感が鋭く冴えていたりする。

周りにそういう人が多いと自然に移っちゃうのか、アタシにも5年ほど前から多少の不思議力が出て来たみたいで、人の身体の気にかかる部分などは感じられるようになってきてて、どこそこが気になるというと「凄い!!当たってる当たってる!!」等と言われ「えっ!? マジで当たってた? わ〜いわ〜い♪」と言う程度のレベルなのだが、別に治せる訳でもないので、まだまだ人のお役に立てるほどのものではないのだが、最近その確率は80%くらいに上がってきたみたいに思う。
この前ユウコ姉ぇの身体も視てみたら、2か所気になる部分が有り、そこを言ったら「ギョッ!!当たってるわ……」と、目をまん丸にしていた。
親友の美佐緒も膝が気になるとアタシが言った1年後にそう言えば手術になったし。

一度はどこも感じなかったのだが、肛門のあたりだけがやたら気にかかり、でもあまり常連ではないので言いにくく「お尻のあたりが……」と口ごもったら「うそ!!オレ実は、ひどいイボ痔なんだわ…」と言われ、相手もアタシもびっくりした事が有った。(笑)
しかし(M)もアタシも、自分たちだけで不思議がって喜んでいる低レベル。
ただ(H)には以前、「マキちゃんは自分で気付いてないだけで、もう既にこっち側の人間なんだよ。」等と言われた事が有り、嬉しいような不気味なような、複雑な気分だった。

「じゃぁ、何でいつまでもこんなに貧乏なんだよう…」
と聞いたら
『だから貧乏なんだよ』
と、解るような解らないような、意味深な事を言われた。
(H)は実に謎めいた男である。

かく言う(H)の不思議力は既に半端ではなく、アタシが紹介してあげた人から枝葉が増え、かなり通っている人も増えてきたそうだ。
彼は気功やマッサージを含め、迷える子羊たちの羅針盤のごとく、ご自分の物凄い霊感を活かして何とか人の災いを少なくするべく力を駆使している人である。

照さんという方もそうだと思うのだが、(H)も同じで、別に金持ちになりたい訳でもなく、有名になりたい訳でもなく、むしろそういうものを拒絶しているくらいで、ただ感じたものを素直に伝え、人生の参考にしてほしいと思っているだけなのだが、照さんにも(H)にも生活がある訳で…、タダで視てあげてたら自分たちの生活が成り立たなくなる。
かなりの時間も労力も精神力も駆使する訳で…、元々が大金持ちならお金なんかいらないと思う人ばかりだろうが、そこに多少の料金が発生するのは致し方ない事だと思うのだ。
当たるも八卦当たらぬも八卦の眉唾ものの街頭占いだって、ちょっと見てもらえば数千円の料金は発生する訳だし……。

ただ、この手のものを本物かどうか(力自体ではなく良い使い方をしているかそうでないか)を判断する基準は、やはり料金設定に尽きるのではないかとアタシは思う。
いくら力が有ってもべらぼうな料金を取るところじゃ、アタシなんかの貧乏人はとても視てもらえないし、アタシなら高ければ高いほど(この人は人助けではなく金儲けだわ)と、疑って掛かる。

ちなみに(H)は最低金額だと思われる3000円で一時間みっちり視てくれる。
アタシも人生に行き詰ると(H)にHELPを出し、3000円で視てもらっている。(時々友達料金で2500円に値切る)
でも、その後はとても心身共にスッキリし、又安心して働く意欲が湧いてくる。

こういう能力については肯定派・否定派・無関心派に真っ向から別れるのだが、アタシは不思議な事や神秘的な事ってロマンが有ってとても好きだなぁ……。



2011年04月15日(金)


 (日記) 世の中には不思議な能力を持った人が居るもんだなぁ…。


世の中には不思議な能力を持った人がけっこう居るもので…、中にはどんどん胡散臭くなって行く人も沢山いるが、アタシはそういう能力を持つ人が居るということ自体、固く信じている人間である。
神様のような存在は確かに居ると思っているし、不思議なことも沢山あると思っているし、アタシが神様好き、不思議好きの宗教嫌いだという事は、昔からよく日記に書いてきた。

例えば江原さんみたいな能力もそれらの一種だとは思うのだが、そんな能力にある日突然目覚める人は、多分、得体のしれない何者かにアンテナ役として選ばれているのだろうと思う…。
あの世とこの世の橋渡しに選ばれる人や、もっと広く言えば、宇宙とこの地球の橋渡しになる人だって、居てもおかしくないとは思うのだ。

ただ、もしも突然そんな力を授かったとして、欲を絡ませず人々や生を持つもののためにちゃんと行儀よく使っている人は、どんどんその能力が研ぎ澄まされていき、途中で私利私欲に走ってお金儲け等に移行した人等は、その能力が減ってゆくばかりではなく、場合によっては短命になったり、悲惨な死に方をする場合が多いという事も不思議好きの友人から聞いたことがある。

友人曰く、それらを自分自身の力だと錯覚し、驕り高ぶって思う人はダメみたいで、あくまでも自分が必要だから選ばれただけで、この能力は借りものなのだという謙虚さが必要だそうだ。


アタシの周りには宗教とは無関係に、そんな能力を持った人が結構多く、まだまだ小さい力ながらそれをちゃんと役立てている人もいる。
なのでたまに会うとそういう話で盛り上がったりするのだ。

震災直後、有る友人から「幸福への近道」と言うサイトの事を聞いた。
今回の大震災や原発事故への懸念を今年の初めごろからもう予言していた人のサイトである。
ただ、急にアクセスが集中し始めたためか、あの当時は毎日読めたのだが、今ではほとんどアクセスできない状態になっている。

アタシはこの照さんと言う女性の能力は信じられる気がする。(根拠はなくアタシの単なる感だが)
アタシも昔は気持ちがなんか異様にザワザワすると、一週間以内にどこかで大きな地震があるというような事を日記に書いた事が有るし、実際に人に話して当たったことも有るのだが、「マキュキュが地震の事を言ったり書いたりすると、本当に起こるから怖い」と言われてから書かなくなった。

でも、今回の地震の直前はザワザワしなかったし、ザワザワしていたのは去年の11月頃だったので、去年感じたザワザワは、アタシ自身が生きられるか生きられないかの予感に対するザワザワだったのかも知れない。
そう考えるとまんざら外れではなかった気もする……(笑)

照さんのブログを今、読みたくて読みたくて仕方がないのだが、よほど時間を選ばないとアクセスできないし、たま〜〜に運よくアクセスできても、2〜3ページ読める程度なのだ。
でも照さんのブログの重要部分を抜粋して書いてくれている人が居たので、その部分を転載させていただくことにした。

http://quasimoto.exblog.jp/14433340/ (照さんのブログの事を書いた他者のブログ


幸福への近道
http://kinmiraiken.jp/ (照さん自身のブログ)

この人の予言を信じる信じないはそれぞれの感性や感にお任せするが、地震の事は別にしても、とても良い事が書かれているので、アタシは人生の羅針盤としてたまに読ませていただいているのだ。


2011年04月14日(木)


 【料理】  トン汁


最近年を食ったせいか、なんか食べたいものがだんだん少なくなってきたなぁ……。
もちろん多少のお金をかければ食べたいものはそこそこあるが、自腹はチョイ無理だし最近ランチのお誘いがめっきり…(笑)

ちなみに今食べたい物のベスト3は…。

フカひれの姿煮

北京ダック

金眼鯛の煮付けナドナド……。

夢の中で食べた事にしとこう。

サテサテ、
日曜日、カレーに目が無いうちの旦那が「ランチ止めてからちっともカレー作ってくんないから寂しいワキュよ〜」と言うので、久々にチキンカレーを作ってあげた。
そのついでと言っちゃぁなんだけど、具を買い足してアタシは急にトン汁が飲みたくなって、数年振りにトン汁をこさえた。

我が家のトン汁はいたって正統派(?)
我が家代々に伝わるごくごく江戸前の(?)トン汁である。

入る具は、豚バラ肉の薄切り・こんにゃく、笹がきゴボウ・人参・サトイモ・大根の6品。
これを二種類の合わせ味噌で仕上げたもの。

亭主は「玉ねぎ入れてくれ」だの、「ジャガイモ入れてくれ」だの、「白菜なんか入れてもおいしいよ〜」なんて言うけど、そんなの邪道じゃわい!!ってんで、今回はこのシンプルイズベストで作ってみた。
しかし、飲む直前に小口切りの長ネギだけは散らした。

いやぁ、久々のトン汁は実に美味しかったなぁ。
亭主も大変気に入ってどんぶりで食べていた。

ねね、知ってる?

トン汁って好みで頂く寸前にごま油を1〜2滴たらしても美味しいんだよ。
そして七味も良いけど、コショウをたっぷり入れて飲んでもGOOD!!


今日の朝ごはんはこのトン汁におもちを焼いて入れて、トン汁雑煮にして食べようっかな?

アナタの家のトン汁は何を入れますか?





2011年04月12日(火)


 (日記) 変な店…。


昨日はじょーじんちゃんが若いお友達を連れて一番乗りで来てくれた。
しかも結構飲んできたご様子。
「誰もお客いないじゃん…」と言うけれど、アナタ、まだ開店したての8時だわよ。
きっとご本人はもう9時か10時ごろのおつもりなのだろう。wwwwww

で、次に来てくれたのは毒舌2
この人、来ないときは1カ月も来ないのに、来るときは集中して来る不思議な人だ。
多分私生活で女が出来掛けたとか、お気に入りのオネエチャンの店を見付けたけど、通ううちにつまらなくなってきたとかなんだろうけど、案外解りやすい人である。

次に来てくれたのがコマキで、最後がダウアー。(順序逆かも)

毒舌2が途中で帰り、じょーじんちゃんのお連れさんも明日が早いからと帰っていき、コマキとダウアーとじょーじんちゃんが残ったところであきらちゃんから着信。

スカイプで、なかじ君、シャクさんと3者会談をやっているから…と、お誘いが・・・・・・・。
ってってもさ、アナタ…、営業中な訳で……wwwwww
お客もいる訳で……wwwwww
まさかアナタ、お客が居るのに店主がスカイプやってる場合じゃなかんべさ?wwwwww
とは云うもののしばしダウアーに任せて、ダウアーが参加。
次にじょーじんちゃんも参加。
そしてコマキも参加。


ここはスカイプBarか……。


んで最後にチョロリとアタシも参加したらチョイ盛り上がってしまって、長話……。
ダウアー自分でビール注いでるし……。
伝票も付けてるし……。


いくら自由空間の店と言ってもありゃ無いわなぁ……。
お客そっちのけで店主がスカイプしてる店なんか見たことも聞いた事もない。(深く反省)

あきらちゃん、スカイプへのお誘いは極力平日の暇そうな日にお願いしますよ……(笑)

ウチの店はやっぱ、変な店だ。



2011年04月10日(日)


 (日記) 昨日は久々に松本も揺れた。


昨夜はとても大きな余震があったみたいで松本も少し揺れた。
現地の人々は毎日そんな不安にさらされているんだなぁ……。
アタシだったら発狂しているかもしれない。

昨日は店が珍しくちょっと忙しかったので、幸いにもアタシは毒舌2に頼まれたパスタをゆでている最中だったのであまり揺れに気付かず、パニくることはなかったが、毒舌2に言わせると震度2〜3は有ったみたいだ。
良かった、立ってて……。

この異様なまでの地震恐怖症はなんなんだろうか……。
大きな地震の経験もないのになぁ。
きっと前世のアタシは大きな地震で死んだのかもしれないと、改めて確信めいてきた。

今週の店はひどく暇だった。
三日前はコーヒー二杯で2000円。(チップ込みww)
二日前はあんかけ焼きそばとコーヒーが一杯出ただけで1400円だった。
(アタシの店は喫茶店かい!!ww)
そして一昨日はお茶っ挽き。
三日間で売り上げはたったの3400円。(笑)


昨日は電気代を有り金はたいて払ってきたので全財産が4000円に割り込み(しかも他に支払わなきゃならないものを支払わず、仕入れや生活費に使い込んでの4000円ww)かなり落ち込んでいた。
だけど、それが一気に解消すべく事もあり、店もまぁまぁ忙しかった。
まさに九死に一生の日になった。
しかし、そのお金は動物病院とガス代に消えてゆく訳で……手元にとどまってはくれないのだ。

本当に3億なんて要らないけど、宝くじでも当たらないかなぁ……。


2011年04月08日(金)


 (日記) 今わたしにできる事……。


ここのところ一日数回は聞く「いま私にできること」
もう耳にタコで、この言葉を聞くたびになにか憂鬱になったりすることもあり、日本中から何かしろ!何かしろ!おまえは何が出来ているのか!!と急かされているみたいで異様な強迫観念さえ感じてくる。

直撃された被災地の人々へや、地震が起きた事により間接的に被害を被っている人々へ、アタシなりに思いを馳せることや苦しみの共感は抱けても、もはや自分の生活を日々維持するのさえ難しい人々が徐々に増えていく中、アタシは自分にできる事なんて何もないのではないか……と思い始めている。

松本は今のところ、地震の被害も原発の危機も計画停電もない。ただ、今のところないだけだ。
もう今は、日本中が明日への恐怖感や不信感や不安感の塊なんじゃないかと思う。
皆明日は我が身の危機感を抱いている。

昨日もお客は一人だけで、売り上げは1400円。
義捐金どころか、アタシの財布の中身が底をつきそうだ。
そんな時にアタシにできる事を考えると、無力感に襲われて仕方がない。

なので出来る人たちは精一杯人々を助けてあげてください。と願うしかない訳で……。
こんなアタシなんかは、遠い被災地の人に思いを馳せるのは取りあえず置いておき、今は周りにいる身近な人々が少しでも気がまぎれるような良い日記を書き、店に訪れてくれた人たち一人ひとりと真剣に付き合い、話をし、耳をかたむけ、面白いことを言って笑わせたり、一瞬でも不安やストレスから互いを解放し合い、自分の生活をかろうじて維持する事。そのくらいのことしかもうできそうな事はない。
いつ何が訪れても後悔のないように、日々を真剣に生きる。ただそれだけだ。

昨日来た(O)と、色々な話をした。
震災について、原発について、今日本人が置かれている立場や、自分たちの立場について……。

不謹慎なのかもしれないがアタシはついついこんな事を感じてしまう。

今迄が何十年も苦しくて、人におんぶにだっこでギリギリで生きてきた無様なアタシなんかが死なないで、将来に希望や夢をたくさん持った、ちゃんと生きていける人たちが大勢亡くなっている。
善人で亡くなった人々も沢山いて、生き残った悪人もたくさんいる。
そんな事が理不尽で理不尽でならない。

でも、アタシは時々思うのだ。
今回の地震で亡くなられた人に限らず、病死にしても事故死にしても、亡くなれた人って一種羨ましい気さえする。
人間が一番の恐怖と感じている筈の死を乗り越えられた人たちは、もう明日の生活に脅かされる事もなく、貧困に苦しむ事もなく、悩む事もなく、何よりももう、人間の最大の恐怖であるはずの死を考えなくても済むのだもの……。

今朝、久々に夢を見た。
亡くなった大勢の人々が満面の笑顔で楽しそうに空から手を振っているのだ。
その中には母もいたし、父もいたし、祖父さん、祖母さんも従姉妹もいたり、友人もいた。

「何よ! 毎日こんな不安や貧乏と闘いながら必死で頑張っているっていうのに、そっちはやけに楽しそうね〜」

アタシがそう言うと

「そうよ〜。とても穏やかで楽しいわよ〜。なんでも好きな事が出来て、好きなところに行けて、快適ったらありゃしないもの。ねぇ〜皆」

「アタシもそっちに行きたくなっちゃうじゃない」

そう言ったら

「まだまだアンタの修行レベルでは十年早いのよ。そう易々とこっちには来させられないわよ。もう少しそっちで苦しい修行を頑張んなさい〜。アカンベ〜だ!!じゃぁね〜お後をよろしく〜」

だって…。

やはりアタシの身内は、皆、死んでも辛口辛辣だった。

亡くなれた人と、この先の不安な日本に生き残った人とは、どちらが幸せなのかは解らない。
でも、生き残ったのだから何かをしながら生きなきゃいけないのだ。
あっちに呼んでもらえるまでは、生き残ってる以上、何らかの役に立ちながら一生懸命生きなきゃならない。
じゃなきゃ、いつまでもアタシの修行地獄は終わりそうもないのだ。

なんか死者たちがあまりにも楽しそうで、生き残ってる人は死んだ人々を憐れみ悲しんではいるが、亡くなった人々が必ずしも不幸なのではないのかもしれないと、少しだけ気持ちが救われた夢でもあった。



2011年04月06日(水)


 (日記) 婆さん談義


昨日はさすがに寒かったし、静かな月曜日だった。
ずっと誰も来ないのでパソコンでゲーム(麻雀)をしていたら、8時半ごろドアを開け、チョットずかずか気味に入って来たのが、先日のとらさんではないけれど、帽子を目深にかぶり、大きな真っ黒のサングラスをかけマスクをした怪しい人物。

この時点で女なのか男なのか…、人間なのかさえも良くわからない(笑)
ちょっとギョッ!!っとしてしまいましたねぇ……。

「だ、誰…?」
と聞いたら帽子とマスクを取り「アタシさ!」と言うのだけれど、それでもわからず、もう一回
「ダレ…?」と聞いたら。
「アタシだよ!」と、サングラスを外したらようやく解った。
「なぁんだ、ユウコ姉ぇかぁ……びっくりしたなもう……」
彼女はアタシが松本に来たてのころからの知人兼友人。
なので付き合いは30年とチョイになる。
彼女はもう還暦をとうに過ぎ、もうすぐ70近くになると思うが、まだまだ全然若くて豪傑さや元気さは昔とちっとも変ってない。

松本に大昔、男性はネクタイ着用、女性はドレスっぽい洋服を着ていないと入れないという、ちょっと高級な大人が楽しむナイトクラブがあった。
我が親友、コマキのお父さんはその店のジャズピアニストだった。
そしてユウコ姉ぇは、その店のジャズシンガーだった。

当時の彼女はそれはもう飛ぶ鳥を落とす勢いで、男っぽいあっけらかんとした性格なので皆からかなりモテテいて、彼女の周りには常に松本中のお金持ちが集まり、アタシ等小市民の憧れの的のような存在だった。
医者・デパートの社長・松本一のフレンチレストランの社長・絵描き・ビルを持つような大きな本屋の社長などなど…、彼女の取り巻きはアタシ等がちょっとやそっとじゃ近づけないような人ばかり……。

アタシは当時、運転教習の資金を稼ぐため、松本のとあるクラブのホステス兼歌手のアルバイトをしていた。
そしてアタシの元夫は、昼間の仕事の傍ら、そのナイトクラブでウエイターや司会のバイトなどをしていたのだ。
なのでアタシもその高級ナイトクラブに何度かお客に連れられて通えていた訳である。
それでコマキのお父さんやユウコ姉ぇと話をするようになり、アタシも歌わせてもらったりしている内に、コマキのお父さんやユウコ姉ぇとお友達になった訳だ。

彼女は松本の高級レストラン鯛萬で、二度ほどリサイタルをしたこともある。
アタシも必死でおこずかいを削り、チケットを買って聴きに行った。
きっとあの頃がユウコ姉ぇの人生のピークだったのかもしれない……。

彼女が歌手を引退してからは、自分で店を持ったりしていたのだが、どうもうまく行かなかったみたいで何度か店を転がした後は、アタシの店「エポック」を手伝ってくれたりした時期もある。

昨日はアタシとユウコ姉ぇが出会った当時の懐かしい話やら、鯛萬の社長のキヨシちゃんの話やら、ユウコ姉ぇの男遍歴の話で盛り上がり、二時近くまで婆さん二人でコーヒーを飲みながら(ユウコ姉ぇは酒が飲めない)くっちゃべっていた。


ユウコ姉ぇとアタシが会話してると、まるで男同士みたいだ。
二人とも大口を開けて良く笑う笑う。

ユウコ姉ぇ曰く「アンタもアタシも色気で売ってきた人間じゃないし、それにアンタもアタシも会話のセンスなんかも田舎っぽくはないからさ…、だからマキちゃんだって金持ち層にモテる筈なんだけどなぁ…」だそうである。
アタシャ色気はないけど、いやいや、ユウコ姉さんはかなりイケてましたよ……。
しかし、アタシャおん年まで金持ちの男にはてっきり縁が無かったなぁ……。

ユウコ姉ぇとアタシとでは同じようなさっぱり性格のはずなのに、一体どこがいけなかったんだろうか……。

いつかユウコ姉ぇに金持ち男を操る手練手管をご指導いただきたいと、ずっとずっと思っていた内に、あっという間にこんな年になっちまった…。
時すでに遅し!!


2011年04月05日(火)


 (日記) 久々のすし屋


昨日のランチにチョンマゲと二人で寿司屋に行ってきた。
と言ってもコマキに教えてもらった高級回転寿司の寿司一番という店。

しかしながらこの寿司屋は変わった旬ネタなどもかなり豊富で、新鮮で、店員のおじさん二人がとても愛想もよく、アタシは超お気に入りなのだ。
旦那がめずらしくもここ半年ほど、寿司離れをしていたので、旦那と行くのは昨日が初めて。

アタシは滅多に入らぬというお勧めを二皿(確か赤目とかいう魚とボラの一種だったような)
これは両方とも身がシコシコしててとても旨かった。
その他は、関サバ・中トロ・特上ウニ・エンガワあぶり・生タラバ蟹・〆サバ・等を食し、旦那は、アナゴ二皿・一本アナゴ(アナゴ好きなのよね)・中トロ・大トロ塩あぶり・エンガワあぶり・特上ウニ・納豆巻き・またまたアナゴ等を食し、二人であおさ汁を頂き、お会計。

1万ほどは行くわね…と予想をしていたら、な、な、な、な、なんと、4800円。
ドテッ!!!!!

なに、この安さ!!! なんか拍子抜けしてしまうほど安かった。デモ嬉しい!!
ウニもとても甘くて大ぶりのウニがたっぷり乗っていたし、中トロもとても良い中トロだった。
こんな事ならもう少し食べておけばよかったね〜。などと話しながら大満足で帰ってきた。

夜の晩酌は、半額になるのを待って買い置きした霜降り和牛のカルビで、鉄板焼きを……。

大根おろしたっぷりの醤油で頂く我が家定番のさっぱり鉄板焼き。
その他は店で余った餃子と、サラダと山芋の千切りなどなど・・・。
夜も大変旨かった。

昨日は久々に昼も夜も大満足な食事をした。
ま、月に一度の贅沢だわさ。


2011年04月04日(月)


 (日記) 昨日は大変楽しく忙しい土曜日になった。


昨日はものすごく楽しい夜だったなぁ……。
口開けがあきらちゃんで、その次にアタシが大好きな理想の女性、リョウちゃんが横浜のお友達を連れて二人で来てくれた。
彼女たちはじょーじんちゃんやぐっさんを含む信大繋がりのお客さんだ。

彼女はアタシの料理の大ファンで、何をお出ししても「マキちゃんのお料理は本当にいつ何を食べても美味しいわ」と絶賛してくれるのだ。
昨日も、ふわふわ卵焼き・湯豆腐・餃子・あんかけ焼きそば等、たくさんオーダーしてくれた。

あきらちゃんもリョウちゃんも連れの女性も、みんなとてつもなく人懐っこい人たちなので、紹介後は和気あいあいで料理などを分け合ったり、You_tubeを見せながら7周年のサプライズの話をしたり、互いの自己に起きた様々な事の話などで大いに盛り上がった。
リョウちゃん、ケンさんの事を大変気に入ってくれて「今度ケンさんの店に皆で絶対に飲みに行こうよね〜」と、具体的にペイトンプレイスツアー積立をやろうよ、なんて話にも発展したほどだった。

そう言えば、去年ペイトンに一緒に行ってくれた「ぐっさん」は、リョウちゃんのお仲間の一人なのだ。
なのでぐっさんとも落ち合って皆で行こうよね〜。と、ぐっさん抜きで、勝手に話は進んでいく。(笑)
その時は絶対にじょーじんちゃん(彼もお仲間)も行くはずなので、きっと賑やかでとても楽しいオフ会になることだろう。
今からワクワクする。

その後来てくれたのは、何度かじょーじんちゃんが連れて来てくれた若い人(今名前度忘れして出てこない[m:78])の5人組。
やはり信大繋がりの人たち。
昨日初めて枝葉に分かれて仲間たちを連れて来てくれたのだ。
そこでリョウちゃんたちが安心したようにバトンを渡して帰って行った。

彼らは正に歌いに来たという感じで、早速カラオケで大盛り上がりしてくれ、ボトルも二本出て、あきらちゃんも含めてノリノリで歌うわ歌うわ……。
そこにやってきたのがダウアーとコマキ。
7周年であきらちゃんとも顔を合わせている二人なので、「ひさしぶり〜。会いたかった」という事でもうそうなると、店中が数年来の仲間のように一致団結で盛り上がる。

人と人とのつながりって何かシミジミ良いなぁ……と思う。

ついこの前まで互いにまったくの知らない者同士が、からくり箱で知り合いになり、メールアドレスを交換し合い、ミクシィ等で繋がっていき、また新たな良い人間関係が出来てゆく。
そんな事を横目で見ながら、アタシは嬉しくて楽しくて仕方がないのだ。
あの店やアタシがその橋渡しを出来ている事にとても充実感や満足感を得られる。
だから店ってなかなか辞められない訳だよな……。

昨日も2時過ぎまで盛り上がり、アタシは代行を呼んで帰った。
あきらちゃんは店の寝袋でからくり箱にお泊まり。(笑)
まだきっと寝てるかな?

今日は昨日忙しかったご褒美で、亭主と病み上がりランチに行く予定。
あきらちゃんが起きたら一緒に行こうと思うのだが、まだ何の連絡もないのでZZZなのかもな…。

昨日と一昨日のおかげで何とか家賃は払えそうだ。ヤレヤレ…。


2011年04月03日(日)


 (日記) 記憶がない。


昨夜はよく飲んだ。
久々に記憶が飛んでいる。

まず最初にドアを開けたのが(Y)ッチ。
久々の来店だ。

この(Y)ッチは浮気症で、松本にも数件のお得意店があるらしく、ましてや松本で飲むより東京で飲む方が圧倒的に多い位の人間なので、中々からくり箱にお鉢が回ってこない。
でも、からくり箱が無くなるとさみしいと思っている人であることは確かなようだ。

アタシの店って無くなっちゃえば寂しいし、かと言って月に何度も通ってくれるほどの店でもなさそうだし、思い立った時に開いていてくれれば嬉しいみたいで、しかもだよ、来た時はあまり忙しくない方が嬉しい……などなど、常連の要望は数々あれど…。

「んな客の都合の良いようにばかりやってられっか!!」っていうのがアタシの本音な訳で…(汗)

潰したくはないが、忙しいと厭だ。って人が多いのが困りもの・・・。
たまに来るんだからアタシに沢山絡んでほしい。という人が多いのだ。

んじゃぁ、アタシのコピーロボットでも6人ばかり作っちくりや。ってんだ。
えっ!? 婆さんのコピーロボットを作るくらいなら、若くて美人なロボットを作るってか……。
そりゃぁ、ごもっともなこったい……。(シュン…)

それで(Y)ッチと飲んだり歌ったりしていたら、、その後に入ってきたのがじょーじんちゃんたちの3人組。

(Y)ッチを最初に連れてきて、数十年ぶりの再会を果たさせてくれたのはじょーじんちゃんな訳だから、(Y)ッチとじょーじんちゃんもお友達同士である。
そこで「やぁやぁ、久しぶり〜」という訳で又盛り上がってゆき、最後にドアを開けたのは事務長。
またもや「やぁやぁ、おひさしぶり〜」
って事で、再びカラオケが始まった。

昨日は珍しく女っ気がなく、アタシより年寄りのお客が多い敬老会みたいな日だった。(笑)

皆さま、結構お金持ちのお客さんばかりだったので、たくさん飲ませていただきました。

んで、看板を消した後、代行が1時間半待ちだというし、アタシはお腹が空いていたのでいつものママの手打ち蕎麦が絶品のアタシのシェルター「鳥よし」へ……。
その時確かに誰かと一緒だったのだが、はたして事務長だったか(Y)ッチだったのか記憶なし。
んで、アタシが払ったかおごってもらったかも記憶なし。
(すみません。)

昨日は(Y)ッチがミクシィに登録していることを知り、マイミクになったのだが、今日のメッセにあれから二件ほど梯子したと書いてあったから、きっとアタシに付き合ってくれたのは事務長と思われる。(汗)
途中で(A)ちゃんと電話で話した記憶もうっすらあるのだが、何を話したかも覚えてないし……。(汗)
記憶をなくすほど飲んだのは久々だなぁ……。
風邪薬とお酒の併用は即効性があるみたいだ……。
早く酔いたい時は安上がりで良いかもしれない。


2011年04月02日(土)


 (日記) 麗しき与え合う夫婦


先ずはアタシが最初に風邪をひき、38度越えの熱を出し、それを夫に移してアタシが治り、今度は夫が9度越えの熱を出し、それが治って再びアタシが受け継ぎ……と、この一週間は麗しき与え合い譲り合いの夫婦をやっていた……。

おととい、夫は仕事中に又風邪をぶり返したみたいで、9度超えの熱を出して唸りながら会社から帰ってきた。
もしもインフルエンザだとして、お客さんに移しちゃいけないので、仕方なくアタシも店を休んで看病することに……。

運よく昨日夫は、有給休暇を取っていたので、朝一番でいつも通っている病院に行かせた。
おとといがあまりの高熱だったのでインフルの心配もしていたらしいが、やはり単なる風邪だったみたいで、昨日の朝病院に着いた時点で、夫の熱は35度0分まで下がっていたみたい。
あまりに夫の熱が低いので、おばちゃん看護婦が「ホエ!?」と声をあげ、2度も計りなおしたみたい。

夫は2年前に心臓のカテーテル手術を受けているので、昨日はその定期検診も兼ねて行ったのだが、心臓の薬と共に、イロイロな用途別の風邪薬を、しこたま貰って帰ってきた。

アタシは昨日は熱はそうでもなかったのだが、一日中胃がムカムカし、ちょっと食べればもどしてしまうという事を繰り返していた。
「つわりかなぁ…」と、夫に言ってみたら。
『そりゃ、偽りだろう』と、あっさり却下された。

そんなわけで昨日は一日吐き気と戦っていたので食欲もなくパソコンに向かう元気もなかった。
夕方亭主に薬を飲ませるために親子どんぶりを作ってあげ、アタシはさっぱりとザルラーメンのようなものを少しだけ食し、夫が貰ってきた薬を互いに用途に分けて飲み、そうしたら深夜ごろから吐き気も治まったみたいで、今日でやっと二人とも体調が万全になりつつあるという感じである。

なので、ベーやンさんの今回の来松延期は、アタシたち夫婦にとっても、ありがたい延期になったことになるので、結果オーライだった。
ぐうたら神、なかなかやるじゃん!?


最近体調を崩している人が周りにやたらと多い。
震災から2週間余りが過ぎ、様々な悲惨な画像を見せつけられ、多くの人々の不幸をやりきれない気持ちで見つめてきて、毎日毎日原発の不安などを抱えてきた国民全体が、少し平穏を取り戻し始め、一気に張りつめさせられていた気持ちが少し緩む時期になってきたせかもしれない。
そういう頃に人は体調を崩しやすくなるみたいだ。

皆さんも体調管理に普段よりも気を使って、あまりご無理をしないでくださいね。


2011年04月01日(金)

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