マキュキュのからくり日記
マキュキュ


 (日記) 風邪退散&今朝見た夢


やっと完璧に風邪が退散したようだ。
やっぱ注射は効くねぇ・・・。
病院嫌いのアタシが掛かりつけの内科に行ったのは実に15年ぶり?
先生に危うく忘れられる所だった。
・・・って言うか、先生の方がご健在で良かったナリ。(o^―^o)

あっ!こら!!!!!
又電話掛けやがった!!!!!



あ・・・いえね・・・。宅の愛娘ミュウーの事ですよ・・・・・・。


アタシがパソコンテーブルに座ると同時に、必ずそのテーブルの上に飛び乗り、先ずは電話機を踏み付けながらパソコンのモニタの上に上がりハードディスクに渡り窓辺のプリンタの上に座りながら自分で破いた障子から外を眺めると言う段階を毎朝踏む訳ですね・・・・・・。
その時に何処かしらに電話が掛かってしまう事が良くある訳でして・・・・・・(汗)


大抵はリダイアルボタンを踏むらしく、アタシが最後に掛けた先に掛かるか、短縮登録しておいた所に掛かるのだが、たまに訳のわからない人が出たりすると、黙って斬るのも申し訳ないので「猫が掛けてしまい申し訳ありませんでした・・・」などと謝れば、先方に「はぁ”〜〜〜??? バッカじゃないの!?」などと語尾を荒げられてしまう。

だって本当なんだもん・・・・・・、仕方ないじゃんかぁ・・・・・・。


(今度こそ携帯ムービー準備しといて、決定的瞬間を撮って置こう)


今日はもう水曜日だなぁ・・・・・・。
何か二日間も店を休むと、世間から忘れられてしまうような不安を感じる。
昨日も幾人かに電話を貰い申し訳ないことをした。
今日から元気に出勤しますので皆様よろしくお願いいたします。


所で・・・。今朝面白い夢を見た。

亀田家の長男(興毅) が夢に出てきたのだ。
なぜか彼が、からくり箱で酒を飲みながらアタシに親父さんの愚痴をこぼしていて、アタシがソレに対し、まぁまぁ、と宥めていると言う図形なのだが、印象深かった台詞が、彼が苦笑しながら漏らした「ああ言うオヤジを持つと色々苦労すんねんよ・・・」
「だけどな、ああ見えてオヤジ結構気が小さいンや・・・」
「ウチで一番子供なんは、オヤジやなぁ」等々の台詞・・・・・・。

何かリアルな夢だったよなぁ・・・・・・。

子供と言うのは、親の怖さや愛情がらみの申し訳なさから、中々本気で親には逆らえない部分が有ったりするけど、親の事は案外冷静な目で見据えているのかも知れない・・・などと夢から学んだ朝だった。


2007年10月31日(水)


 (日記)風邪のご報告&ミュウーの年齢疑惑解明。


風邪バトンから中々抜け出せず・・・、大事を取って今日はもう一日店を休む事にした。
熱は今の所下がってはいるものの、咳はまだ酷く、又夕方になると微熱が出そうな気配ナリ。(アタシに取っちゃ7度台は微熱な訳で・・・)
又人に風邪バトン渡しちゃいけんしなぁ・・・・・・。
10時過ぎたら色々な支払いに回らなければならないので、そのついでに病院に行って来よう。


所で話は変わるけど・・・。

例の泣きの涙で別れた黒猫ちゃん・・・・・・。
やはり先方のお宅にも先輩猫が居て、その猫も子猫が怖くて引きこもっているらしい(困)
黒猫ちゃんも人間には懐き始めているらしいのだが、その先輩猫を見るとフーフーだそうな。
娘さんは既に情が移っており、返したくないと必死らしいが、かなり両猫の板ばさみになって梃子摺っていると言う。
なので後一週間くらい様子見て、もしもどうしても無理そうなら、アタシのもとに帰ってくるかもしれない。
(実はかなり期待してたりして・・・・・・ww)

そこでミュウーの主治医(3年ほど前、ミュウーを癌だと誤診した女先生)に電話をし、ミュウーが元気なのを間接的に知らせたい目的半分と、もしもウチが子猫を引き取る事になったら・・・と言う想定で、色々な面で相談してみたのだ。
猫同士と言うのは何れは慣れてくるものなのか? とか、ミュウーのあの臆病な性格で他の猫を受け入れて大丈夫なのかとか・・・・・・。
その時ミュウが14歳ではなく、まだ12歳だと言う事が判明した。(笑)
アタシャ何を勘違いしてたのか、14歳だとばかり思っていたのだ。

まだまだ若いんじゃん!! 当分長生きしてくれそうだ♪
(ごめんよミュウー、猫の2歳勘違いはデカイよなぁ・・・)

先生曰く、「ひと月も同じ屋根の下に居れば、懐く懐かずは別にしても、自然にお互いに居るのが当たり前にはなってくるものだわよ」と言う。
ミュウーが来てからボスが半年後に亡くなった事に関しては、「ソレは人間側のセンチメンタリズムであって、ボスが偶然にそういう年齢に達してた事と、癌と言う病気を発病したからであって、そんなにスピリチャルなことではないと思うけどなぁ・・・」と苦笑しながら述べていた。
『でも・・・、よく他の猫が来ると前の猫が居なくなったり早死にするとか聞くからなぁ・・・』と言ったら、「見捨てられずに捨て猫拾って来て、猫屋敷化してるおうちの人も居るんだから・・・』と返され、そりゃそうだよなぁ・・・とも思った。

もしも先方の家がどうしてもダメなら、ウチで飼いたい。
ミュウーよ、どうかそうなったら仲良くしてやってはくれないかなぁ・・・。
お前がやって来た時、ボスがお前を受け入れたように・・・・・・。

まぁ、何はともあれ、先方も後一週間は様子を見るらしいので、答えはその先だ。


2007年10月30日(火)


 (日記) 風邪引いた〜〜〜〜〜〜〜〜〜。


朝から咳が酷く、3時ごろからゾクゾク・ゾワゾワし出し、関節の痛みがあり、今熱計ったら7度8分。
皆に移しちゃいけないので今日は店休む事にしました。

今日は大人しく家で寝てます。

もしも来る予定だった人はまことに申し訳ありませんが、明日以降のご来店心よりお待ちしています。
ではでは、布団にもぐりこむ事にする・・・。


2007年10月29日(月)


 (日記) 忙しさで救われた


昨日は子猫の事で頭が一杯で、仕事になるかならないか不安だった。

【こちらのエンピツ日記で日記をお読みの方は昨日の日記に続きを書きましたので良かったら読んでください】

客が来るたび泣き腫らした目を見て「何か有ったの?」と聞かれ、説明するたびに又涙がバーバー出てきて困った困った。

知り合いの家に貰われた訳だし、保健所に行ってしまった訳でもないし、何故にこんなに泣けるのか解らない。
もうきっとアタシと居た一時も忘れちゃってるんだろうなァ・・・・・・。
ウチの旦那に話したら「俺は見なくて良かったよ・・・。俺も見てればきっとミュウーとの相性称がダメで手放す事になってもきっと離れられなくなるなぁ」と苦笑していた。

会いたいと思えば会えるところに居るわけだ、もう忘れて子猫の幸せだけを祈ろう・・・。

昨日も最初の内はメソメソしていたのだが集まったメンバーがメンバーだけに、毒舌リーマン達やロザリーカップル、ダウアーなど等と悪ふざけをしている間に少し気分が晴れてきた。

今日はどんな按配だろう・・・・・・。
きっとこの大雨じゃ、暇かもしれないなぁ・・・・・・。
今日はマイミクじょーじんちゃんのお誕生だ。

誕生日(^^)/~~~▼▽▼▽▼▽[☆おめでとう☆]▼▽▼▽▼▽~~~\(^^ )

不整脈が整ったら乾杯しましょうね〜♪


2007年10月27日(土)


 (日記) 子猫を飼う事になりそうなのだが・・・・・・


我が妹分コマキの愛娘が子猫を3匹拾ってきたらしい。(微笑ましい光景じゃ・・・)
そこでコマキから「ダメ元で・・・」と言うhelpメールを貰ったのが昨日。
アタシもフーリィーも動物キチガイなので、飼う事は全然良いのだが・・・・・・。

ざっと計算して16年生きるとして・・・、アタシ達より長生きしやしないだろうかという心配と、もっと問題なのはウチのミュウー婆さんだ。

ウチのミュウー婆さんは他の人間、他の動物にめっぽう臆病で、以前親友が生まれたての子猫を連れて遊びに来た時も、押入れに逃げ込んだまま帰るまでの二日間、餌と排泄以外には一度も出てこなかった。
こんなミュウー婆さんが果たして子猫を受け入れ、慣れてくれるものなんだろうか・・・・・・。

放って置けば自然に仲良くなるものなのか、どうなのか、誰か経験者が居ましたらアドバイスのほどを・・・・・・。

ちなみにミュウー婆さんは推定14歳くらい。
しかし未だに我が物顔で家では一番威張っている。

まぁ、取り敢えずはお見合いさせてみて様子を探るとしよう・・・・・・。


どなたか松本のマイミクさん、又はその知り合いで飼っても良いという候補者が居たら名乗り出てはいただけないだろうか?
猫より先に逝きそうな爺さん婆さんが飼うよりもその方が幸せになれるのではないかという懸念もある。


今日アタシは見に行ってくる訳だが、まだ大きさ及びオスメスの区別がわからないので又後ほどご報告を・・・・・・。



後4日ほどで保健所行きになってしまうらしく、あまりに忍びないではないか・・・・・・。


上の続きです。

今大泣きしながらこの日記を書いている。
お陰さまでニャンコの飼い主が見付かりました。

引き取りに行く途中綿半に寄り、犬猫用のキャリーバッグと猫の餌とトイレシートを買い、コマキの家で子猫とご対面し、真っ黒なミュウー2世のようなその子を一発で気に入り、店に連れてくる途中、その子猫は不安からか、耳を劈くような死にそうな声で鳴き続けていた。

店に入り早速キャリーバッグから出してやり、店の準備もそこそこにずっと子猫を抱きしめ、頬擦りしたり撫でたりしていた。
しかし落ち着きがなく、まだ怖いのか、店のなか中逃げ回り、カラオケの下にはもぐり込むは、醤油は倒すは、ホウホウの体でやっと捕まえ、キャリーバッグに入れると、又狂ったように鳴きじゃくる。
仕方なく、それからの一時間はずっと子猫から手を離さず、じゃれさせたりしながら人間に話すように言い聞かせた。

その内アタシに擦り寄って来、アタシの膝に自分から降りて来、鼻を摺り寄せて甘えてくるようになった。
その内アタシの腕の中で安心したように眠ってしまった。
アタシは動くたび追っかけて来、もう可愛いなんてもんじゃない。

この子は絶対にアタシが飼いたい!!!!!
そう思う反面、やはりミュウーは絶対にこの子に慣れてはくれないだろうし、もしミュウーが家出や嫉妬のショックから病気になったら・・・・・・と、色々な事が過ぎった。
以前ボスと言う名の15歳のチンチラを飼っていた時、生まれたてのミュウーを息子が拾ってきたのだ。
それから半年後、ボスは癌になり、ミュウーにバトンを渡すかのように亡くなった。
その時の記憶がある為、そして、ミュウーがその子猫を受け入れない時の為、一応色々な人に声を掛けておいたら、一人どうしても飼いたいという人が現れたのだ。
ちゃんとした一軒家だし、裕福な家だし、つい先日まで買っていた老犬が亡くなったばかりで奥さんや娘さんたちが寂しがっていると言う。
彼の家なら大事に飼ってくれると思った。
なので泣く泣く手放す事にしたのだ。

しかし、あんなに落ち着きのなかった猫がこうして懐いてくれるともうダメなのだ・・・・・・。アタシはたった一時間半で、もう離れられないほど情が移ってしまった・・・。

アタシが泣きじゃくりながら「ごめんね・・・あなたを買ってあげられなくなっちゃったよ・・・」
そう言った途端、私の涙をペロペロ舐めてくれ、さっきまであんなに嫌がっていたキャリーバッグに自分から入っていくではないか・・・・・・!!!!
きっとアタシに飼ってほしかったんだろうなァ・・・・・・。
そう思ったら、もう泣けて泣けて仕方なかった。
アタシが余りに泣きじゃくっているので、引き取りに来た(H)が困っていたほどだ・・・・・。(苦笑)

彼が取りに来てしまい、今ぽっかり穴が開いた状態だ。

たった1時間半の子猫との時間だったけど、あんなに短い時間でこんなに情が移ったのは初めてだ・・・・・・。
まだ辛い・・・・・・。 辛くて辛くて仕方ない・・・。

今日は泣きっ放しの一日になりそうだ・・・・・・。



2007年10月26日(金)


 (日記) 記憶が飛ぶ事がある


ワインはいけないねぇ・・・・・・。
好きだからついつい飲んじゃうんだけど、最近記憶が飛ぶ事が多い。
コレ、経営者としては非常にまずい事であり、如何にアタシが経営者に向いてないか・・・と言う事でもある訳で・・・・・・。(反省)

昨日は水曜の割りにケッコウ賑やかだった。
来たメンバーも覚えているし、飲み始めのお客達との会話は覚えているのだが、途中から最後までの記憶が・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・白紙


アタシは醜態を曝さなかっただろうか・・・・・・・・

アタシはちゃんと洗物して帰ったのだろうか・・・・・・・・








今日店に行くのが怖い


2007年10月25日(木)


 (日記) 苦言に付いて


昨日は最近集まる新たな常連組みは一人も来ず、昔からの常連(友人)の二組だけだった。
最初に入ってきたのは(S)と言い、昔からの友人。
珍しく一人で来、数時間は他に誰も客が来なかったので、久々に色々な事を真剣に語り合った。(お互いにケッコウ対話や議論が好きなので・・・ww)

話しの大筋のテーマは「苦言」に付いて。
苦言と悪口や陰口との違いや、人に対し苦言を言う時の心積もりや配慮に付いて、互いの意見を思うままに充分に語り合った。

まぁ、アタシ達共通のある知り合いが居て、その人に付いての意見などを話している中で、話の流れからそういう話題になったのだが・・・・・・。

例えば(S)とアタシがその人の悪口ばかりを言いながら誹謗中傷したとしたらそれは立派な陰口になるのだと思う。
しかし、その人の損な部分を、もっとこうすれば良いのにね・・・とか、ああいう所がアノ人はまだまだ子供だから損をしてるんだよね・・・。等と、その人が良くなるための方向性を真剣に考えながら討論するのは決して、悪口や陰口ではないと思うのだ。

アタシは人に苦言を吐くのはあまり好きではない。人に偉そうな事を言えない自分を良く知っているし、苦言を言うのにはかなりのエネルギーが要る。
解ってくれればより一層、互いの信頼度が深まるし、関係は良くなるのだが、フンダ!!偉そうに!!などとと思われればその時点で関係は終わるので、それ相当の腹づもりで苦言を言わなきゃならない・・・・・・。
ハッキリ言って、メンドッチィ・・・。
まぁ、アタシが苦言を吐く時は、関係が終わっても良いと言う覚悟の元に吐くようにはしてるが、反対に苦言を吐くのはまだ関係を終わらせたくは無いからこそなのだ。
心底嫌な相手なら放置すれば良いだけの事だから・・・・・・。

苦言を言われた方と言うのは多かれ少なかれ凹むだろうし、自分が解りきっている自分の粗を刺されれば、痛いものだ。
だけど、あまりにも理不尽な思いをさせられた時や、コレはちがうんじゃないかぁ?と思うことは最近言う様になってきた。
ただ、闇雲に相手を非難するような言葉は使わず、言葉も無い頭で一生懸命選び、これこれしかじかでこうこうだから・・・・・・と、ちゃんと心を込めて話す。

それで解ってくれないような人はもう放置で良いんだよね?

苦言と言うのは何らかの可能性を見出したいと思うからこそ吐く愛情の言葉なんだよね?

その苦言から逃げてばかり居たら、発展性も進歩も無く、将来は孤独の一途だよね?

ようは苦言を吐いた後、相手が去るのは、アタシは相手にとって、それだけの存在だったって事だよね?

・・・・・・などなど、こんなような話しを延々していた訳で、コレに付いては互いの意見が見事に合致し、スッキリ気分になり、話し終えるか終えないかでもう一組が入って来た訳だ。

若い部下との二人連れだが、その年配者は正に(S)の同級生で、昔は毎日攣るんで母の店で飲んでいた親友コンビではないか・・・!!
昔はそんな二人なのに、仕事もバラバラ、互いに家庭もあり、最近はとんとご無沙汰だったらしく、何と、からくり箱が3年目になったと言うのに、からくりで会うのは昨日が初めてと言う珍事になった。

「昔は3人でよく朝まで飲んだもんだよね〜」などとしばし昔話に花が咲きはしたものの、爺さん婆さん故、昔のバイタリティーは無く、(S)は風邪っ引きという事で一足先に帰宅し、その後は古いアルバムを持ち出し、若い部下に3人で写っている若かりし頃の虚像を説明したりなどし、昨日も定時に店は終えられた訳でして・・・・・・。
めでたしめでたし。


2007年10月23日(火)


 (日記) からくり中毒!? &営業時間変更


ウチのお客の最年少組み、ぇみちん(22歳)とカナちん(20歳)は、最近どうやらからくり中毒みたいだと言う・・・・・・。
少なからずとも週に一度は行かなきゃ、ソワソワ・イライラして来るそうな。
こうした若いお客達に支持されていると言うことが、アタシャ嬉しくて仕方が無い。

こういう若い層のお客たちに取って、アタシの店は第2のお袋の台所と言うイメージなのだろうか・・・・・・。
自分のお袋には言えない部分や甘えられない部分を、きっとアタシには出せるんだろうなぁ・・・。
擬似親子・・・って所だ。(笑)

ウチの店の常連は約半分が女性客で、こうした若いオネエチャンからオバチャンまで年齢層は広いのだが、大体が常連なので店で会うと皆、親姉妹のように仲良く混ざって話をしている。

所で・・・アタシの店はどうやら営業時間と言うものは、有って無いようなものなのだが・・・(汗)遅く来て遅くまで居る客が圧倒的に多いので、いっその事7時からにしようと思う。

決めた!!
今日から7時営業の儲かるまで時間、又はアタシの耐久可能時間まで・・・と言う事で・・・。(笑)

6時半を目安にスーパーも半額セールになる。
そうすれば旨い物をもっと安く提供できるしね。
一石二鳥ではないか・・・・・・。

そういう事で早い時間に来るたかちん、その他少々のお客様。
今日から営業時間は7時からですのでよろしくね。


2007年10月22日(月)


 (日記) 付き出しあれこれ


付き出し作りは毎日の事なので、色々と悩む事もある。
ウチの店は付き出しには割りと気を使っている方だと思う。
やはり付き出しと言うのはその店で一番最初に出てくる料理だ。
店の顔にもなり、客に料理の腕の良し悪しを知られてしまう第一関門みたいなものだ。
綺麗なオネエチャンが付くようなスナックやキャバクラなら、市販の山菜にかつお節をブッ掛けた物でも結構だろうが、ウチは小汚い婆さんしか居ないし、一応B級手作り料理が自慢の店なので、付き出しには工夫を凝らす。
大体は2品盛が多いが、一品物の時はより満足度の高いものを出すよう心掛けている。

今まで好評だったのは、ココット皿に卵を割り入れ、黄身に楊枝で穴を開け、レンジで半熟にチンし、松茸のスライスが入ったあんかけを掛けた物や、大量の白菜を澄まし汁のような味の付いた出汁で茹で、束ねて水分を絞った物を切り株のように切り、その上にサバカンをスプーンでつぶし、醤油を和えた物を乗せたやつとか、新鮮な鳥わさとか、引き割り納豆にかつお節やネギを入れ、醤油で味付けしたものを揚げに挟んで焼いた物や、ナスの揚げ浸しなどetc・・・.
今まで付き出しだけでも100品近くは作って来た気がする。

食べたい付き出しや、美味しかった付き出し、付き出しのアイデアがある人は教えてくださな。
他所の店で出された物でも構いません。
毎日だと詰まってくるんだわ・・・・・・。(汗)
何作ってきたかも忘れちゃうしね・・・・・・。(汗)

ちなみに今日は取り立てのりこぼうのおろし合えと、ほうれん草のバター焼が付き出しです。


2007年10月20日(土)


 (日記) アノ顔で赤ちゃん言葉はなぁ・・・・・・


「みゅーたん、ウンマ食べたい?」

「みゅーたん、オンモ行きたい?」

「みゅーたんはいつ見ても美人でチュねぇ〜」

「みゅーたん、もうネンネしなタイよ」

「みゅーたん、障子破いちゃダメでちょ」

「みゅーたん、チャーチャ(水)飲みなタイ」

どうしてペットと接する時、人間って赤ちゃん言葉になるのだろうか・・・。
ペットのミュウーはアタシ達の年齢を遥かに超えていると思われ、もうかなりの婆さん猫なのに、人間の爺さんと婆さんが、もっと婆さんな猫に赤ちゃん言葉を使っているのが変で、何か急に可笑しくなった・・・・・・。

特に夫の場合、アノ顔でだからねぇ・・・・・・


2007年10月19日(金)


 (日記) 保守的で乾燥した人間が増えていくんだろうなぁ・・・


今の若い人は(特に男性)貯金が趣味と言う人が増えつつあると言う。
ふだん飲みにも行かず、女遊びもせず、コレといった贅沢な食事もせず、遊びや楽しみにはさほどの金を掛けないそうな・・・。
金を沢山持っている事のみに価値観や安心感を感じ、少し貯まれば更に財布の紐を締め、その金を増やす事のみに全てを費やす・・・・・・。

一見、実直で真面目で堅実のようにも聞こえるが、何か、魅力も人間味も何も無い保守的で器の小さなつまらない人間ばかりが増えて行くようで空寒い。
こぢんまりと纏まった人間ばかりの乾いた世の中なんて、温かみも面白みも何もないじゃぁないか・・・・・・。

若い内は沢山遊び、世間の甘辛を知り、時には破天荒になり、挫折を覚え、もみくちゃになりながらも人間である事を実感しながら生きた方が後によっぽど役立つものが有ると思うのだが・・・・・・。
アタシャ、小利口で無機質な人間よりもダメながらも熱い人間の方が全然好きだなぁ・・・・・・。

色々な出会いや出来事を経験する事で、感性や色合いが持てるような人間になり、人に対しても寛容で居られ、理解力も磨かれる。
もっともっと若い内は遊んだ方が宜しいと思う。

一昔前の男の魅力は、飲む・打つ・買うの3拍子揃いだったよなぁ・・・。
こんな父ちゃんを持った母ちゃんは、苦労はするだろうが、そんな大モテの父ちゃんが自慢だったりもする訳で・・・・・・。
他所に取られちゃなるまいと、母ちゃんも魅力に磨きを掛ける訳ですね・・・・・・。
なので遊び人の夫を持つ母ちゃんも魅力的な人が多かったなぁ・・・。

お金は貯めるだけの物ではなく、生きている内に楽しく有意義に使うものだと、アタシは思っている。
器の大きな魅力的な人間になるための授業料だと思えば、楽しんで為にもなる訳だから一石二鳥ではないか。

収支のバランスだけは多少考えなくてはいけないけどね・・・・・・。


2007年10月18日(木)


 (日記) 連休明けも又楽し・・・


昨日は久々に息子と娘(まだか・・・)が諏訪から来た。
ボーリング大会以来の事だ。
息子は財布の紐が締まってくると、どうやらアタシのご飯が急に恋しくなるらしい・・・・・・。
昨日はおあつらえ向きにもハッシュドビーフをたっぷり仕込んだ。なのでそれを食べてもらった。

連休明けで店は暇そうだし、貧乏神の息子が来てるという事で、何人かにメールをしてみたら、テツ・エミのコンビが来てくれ、テツ・エミコンビが二組になった。(笑)
息子と息子の嫁(まだか・・・)もテツ・エミコンビだからだ。
その後たかちんと毒舌リーマン1も来てくれ、連休明けの割には何気に盛り上がった日になった。
正に全てがボーリング大会の時のメンバーだ。

ああ言うイベントを行うと、今までは単なる顔見知りだった人間同士が友人に変わって行く・・・。
一つのイベントに参加したという事で皆に連帯感や親近感が生まれる。
今まで挨拶程度だった人間同士が徐々に仲間になる・・・・・・。
そんな事が何気に嬉しく、アタシャ、コレこそが店を営んでる特権の喜びだと一人ほくそえんでる訳である。

又何かのイベントを考えよう。

ハッシュドビーフまだ沢山残っている。
今回は甘みを抑えた本格的な味に仕上がった。
昨日は店にお泊りしたので、これから家に持ち帰り、愛する夫に食わしてやろうと思う。
餌さえ与えてりゃご機嫌の夫なので、扱いやすい所が大好きだ。


2007年10月17日(水)


 (日記) 至福の時・・・・・・


昨日の月曜日は第三月曜なので店の定休日。
兼ねてからおねだりしていたディナーに連れてってもらえる事になった。
今回のスポンサーは(O)氏。

例の30年振りに近所の蕎麦屋でバッタリ出会ったと言う、アタシの足長おじさん的な存在だ。
あれ以来、ちょくちょく店に顔を出してくれ、アタシの日記や料理を大変誉めてくださり、精神的な救世主をも務めてくれている恩人だ。
彼も勿論味にはうるさく、大変なグルメなのだが、いつも人の物を作るばかりで他者の味に飢えてるアタシは、人が作った美味しい物を食べたいなぁ〜と、ずっと彼におねだりしていたのだ。
彼もそんなアタシのB級料理の腕前は認めていてくれ、味音痴ではない事を知っているので、ご馳走してくれる気持ちになったのかもしれない。
昨日はその夢が叶った日だった。

二人だけだとかしこまってしまい、今更ながらも何だか照れ臭いので、今回もぽいずん(C)にお付き合いしてもらった。

最初、和食にしようか何を食べに行こうか迷ったのだが、イタリアン好きの(O)氏と知り、どこかに良い店はないものかと散々悩み、他店に疎いアタシは食道楽のマイミクじょーじんちゃんにhelpを出し、城山の【おおいし】と言う南欧料理の店を紹介してもらった。

城山公園の奥の駐車場付近。
漆黒の闇に浮かぶ小洒落たレストランのまばゆいばかりの明かり・・・・・・。
花で溢れた石畳を通り、店に入ると店主がにこやかに出迎えてくれた。
昨日は幸いにも他に客人は居らず、お陰さまで貸切状態で益々リッチな気分に・・・。

此処の店、流れている音楽がとても良いんですねぇ・・・・・・。
何でもオーナーシェフ達のお母様の選曲らしいです。
1950年代〜1970年代まで位の映画音楽やらイージーリスニングが、古きよき時代を思い起こさせてくれ、何ともレトロで温かな気持ちにいざなってくれる訳ですよ。
そんなステキな雰囲気の中での食事・・・・。
もう溜まりません。

シャブリを飲みながら前菜の盛り合わせ・カキのグラタンクリームソース・カキのガーリックソース・アマ鯛と手長エビのブイヤベース風トマトソース煮込み・アンチョビ・オリーブ・ケッパーのビッザ等をつまみ、赤ワインに変え、仕上げにこの店のお勧めであるボロネーゼのパスタを頂き、どれもこれも大変手が掛かっており、大変美味しく、もう、お腹も胸も幸せ一杯だった。

美味しいものって、なんて人を幸せな気分にしてくれるのだろうか・・・・・・。
イケメン兄弟で営んでいるこのお店、アタシはいっぺんで気に入りました。
霧雨に煙った気だるそうな午後のランチなんかも、きっと又別のムードで良いかもしれません。
今度親友のコマキでも連れて来よう♪

大満足で【おおいし】を出たアタシ達は、タクシーでbar【47】へ。
以前じょージンちゃんに誕生日のディナーに連れてってもらった時の日記を読んだ(O)氏の兼ねてからのリクエストだ。
アタシが一番好きなbar。
此処でカクテルを飲み、食いしん坊なアタシは、此処でもレタスのサラダと絶品のオニオングラタンを頼み、皆で味見をしながら至福の時を過ごした。

(O)さん、ご馳走様でした。
本当に幸せで美味しい一日でした。
美味しい物が食べられ、気の合う人たちと楽しい良い時間を過ごす事が出来る・・・・・・。
そんな事にアタシはこの上ない幸せを感じます。

ステキな店を紹介してくれたじょーじんちゃん、ありがとうです。

きっと偶〜〜〜〜〜〜〜に、こういう日があるから幸せに感じるのでしょうね・・・・・・。
毎日がこういう日だと、ありがたみも感じられないんだろうなぁ・・・・・・。


2007年10月16日(火)


 【料理】 キノコ入りキムチ鍋


昨日友人ユッコに取れ立てのリコボウをたくさん頂いた。
ユッコはマメでキノコや山菜取りに良く出かけるみたいだ。
アタシャ足腰が弱いし、虫も弱いのでいつも人様から頂くばかり・・・・・・。

ハテハテ? どう料理しようか迷ったが、少し風邪気味だったので辛〜いキムチ鍋が食べたくなり、半分はシンプルに濃い目の塩水で茹で、冷水にさらしある程度の塩抜きをしてから大根おろしで食べ、半分はキムチ鍋に入れて食べてみたら、中々どうして旨いのなんの・・・。
我が家のキムチ鍋はけっこう好評で、昔の日記に作り方を書いたら、それをまねて作った人から凄く誉められた事がある。
なのでもう一度キムチ鍋の作り方を書いてみようと思う。

【材料】4人前くらいかなぁ?

韓国の本格キムチ・・・1瓶
白菜・・・4〜5枚
ブタバラ肉・・・5〜600g
カキ・・・2パック
ブラックタイガー・・・4尾
リコボウ・・・10個
豆腐・・・2丁
春雨・・・1袋
長ネギ・・・2本
にんにくみじん切り・・・2欠け分
ごま油・・・大匙2
サラダ油・・・大匙1
カエンペッパー・・・適量
とりがらスープ・・・5カップ
酒・・・大匙3
醤油・・・適量
塩・・・適量

【作り方】

☆フライパンにごま油とサラダ油を入れ、にんにくのみじん切りを炒める。
☆にんにくがキツネ色になったら一口大に切ったブタバラを入れて炒め、ブタバラがほぐれたら、キムチを汁毎入れ、キムチの大きさに合わせて切った白菜も入れ、炒める。
☆そこに酒・塩・醤油・カエンペッパーを入れ、ブタバラ・白菜・キムチに味が染み込むまで更に良く炒める。
☆良く炒まったらフライパンから土鍋に移し、とりがらスープ(粉末をお湯で溶かした物でも良い)を張りスープの味と辛さを調節する。
☆スープの味が決まったら、エビ・豆腐・キノコ・お湯で戻した春雨・長ネギの斜めスライスをタップリと入れ、煮えしなにカキを入れて火を止める。
鍋を楽しんだ後は、ご飯と溶き卵を入れ、雑炊にしてみたり、うどんを入れても旨い。

コレだけの工程なのだが、ごま油とサラダ油で材料を炒める事で、コクが出て、スープがぐんと美味しくなる。
味付けは塩と醤油を加えるのみ。
昨日はたまたまリコボウが有ったので入れてみたがキノコは何でも構わない。
我が家はカエンペッパーで辛さを調節するが、カエンペッパーが無ければ一味唐辛子でも良い。
これからの季節、キムチ鍋が旨い。
ちなみに昨日は4人前のキムチ鍋を二人でほぼ平らげた。


2007年10月15日(月)


 (日記) ギリギリの所でオチャッピキ免れてるなぁ・・・


他所様の店は結構オチャッピキの日が有るそうで・・・・・・。

先日もジャスコで同業者の友人に会って立ち話をした再、あまりに暇で困っていると言うので「ちなみにお茶引くことなんてある?」と聞いたら『あるどこじゃねぇ!』と言っていた。
(※注 あるどこじゃねぇ→あるなんて〜もんじゃないわよ)
松本的言い回しらしい。

オチャッピキ自体、何度か説明しているのでもう説明は不要と思われるが、カナあたりに「ねぇねぇママ、オチャッピキって何?」と、多分聞かれると思うので、念のため一応説明しておこう。(^^;

オチャッピキ→1人も客が来ない日の事。(語源は知らない。)

今の季節、水商売は中途半端に暇な時期で、よく誰も居ない店内に入って来ては「なんだぁ、オレが来なかったら客ゼロのところじゃないか! もっと感謝しろよなぁ」と、恩義背がましく鼻の穴をオッ広げて威張る人も居るのだが、そういう人達の集合体でどの店も成り立ってる訳でして・・・・・・。そういう人たちが集まれば満席になる訳で・・・・・・。
しかもウチの店は客も結構わがままで、潰れちゃ困るけど、自分が行く時はあまり忙しくない日の方が嬉しい、と言う客も多いから困りもの。

昨日も危うかった。もしやして茶引きか・・・・・・?と、不安になった。
しかし、いつも来る来ると言っておきながら一向に来る気配の無い、言うだけ番長ことヨシ君がワインをぶら下げて来てくれ、ギリギリの所で茶引きを免れた。

このヨシ君エポックの頃の常連で、半年ほど前、十年振りくらいで再びコンタクトが取れるようになったお人である。
私がミクシィ会員で、彼もミクシィ会員で、アタシの日記を読んだ彼が、もしやしてエポックをやってたマキさんですか? と言うメッセージをくれたのがきっかけで再会したのだ。

彼は相当なグルメであり、酒通、ワイン通でもあり、昔から色々な旨い物店を紹介してくれたりして、食に関する薀蓄も中々立派なお人である。
彼の進める店にまずい物なし!! と言えるくらい彼の話には真実味がある。

まぁ、昨夜の客はそのヨシ君一人だけだった訳で・・・・・・(汗)
旨い物屋の話をし、歌を歌い、昔話をし、閉店時刻を迎えた。
久々に1時きっかりに店じまいをし、代行に乗り込んだ所にカナ嬢から電話が入る・・・・・・。

「なぁんだぁ・・・、折角仕事が早く終わったから、今から行こうと思ったのにぃ・・・・・・」
『ごめんごめん、久々に定時で終われて代行呼んで、もう家に着く寸前だわよ・・・』
・・・ってな訳で、昨日は1安打完封負けでした。


2007年10月12日(金)


 (日記) タンタン麺に嵌りそうだ


今日友人ユッコと島内(?)島立(?)にある正祥という沖縄料理店にランチをしに行ってきた。
此処のマスターが先日、からくり箱に来てくれ、顔を見ればなんと、昔の知り合いだったのだ。
世間は狭い・・・。

アタシがタコライスと言う食べ物に出会ったのは丁度10年ほど前の事で、東京の従姉妹の家に泊りがけで遊びに言った時、外食に出かけ、エスニックなレストランで初めて食べてみた。
コレが案外旨くてアタシは断然気に入った。
亭主はトマトがダメなので、リタイア。
アタシはその味が忘れられなくなり、しかし松本ではそれを食せる場所を知らず、正祥に有る事を知り、早速出かけたと言う訳だ。

タコライスは今でこそ有名な食べ物だが、知らない人の為にどんな物か一応書いておこう。
平たく言えば、所謂タコスの具をご飯に乗せて食べると言う事であり、丁寧に説明すれば、味付けした挽肉・辛味噌・幅広に千切りしたレタス・賽の目切りのトマト・チーズ・温泉卵等をご飯の上に乗せて、混ぜながら食べると言う物である。
これは工夫すればアタシでも作れそうなので、今度マスターに秘訣を教わり、店でも出してみようかなぁ等と思っている。

正祥ではユッコがタコライスを注文し、アタシはタンタン麺を注文した。
そして取皿を貰い食べ分けたのだが・・・・・・。(ここらがオバタリアンの極意)
タコライスも勿論旨かったのだが、タンタン面が本格的で、アタシャ物凄く気に入ってしまったよ・・・。
辛さと言い、コクと言い、麺とスープのバランスが良く、とても旨かった。
正祥は沖縄料理に限らずラーメンや手作りメンチカツなんかも有ったりして、アタシャたまに通っちゃ、何れは全てを制覇したいなどと思った。
マスター、とても美味しゅうございました。
又寄らせてもらいますね。

暇な人はランチに付き合ってください。(割り勘で・・・ww)


2007年10月11日(木)


 (日記) 無銭飲食かぁ・・・?


昨日は連休明けの火曜日の割りには、店はまぁまぁ忙しかった。
豚汁の効力があったみたいだ。(笑)

先ず最初に来たのはたかちんで、まだその時点では豚汁仕込中。
たかちんが初っ端なので、(きっと今日は望めぬなぁ・・・ww)と思いきや、何よ何よ、次々にテツ&カナコンビ、じょーじんちゃん、ぷあぞん、フリー客と訪れ、たかちんの貧乏神伝説はとりあえず昨日で却下されたみたいだ。

(まぐれだったりしてね・・・・プププッ!)

たかちん、かな、テツ、の3人が、ブリ大根&豚汁の、お任せ定食。
(益々メシ屋化してきたなぁ……(-。-) ボソッ)
じょーじんちゃんがブリ大根と冷奴・・・・・・。
たかちんは定食の他に、最近売り出した(トマトの洋風おでん、チーズ乗せ・・・)なんてのも食べてたなぁ・・・。

そんな感じでいつもの常連組みで賑わっていると、そこに前出のフリー客が一人入って来たのだが・・・・・・。
むろんカウンターから溢れ、一人ボックス席へ。

見た目年齢はアタシよりチョイ上くらい。
一見ヒコマル風のポッチャリおじさんで、調子もよさ気な感じ。でも酔っているのか、早口のせいか、何を喋っているのか的を射てないので理解不能。
来たなり「さぁ、歌うか」と、カラオケ探し。
「とりあえずお飲み物を・・・・」
『チュウハイお願いします』
「はい、かしこまりました」
歌の好みは演歌でも歌謡曲でもなく、かなりマニアックな洋楽好きのご様子。

(へんちくりんな客だなぁ・・・。でも、ま・・・良いか・・・・)

アタシャ初めての客なので、それなりに気を使い、カウンターとボックスと、あっちゃこっちゃ行き来しながら、beerを一杯ご馳走になり、その客はチュウハイ3杯を飲み、その間、探りを入れて多少の事を聞き出せば、医療関係の仕事で、東京から来たと言う事だ。
明日は長野に行くらしい。松本は初めてで、もう来る事はなさそうだ。
と言う事は昨日だけのお客である。

歌が始まると、たかちんやじょーじんちゃんが遠巻きから少しずつその客の話し相手にもなってくれていたのだが、しかし、酔っ払っているので何を言っているのか意味不明。やはり会話が続かないご様子。
皆も歌い出し、だんだんいつものノリになって来た。

それからそれは始まったのだ・・・・・・!!


その客が、そろそろ帰ると言うのでお勘定をしに、カウンターに入ろうと思ったその時!! 何と、その客はそそくさと出て行こうとするではないか!!
「こら!! 待った!! お客さん。まだお勘定も済んでないのに帰られちゃ困るやなぁ・・・・・。ぼらない店だけど、別にボランティアでやってる訳じゃないんだからさぁ・・・」等と、下手なジョークを混ぜながらやっとの事で引きとめた。

危ない危ない!! 逃げられる所だった・・・。

まぁ、最終的にはお勘定も払ってもらい、事なきを得たのだが、アタシャ駆け足遅いしさ・・・、昨日は皆が居てくれて良かったなぁ・・・と、つくづく思ったよ。
その客が帰った後、しばしその話で盛り上がれたし・・・。

過去に有るんだよね・・・。トイレに入ってる間に逃げられた事が2回・・・・・・。(ーー;)
油断も空きもあったもんじゃない・・・・・・。
一人でやってると、こう言う問題が有るんだわさ・・・・・・。

ヘラクレスのようなマッチョな美形の男の子でも、用心棒で雇うかなぁ・・・。
いやはや・・・。いろんなドラマの起こる店だ・・・・・・。


2007年10月10日(水)


 (日記) 豚汁恋しや・・・・・・


秋晴れの爽やかな日も嫌いじゃないけど、こんな風に小雨がポロ付く肌寒い秋の朝って、より本格的な秋を感じられて好きだなぁ・・・・・・。
なんてコーヒーが似合う朝なのでしょう・・・・・・。

今朝、いつものようにアタシの鼻先に軽い冷たさを感じ、それが愛猫ミュウーの鼻と鼻とのおはようのキスである事は解ったんだけど、6時にチョイ前に起こされてしまった・・・・・・。(早過ぎるべぇ)
折角アランドロンと悠長なフランス語で愛を語り合ってる夢を見てたってのにぃ・・・・・・。
ミュウーよ、アタシの夢を返しちくりや!!

昨夜のスマスマにゲストでアランドロンが訪れたのにはびっくらこいた。
アノ天下の二枚目が今や72歳だって・・・・・・。
しかしよく来たなぁ・・・・・・。よく出てくれたなぁ・・・・・・。
TVを食い入るように見てしまったよ。
彼の映画は若い頃に殆ど見ており、アタシの中では永遠の王子様な訳で・・・・・・。あんなハンサムは未だかつて見た事が無い。
お爺ちゃんになったアランドロンも中々ユーモラスで良かったけれど、夢の中には若い頃のアランドロンが出てきてくれた。
アランドロンがアタシにキスをしようとした正にその時・・・鼻先に冷たいものが・・・・・・。

しかし、スマスマを見た昨日の今日、夢に出てくるってのは、アタシの頭が如何に順応性があり、単細胞なのかが良く解る。

所で・・・全然話が変わるんだけど・・・、アナタの家の豚汁って何が入る?
いえね・・・、こんな肌寒い日はなぜか豚汁が食べたくなるとは思いませんか?
真冬よりもなぜかこんな日こそ、やたら豚汁が恋しくなるのはアタシだけでしょうか・・・・・・。

ちなみにアタシが作る豚汁に挿入される具は・・・・・・。
ブタばら肉。
サトイモ。
にんじん。
こんにゃく。
ごぼうの笹がき。
たまに玉ねぎ。
大根。
こんくらいかなぁ・・・・・・。
玉ねぎは入れたり入れなかったりだ。
仙台ミソと信州ミソを合わせ入れると尚コクが出て旨い。
んで、飲み際に長ネギをパッと散らす。


昔アタシの母が東京の中野でレスト喫茶をしていた頃、冬場は決まって豚汁定食を出していたのだが、それが若者に飛ぶように売れていた。
豚汁と小鉢と漬物とご飯と牛肉の時雨煮が付いて確か450円くらいだったのかなぁ・・・・・・。(良い時代だ・・・)

あぁ・・・無性に豚汁が飲みたくなってきた。
今日ズクがあったら仕込もう。


しかし・・・、日記の上半身がアランドロンで下半身が豚汁の話題だなんて・・・・・・。
なんかまとまりの無い日記だなぁ・・・。


2007年10月09日(火)


 (日記) 久々にパソコンテーブルに座った・・・


三日もパソコンをいじらないで居ると、無性にパソコンが恋しくなり、無性に何かが書きたくなり、そろそろ心配する人も出そうだとパソコンを開いて見れば、案の定一通のメッセが届いていた。
いやいや、心配してくれてかたじけない。
アタシはいたって元気であり、又、日記を書く気も充分有るのだが、うちの旦那の休みは暦通りなので、普段すれ違ってばかりで放ったらかしの旦那と唯一の休日くらいはジャレて居たく(決して色事ではありませぬ)一分たりとも離れ離れになる時間が勿体無く、ついついパソコンテーブルに座る気持ちが萎える訳でして・・・・・・。
(・・・と、まぁ、こんくらいゴマ掏っときゃ、旦那もご機嫌だべ・・・)


今朝我が妹分、コマキの日記を読んでみたら、今年も松本城で毎年恒例の蕎麦祭りが開催されていたらしい。
そういやぁそんな季節だわなぁ・・・・・・。
そういうお祭り事は好きなので、毎年宿六と行ってはみるのだが、毎回すごい混雑ぶりで、長蛇の行列を経てやっと口にする蕎麦にも当たり外れが有り、ちょっと憮然としたりしてね・・・・・・。
「コレって・・・ここまで並んで食べる味かぁ?」『いんや・・・』などと言う具合になる。

アタシが思うに、皆がもっと色んな蕎麦を味わえるように、又、待ち時間も少なくスムーズに事が運ぶように、冷たい蕎麦に関しては、わんこそば形式の一口サイズにし、一杯100円かなんかで売れば効率良いんでないかと思うんだけど・・・・・・。ダミ?(^^;

そんな訳で去年は雰囲気だけを味わおうと、蕎麦祭りの会場に足を踏み込み、辺りを一周しながら「もとき」の蕎麦屋まで歩き、美味しい天ぷら蕎麦とざる蕎麦を食べ、再び会場に寄り、焼き牡蠣やら焼きガニだけを求め帰って来るなどと言う不届き者な行動をした訳で、結局、今年なんかは行きもしなかった。

あぁ・・・休みも今日一日で終わりだ。
今日は営業しようかどうしようか迷ったが、先週からボーリング大会やら何だやらで少しお疲れモードなので、昨日今日と連休することにした。
・・・コレと言って何もする事も無いのだが・・・・・・。

宿六とTVゲームでもして遊ぶかなぁ・・・・・・。


2007年10月08日(月)


 (日記) 魂の色!?


なぜかフト・・・大昔読んだ本の内容を思い出した。
そこには確か、魂の色のランクのような事が書かれていたのだが・・・・・・。

例えば・・・、此処に二十歳の最低のダメ人間が居るとする。
その人はダメ人間のこげ茶色の魂から出発する訳だ。

働くのは嫌で、世の中に背を向け、金は無いくせに常に楽して遊びほうけていたくて、しかし内面は貧しく、卑屈で、オドオドしていて、自信が無い。
それでも何とか自分を打破したいと言う前向きな気持ちだけは少しでも持っている人間だとしよう・・・。

こげ茶色の魂を持った人は先ずは黒から海老茶色位までの魂色をした一つの球体に住む住人達と出会う。

こんな魂色の人が一緒に居て楽なのは、本当は自分よりももっと黒味掛かった魂色の人らしい。
人間は自分に自信が無い内は自分よりもダメな部分を持っている人と居た方が自分のダメさがカバーされ、安心だそうな。
なのでどんどん暗い色の魂の持ち主とくっ付きたがっていく。
しかし、そうなれば何の進歩も無く、人生が奈落の底に落ちていく・・・と言う事だ。

かと言って自分を極端に変える事は難しく、いきなり飛び越えて明るい色の魂を持っている人達に取り入り、くっ付こうと思っても無理で、絶対に振り落とされてしまうらしい。
それは相手が振り落とすのではなく、自ら墓穴を掘って居心地が悪くなり、振り落ちてしまうのだそうだ。

なのでこげ茶色の人は自分より少し明るい茶色の魂色の人達と知り合い、その人達の良い部分を吸収し、自ら反省しながら、自分の魂色を徐々に明るくしようと努力する。
そうすると今まで憧れていた明るい魂色に自分自身が成れた事で、最初は居心地が悪く、躓きそうにもなるのだけれど、そこで踏ん張れば徐々に気持ちも良くなり、これ以上魂を黒くしてはいけない事に気付く。
その場に長く浸かっている人も居れば、その人達を置いてきぼりにし、より向上心が有る人は、どんどん居心地の良いぬるま湯色から抜け出て、よりクリアな色の魂を持っている人々に出会い、勉強し、吸収し、反省し、時に挫折しながらも自分の魂の色を透明に変えて行く事になる・・・・・・。

サテ・・・、今アナタの魂は何色ですか?


と、まぁ・・・こんな内容の本だったように思うのだが・・・・・・。

この本を読んで、なるほどなぁ・・・・・・と深く共感し、印象に残り、アタシも徐々に綺麗色の魂に成れるよう、精進したいもんだなぁ、と考えたものだった。

ちなみに透明な魂の持ち主と言うのはごくごく稀で、神に近い存在だそうで、普通は何かしらの色があるそうだ。


アタシの魂の色は少しは変化してるのかなぁ・・・・・・。
ほぼ、真っ黒からスタートし、アタシよりも断然クリアな色の魂の持ち主達と常に一緒に居たお陰で、自分で思うに茶色に少し赤味がさし、エビ茶色くらいにまでは成長してきたつもりなんだけどなぁ・・・・・・。(ーー;)

備考・・・うろ覚えの本の内容をアタシの馬鹿な頭でより解り易く書いた物であり、内容はかなりかけ離れているかもしれません。あしからず。


2007年10月05日(金)


 (日記) お金を貯める秘訣ねぇ・・・・・・


以前の家の近所に、とあるラーメン屋があった。
カウンターだけの小さな店だが、ラーメンばかりではなく中華丼やチャーハンや天津飯もやっている、所謂、小さな中華食堂といったところだ。
経営者は老夫婦。
にも拘らず、夕刻より深夜1〜2時頃まで経営していたと思う。
寡黙な父ちゃんは調理・気丈な母ちゃんは出前と、それはそれはバイタリティーのある老夫婦だった。
時々店で父ちゃんと母ちゃんが口喧嘩をしてるのもこの店の風物詩だ。

当事はまだバブル全盛の時代で、松本の夜も賑わっており、味が良いのでその中華屋もかなりの繁盛店だった。
その夫婦は年に1〜2度とても豪華な海外旅行をし、店に行けばせがみもせぬのに写真を見せながら旅行話を聞かせてくれたりする。

人の幸せ話や自慢話を聞くという作業は、こちらの状況次第では有る程度の忍耐力が必要な訳でして・・・・・・。当事から貧乏で健康ランド一泊さえままならなかったアタシに取っちゃ、海外旅行など夢のまた夢のお話し。
「ああそうですかぁ・・・、此処がかの有名な五つ星レストランねぇ・・・。凄いステキなお城ですね〜。うわぁ〜このチューリップ畑、圧巻!!」等と写真を見ながら感心する素振りは見せるものの・・・、心の中では(早く食わしてくれよ・・・、ラーメンが伸びちまうじゃぁ〜ないかぁ・・・)と、気が気ではない。

何度かその店に通うようになり、出前も取るようになり、中華丼が好きなアタシは良く出前でも店でも中華丼を食べていた。
ある日フト気付いたのだが、中華丼の具の数が見事なまでに一緒なのだ。
ばら肉3枚、竹の子3枚、にんじん3枚、干ししいたけ4分の1サイズが2個、絹さや2本・・・・・と言う具合だ。(←シャレではないが、シャレみたいだ)
一回気付くと他の物にも興味が出、暫くはその店の料理の具を数える事に夢中になった。
面白いほど、いつもそれより多くもなければ少なくも無い。
立派だなぁ・・・数数えて入れてるんだなぁ・・・・・・。

ある日アタシの母が出前を取り、あんかけ焼きそばを取った再、「溶きガラシをチョットだけ多めにお願いします」と言ったら、いつもより50円増しになっていた。冷やし中華にマヨネーズを・・・と頼んだ時も同様。
「値上げした?」と聞いたらからし代やマヨネーズ代だそうだ。
いやはや・・・天晴れ!! しっかり者だなぁ・・・・・・。
こういうやり方だからこそ、お金が溜まるんだよなぁ・・・・・・。

アタシにゃ全てが到底真似出来ぬ・・・・・・と諦めた。

そんな名物の中華屋も時代の流れと共に軒を下ろした。
今頃は何処で何をしている事やら・・・・・・。
たんまり貯金をし、たまに口喧嘩をしながらも、きっと悠々と暮らしている事だろう・・・・・・。


2007年10月04日(木)


 (日記) 海が見たい


年に数回、むしょうに海が見たくなる。
そんな周期がやって来て、今、海が見たくて仕方が無い。
日常の風景や景色や人々から離れ、人気のなくなった海岸で波音と対話していると、母の胸元に抱かれているような安らぎを感じる。

こんなにもアタシが海を恋しがるのは何故だろう・・・と時々思う。
東京生まれの東京育ちで、22の時に松本に来て・・・、アタシは東京と松本しか知らないせいかもしれない。
それとももっと別の理由が有るのかなぁ・・・・・・。

行く末松本を出ることが有ったとしたら、人生の最後の時を海辺の場所で暮らしたい。


2007年10月03日(水)


 (日記) 若い男の子達って楽しいなぁ・・・


昨日はそぼ降る秋雨の中、やはり静かな夜になった・・・・・・。
店に着いて見ると祭りの注連縄(しめなわってこう書くんだ・・・。へぇ〜)が掛けられているのは良いんだけど、背の高い客は首を吊るんじゃないか? って思うくらいかなり低く垂れ下がっている・・・。
店に入店のさいはくれぐれもお気をつけくださいね・・・・・・。

昨日は最初にたかちんがドアを開け、しばしボウリング大会の感想などを語り合いながら二人で飲んでいた。
また〜りした会話が流れ、音楽が流れ、時が流れる。
「今日は暇そうだね・・・」
『それは覚悟の上だわさ・・・』
「俺が居るせいかな・・・」
『んなこたぁ〜ないべ・・・。雨の月曜だし・・・』

たかちんがオムライスを食べ日記を書いている所にフララ嬢がハンドバックやらタオルやら石鹸を持ってきてくれた。
ありがたやありがたや
食器拭きは何枚あっても嬉しい。
ハンドバッグはもっと嬉しい。

フララ嬢は車だったらしく「又ゆっくり飲みに来るね〜」と、直ぐに帰ってしまったけど、その後いよいよたかちんが「誰も来ないねぇ・・・」と諦めかけたその時!!(←パチンコ番組のTVみたいだなぁ・・・)2人組みの若い男の子が入って来た。
たかちん、此処でホッ!と胸を撫で下ろしている・・・。(笑)

彼らの片割れは1年半ほど前、信大の(K)に連れられて来た当事は学生だった男の子で、その時にアタシの作った料理を食べ、とても美味しかったらしくその後ずっと一人立ちして来たい来たいと思っていたらしいが、中々機会が無かったそうだ。
その男の子が就職し社会人になり、やっと昨日来れたのらしい。
アタシャ最初見知らぬ若い子が入ってきたので、新手の新興宗教の物売りの青年かと思ったよ・・・(失礼)

彼らはボトルを入れてくれ、ネギ塩玉子焼きとパスタを取り、「これだ!!この味だ!!」と奇声を上げながら感動し、此処に来れた喜びがどんなものかをアピールしていた。(笑)おおげさだべ・・・・・・。
おもろい子たちだなぁ・・・・・・。

此処でたかちん安心しながら彼らにバトンを渡し、小雨の中に憂いを残しながら消えて行く・・・・・・。

それから若者達は歌を歌い、アタシを交えて会話が弾み、挙句はボトル一本を二人で平らげ(アタシャ一滴も取り上げてないからね・・・若い子には優しいのよ・・・)一時半ごろ「これからはチョクチョク寄らせてもらいます」と言いながらご機嫌で帰っていった。

若い男の子達って良いなぁ・・・。
二人とも息子よりまだ若い。

こんなオバチャンの店が気に入ってくれてありがとうね〜。
彼らも常連の仲間入りをするような予感アリ・・・。


2007年10月02日(火)


 (日記) 祭りの後の寂寥感・・・・・・


未だボウリング大会のバカ騒ぎの余韻が頭の中に残っている・・・。
福山の歌にスコールと言う歌があり、そのフレーズの中に「あんなふうにはしゃいだから帰り道は寂しくなるよ・・・・・・」と言う歌詞が有るが、正にあんな感じだ・・・・・・。

昨日家での晩酌時、夫がアノ面で珍しくも高尚な事を言っていた。
「マキュキュは本当に無理をしてでもアノ店やって正解だったよな・・・。アノ店をやってなきゃアノメンバー達にも出会えなかった訳だし・・・・・・。アノ店は絶対に大丈夫だ!! お前が今のままの気持ちで今のままのやり方でやり続けていれば、アノメンバー達が筆頭になって守り続けてくれると思うよ」と・・・・・・。

フゥーリィーは会社の飲み会が有る時は別だが、アタシの店に来る事を極力遠慮するタイプの人間だ。
女房の働く店に亭主面して行くのはこっ恥ずかしくて嫌だと言っている。アタシの領域を冒したくは無いらしい。
アタシを信頼してるからこそ、アタシのやりたいようにやれば良いと言ってくれている。
そんな所が夫の大好きな部分でもある訳で・・・・・・。

しかし、昨日は夫も息子も随分はっちゃけていたなぁ。
息子はフリチンにならんばかりの勢いだった。(アブナイアブナイ・・・)
夫と息子はなさぬ仲なので、一時期は溝や隙間も有ったりしたけれど、昨日は完全に溶け込んでたよなぁ・・・・・・。
親子全員であんなに盛り上がれたのは、アタシの兼ねてからの夢だった事でもあり、最高に嬉しい訳で・・・・・・。
実はそんな喜びも有ったのだ。
からくり箱には人を一体化させる不思議な魔力があるようだ。

今日からは通常営業に戻る。
バカ騒ぎ処から、又、語り処に戻る。
お祭り気分はしばし忘れ、ぜんまいを回し、小雨がそぼ降る秋の夜長を、静かに熱く語り合える場所に戻そう・・・・・・。



2007年10月01日(月)

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