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■ (日記)一生忘れられない誕生日になった。
実は昨日の昼間、松本の公共施設である、Mウイングの女性センターにカウンセリングを受けに行ってきた・・・・・・。 此処最近の気苦労や度重なるアクシデントやぐうたら神の虐めに、ホトホト気力も元気もやる気も失い、もう完全な鬱状態だったアタシは心療内科にでも行ってみようかと思っていたけど、そんなお金も使えないと思い、諦めたのだが・・・。
(そうだ、あそこがあるじゃないか・・・)とフと思い出した。 Mウイングの女性センターでは無料カウンセリングを行っており、以前何度か通った事が有る。 当時のカウンセラーと仲良くなり、ソウルメイトになり、一時期彼女はアタシの事を「マキさんて、カウンセラーのカウンセラー見たいな人だね・・・」とまで言ってくれていた。 残念ながら彼女はもうそこを辞めており、今は音沙汰がなくなってしまっているのだが、多分今でもカウンセリングは受けられるだろうと思い、電話をしてみたのだ。 今も尚、無料カウンセリングが有る事が解り、意味じくも予約が取れたのが、誕生日の昨日だった・・・・・・。
カウンセリングをしてくれたのはアタシよりも幾分年上だと思われる優しそうな女性で、彼女には順を追って、松本に来た理由から始まり、離婚時の状況、息子の幼児期の事、母の死、店の経営、立ち退きで店を失った事、自らの癌、それからの借金苦、今の夫との出会い、そして今の店を持った経緯、その店の存続が危ぶまれるようなアクシデントの数々、自分自身への嫌悪感、ダメ人間振り、そんなアタシを助けてくれる友人や仲間に支えられている事、そしてそれが嬉しくも時に惨めで情けなく、自分を尚更責めてしまったりしている事等・・・、包み隠さず全て話した。
むろんカウンセラーは人を傷つけるような事も言うはずもなく、説教じみた事も言わず、辛さの叫び全てを受け止め、吐き出させてくれ、ただただ慈悲深い眼差しで話を聞いてくれるのだが、話し終えた時に彼女がこんな事を言ってくれた・・・・・・。
「アナタはお金が無いだけで、それ以外の素晴らしいものを全て持っているではないですか・・・・・・。いまだ愛し合えているご主人。ステキな仲間。物を書く文才。人を惹きつける親近感・・・。誰もが欲しがっても貰えないものを、アナタはそのぐうたら神様とやらから、全て貰ってます。アナタに付いているのはぐうたら神などではないですよ。素晴らしい素晴らしい神様ですよ・・・。アナタは人の恩恵を受けてばかりいる事が情けなくて辛いと言うけれど、形や物は違っても、アナタだって今まで多くの人に何かを与えてきたからこそ、今アナタは貰えてるのですよ。アナタの書くもの、アナタの作り上げたお店の雰囲気、それらが心地よく、元気や栄喜を貰い、笑いや泪を貰い、アナタの書く物やお店に行く事を楽しみにしてくれている人が居る・・・。そんな素晴らしい事ってないじゃないですか・・・」
そしてこうも言っていた。
「驕り高ぶりではなく、時には自分を認めてあげて、卑屈にならずに、今人々が良くしてくれるのは自分自身が存在価値があるからなんだと思って、その報酬なのだくらいにニコニコしていると、お金も自然に集まってきますよ」と・・・・・・。
かなり気持ちが楽になり、アタシは「そうですね・・・。きっとぐうたら神がアタシに様々な困難のアクシデントを齎すのは、アタシに一般の人には書け得ない心のこもった物を書かせるための修行なのかもですね・・・」と言い、晴れ晴れとした気持ちで女性センターを出、仕入れをし、店に望んだ。
ダウアーが声掛けをしてくれ、昨日は平日だというのに大勢の人が駆けつけてくれ、アタシの誕生日を祝ってくれた。 昨日は来れなかった人も居たが、メールや電話やお祝いをくれた。
若尾さん、たか、カルロス、ロザリー、ありがとう。
毒舌2、まことちゃん、よしくん、じょーじんちゃん、ありがとう。
たかちん、ゆっこ、コマキ、ぇみちん、ナオ、マリカ、旧姓毒舌1、ぷあぞん、ありがとう。
マイミクの皆さん、ありがとう。
そしてダウアー、本当に本当にありがとうね。 ダウアーに足向けて寝れなくなったよ・・・。
ドンチャン騒ぎの後は、あの憎たらしい毒舌2と久方に顔を出したまことちゃんが、後片付けまでしてくれた。
本当にみんなありがとう。感謝感謝です。
昨日は一生忘れられない誕生日になった・・・。
明日は8人の予約が入っている。夫が誕生日プレゼントに有給休暇を取って店を手伝ってくれるそうだ。
2008年08月27日(水)
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