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初日 最新 目次 MAIL

人物紹介

「翼」−私。苦手なモノ → 恋愛

「T君」−友達のダンナの親友。
1歳年上。
私の事が好き?みたいです。

「H君」−出向先の人。元カレ。
6歳年下。
すごく好きだったけど、フラれた。

「 I さん」−同じ会社の元上司。
3歳年下。
好きだった人

「Nさん」−元元彼。
6歳年上。交際2年9ヶ月。
憎まれてます

「Aさん」−10歳年上。
既婚者子持ち。
昔々の好きな人。

「あの人」−元元々彼。2歳年上。
1ヶ月でバッサリふられました。
私の通っていた大学の職員。


あなたには届かない

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2003年04月30日(水)
アンバランス

どうしようもない事実がある。

それは、私が「あの人」を“好き”だということ。
それは、私には「後輩」が“必要”だということ。

どっちが、どう違うのか解らないけど、
どっちが、本当の“愛情”なのか解らないけど、
それが、今の私の本当の気持。

もう少しだけ、このままでいさせて欲しい。
この“不安定”な関係が、今の私を1番“安定”させてる。
だから、もう少しだけ…。





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本当、おいおい…な関係…。




2003年04月29日(火)
傷つけさせてよ

「あの人」は28日は仕事がお休みだった。
だから4連休。
でも私はカレンダー通りだから、普通の週末。
で、今日はお休み。
こんなに休みがあっても、
私と「あの人」は一度も会っていない。

「あの人」は、土曜日から大学時代にいた街にずっと泊まりで遊びに行っていた。

私は、日曜日と今日、「後輩」に会っていた。

ねぇ…、私が“付き合ってる人”は誰なの?

“会っている時間の長さ=気持の大きさ”だとは、
思っていないけど、こんなにもすれ違って、寂しい気持を抱えたままで、
ねぇ、それで“付き合っている意味”ってどこにあるの?

なんて、無意味な関係…。

なんでもかんでも、頭で考えすぎてしまうのは、
私の悪い癖。
それは解っている。
でも、考えずにはいられない。

私は「あの人」を…、許せない。
ずっと、ずっと、思ってきた。
「あの人」は、勝手だよ。
まだ“職員”と“学生”だった頃も、今も。
そりゃあ…、私だって十分勝手だけど…、
でも、私は「あの人」に、腹がたってる。
今度ばかりは、本当にむかついた。

ダメだね。
また“愛情”は歪んだ方向に進んでしまいそう。

「あの人」は私が感情を押し殺して、大人ぶった振る舞いをするのを、すごく嫌う。
だから、次に会った時には、絶対にそうして振る舞ってやるんだ。

4日もほっぽらかして、しかもその間電話もメールもしてくれなくて、
さすがに私が怒っているだろうって、「あの人」は思ってるはず。
そして、そうして私が怒る事を、期待しているはず。
でも、私はそんな事しない。

「楽しかったですか?」って。
「私も、いろいろ出来て楽しかったです。」って。
「久しぶりにお友達に会えてよかったですね。」って。
にっこり微笑んで言ってやるんだ。

「あの人」には絶対に教えてあげない、私の“秘密”。
傷つけたくて、傷つけたくてたまらない。
「あの人」のこと。

いつか、すべてを知った時、「あの人」がどんな顔をするのか、
今は、少し楽しみだよ…。





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2003年04月27日(日)
抜け出せない

相変わらず、二股恋愛まっしぐらな私…。

まだ縮まらない、「あの人」との距離。
まだ離れられない、「後輩」との距離。

最近、「あの人」と会う時間より、
「後輩」と会ってる時間の方が多くなってきている気がする。

だからって「後輩」とよりを戻そうとは、まだ踏ん切りがつかない…。
まだ「あの人」と繋がっていたいと思う。





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居心地の良いぬるま湯。
いつまでもいつまでも、それに甘えてるうちに、
もっともっと、取り返しのつかない事になっていくのかな…。
自分で自分の首、どんどん絞めている気がするよ…。



2003年04月22日(火)
私達の、行き着く場所

「後輩」が、“不倫”してるって…。
付き合ってる時から、なんとなく、感じていた事だけど…。

「後輩」が、「元彼女」のさらにその前に付き合っていた人は、
年上の女性で、確か20代後半だったらしい。
私はその人を、直接見た事はない。
「後輩」がその人と付き合っていた時には、
私はまだ「後輩」と知り合っていなかった。

「後輩」はその人のこと、すごく好きだったんだろうなって思う。
会った事はないけど、話だけならよく聞いた。
もちろん、友達だった時期にだけどね。

その人は、学生時代にモデルのバイトをしていた事もあるくらいの美人。
お父さんもおじいさんも会社の重役で、ものすごいお嬢様。
らしい…。

そんな女の人だから、まあ冷静に考えれば、大学生の「後輩」を、
本気で相手にするわけもなく…、
その女性にはフィアンセがいた。
結婚式ギリギリに、その事を打ち明けられた「後輩」は振られたらしい。

私と友達だった時期には、その女性と別れてからも、
何回か会った事があるっていう話は聞いていた。
付き合ってからはもちろんない。
うぬぼれかも知れないけど、本当に私と付き合っていた時期には、
その女性には会ってない…、と信じたい…。

私は、今日は休日出勤した代休で休み。
だから昨日の夜、「後輩」とご飯食べに行こうっていうことになって、
出かけた。(まぁ、この時点で私も相当最悪なんだけど…。)

それから、「後輩」がいるゼミに新しく入ってきた人達の話になった。
「写真が車の中にあるから見せるよ。」
そう言って、店を出て駐車場に向かう「後輩」。
一人テーブルに残った私は、「後輩」が置いていった携帯が、
なぜだかとても、気になってしまった…。

なぜそんな事をしたのか…、本当に最低だと思う。
でも、ふっと魔が差してしまった…。
私は、「後輩」のメールを盗み見てしまった…。

次の瞬間、

“見なければ良かった”

という後悔が、ものすごいスピードで襲ってきた。

そこには…、その年上の元カノのメールがあった。

その彼女からのメールも、「後輩」が送ったメールも、
とても、そのままかけそうもないくらい…、過激…。

まぁ、内容的には、“Hしよう”“昨日は楽しかった”“またいつ会えるの?”
“やっぱり相性ばっちりだね”みたいな…(汗)

お店のドアが開く音がして、私は慌てて携帯を元の場所に戻した。
「お待たせ。」
何もなかったように、そう言って笑う「後輩」。
何も悟られないようにしようとしながらも、
思わず、

“おいおい、あんたってそんなキャラクターだったの…?”

という目で「後輩」を見てしまう私。

別に今更、「後輩」にとやかく言う権利は、私にはない。
私と寝た次の日に、違う女と寝たからって、
確かに腹がたつけど、責める事は出来ない。
よく考えたら、私だって同じ事をしているんだから。

でも、もし「後輩」をそんな風な行動に走らせるほど追い詰めてしまったのが、
私のせいだとしたら…?
そんな事、今すぐにでもやめさせたい。
事実。私はその女に嫉妬してる…?
でも、これで「後輩」に戻ったとして、私はそれからずっと、
その女の存在に怯えながら、嫉妬しながら、また苦しむのだろう…。
そう、「元カノ」の時と同じように。
結局そうなんだ。「後輩」はなんだかんだいって、いつも私を不安にさせる。
でも、それは全部、私のせい…?

頭が混乱して、よく解らない。

私と、「あの人」と、「後輩」の、行きつく場所はどこなんだろう…。
そこには優しい光が溢れてる?
それとも、延々と続いていきそうな暗闇があるの?





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解らない。
「後輩」が私にとってどんな存在なのか?
「あの人」の事を私はどのくらい好きでいるのか?
自分は…、どこを目指して進んでいて、
そして、何を求めているのか…?









2003年04月21日(月)
不安定なキミへの気持

昨日の夜中12時頃、「あの人」にメールした。

“ずっと連絡できなくて、ごめんなさい。”って。

そしたら、「あの人」は何事もなかったみたいに、
電話をくれた。

“俺も突然用事が入っちゃって、出かけてたんだ。今、帰り道。”

だって。

そっか…、「あの人」は知らない。
なにも、なんにも、気づいてないんだ。


「会えなかったから、寂しかった。」

次に「あの人」に会った時、私は、何事もなかったように、
微笑みながら「あの人」に、そう言うんだろうか。

絶対に、気づかないで。
違う、今すぐ気づいて…。
ダメ…、やっぱり気づかないで…。

揺れる、私の気持に…。





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2003年04月20日(日)
もつれていく糸 壊れていく夜…

金曜の夜から、土曜の朝にかけて「あの人」に会った。

私はその夜、初めて「あの人」と寝た。

土曜の夜から、日曜の朝にかけて「後輩」に会った。

私はその夜、「後輩」と寝た。

土曜日の夜は、“用事があるので会えない”と「あの人」には言っていた。
それは、嘘ではなかった。
でもその用事は、金曜の夜に突然つぶれた。
それでも私は、「あの人」にそれを言わなかった。
それどころか、その空いた時間を利用して、
私は「後輩」に会った。

“土曜の夜。帰ったら電話します。”と「あの人」に言った。
でも私は、電話しなかった。
家に、帰らなかったからだ…。

夜が明けて、朝になっても、私はなんとなく「後輩」の部屋から帰れずにいた。

「どっか行こうか?」

「後輩」がそう言ったので、私たちは海に向かった。
私も「後輩」も、海が大好きだったから。
とても、楽しくて、とても、安心した。
なんとなく切なくなって、私は「後輩」の車の中で、
少しだけ泣いた。

夜8時頃、自分のアパートに帰ってきた。
その間、「あの人」からの連絡はなった。
私も「あの人」に連絡するか迷った。
でも、なんとなく出来なかった…。

怖かったから…。


私と寝た後、「あの人」は言った。

「これでまた少し、近づけたね。」

そうなの?
そうなの…?

私には、どんどん離れていくようにしか思えない。

もう、何が間違っているのか、何が正しいのか、
解らない…。





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「あの人」に連絡できない。
今更…。
きっと「あの人」は、“何か”に気づいているはず…。




2003年04月15日(火)
今、1番会いたいのは…

ふとした瞬間に、「後輩」の事を思い出す。

無性に、会いたくなったりする。

解っている。これは、
“ないものねだり”
終わった恋ほど、美しく見える。

後悔はしない。
そう決めたのに…。

「あの人」とはまだ付き合いが浅い。
全部を解ってくれるわけじゃない。
言いたい事も言えない。

“理解者”が欲しくて、
寂しくて、寂しくて…
無性に…





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2003年04月14日(月)
運命は動き出した。

昨日(13日)、「後輩」と別れた。

「後輩」に「あの人」との事を、話さなければ話さなければ、
と思いながらも、ずっと言い出せないでいた。
そして、やっと、13日の夕方、言い出した。

「後輩」は、

「そうか…。しょうがないね。翼が決めた事なら。」

それだけ言うと、後はずっと黙ったまま、
私を車で家まで送ってくれた。
私は、車の中で、ずっと泣いていた。
私には、涙を流す資格も、本当は無いのだけど…。

「後輩」を失う事で、こんなにも大きな穴が胸に開くとは、思わなかった。

寂しい、寂しい…、どうしようも、ないほど…。

でも、“後悔”は、しない。
これが、私が望んだ道。
私は「あの人」を選んだんだから。

だけど…、今だけは…、
今だけは、「後輩」との思い出に浸っていたい。
すっぱり気持を切り替えられるほど、
器用にはなれない。
いつかはきっと、忘れられる…よね?





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2003年04月10日(木)
嘘みたいな I LOVE YOU

今、ウタダヒカルの「嘘みたいな I LOVE YOU」に猛烈にはまってます。
なんか今の自分の心境そのままみたいな感じで…。
本当、ここ最近の「あの人」との関係は、“嘘みたい”なくらい、
想像がつかなかった展開…。

今日、「あの人」に会ってきました。
すご〜く久しぶり。

やっぱり、すごく緊張した。
バカみたいなくらいに、顔が赤いのが自分でも解った。

「俺は、君と付き合いと思ってるよ。」

「あの人」は言った。

「…。」

しばし返事に困る私…。

あの人「なんか、悩まれるとすごいショックなんだけど(笑)」
私  「だって、前も話したけど…、今、その…、いろいろあるし…。」
あの人「今までの事はどうでもいいよ。今すぐすべてをクリーンにしろ、
   とも言わない。俺が聞きたいのは、これからの事。」
私  「はぁ…。」
あの人「YESかNOか?…って、もうYESって言いなさい!(笑)」
私  「は…、はい。」
あの人「はい。YESって言ったね。よし、良かった〜。」

って、おいおい!これで良いのか!?

確かに私も「あの人」と付き合いたいと思ってる。
だから返事は“YES”
でも…、「後輩」の事はどうするの…?

今の状態。
完全に“二股”です。
…。

「あの人」とも「後輩」とも“付き合ってる”

ダメだ、まともに考えると、頭がおかしくなりそう…。

今夜はとりあえず寝よう。明日も仕事だし。
それからまた考えよう…。





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2003年04月04日(金)
何度も、何度も…

ダレカを傷つけて、ダレカを好きになるのは、
これが初めてじゃない。

思えば、「H」の時もそうだった。
私には“彼氏”がいた。
それなのに私は「H」と関係を持って、
そして“彼氏”と別れた。
その前も、その前の前もそうだった。

繰り返している、“もう絶対しない”って思うのに、
何度も何度も同じような罪を繰り返している。

どうして、私は…。

昨日の夜、「後輩」と一緒にいる時、
「あの人」からメールが来た。

“新社会人、頑張ってるか〜?”

って。思わず、そのメールを見て微笑んでしまう私。
でも、「後輩」のいる前で、「あの人」にメールを返すわけにもいかない。
「後輩」と別れた後に、メールしようと思っていた。

そのうち、バイトの疲れからか、
「後輩」は私の隣でうとうとと寝始めてしまった。
しばらく私はぼ〜っとテレビを見てたんだけど、
“そうだ、「あの人」にメールを返そう。”と、ふっと気がついて、
携帯を手にとった。

その瞬間、「後輩」が私の腕をぐっとつかんだ。
「後輩」は熟睡してるものだと思い込んでいた私は、
驚いて携帯を落としてしまった。

「後輩」は私の手から落ちた携帯を拾うと、
何も言わずにテーブルの上に置いた。
「後輩」はそれから、一瞬、私の目を見ると、
また何事もなかったように眠ってしまった。

すべて、見透かされているような気がした。

今までは、他に好きな人が出来て、元の彼氏と別れるまでは、
結構、早かった。
でも、今回は、出来ない…。

私は今でも「あの人」が好き。
でも、「後輩」と離れることが出来ない。

欲張りな、自分。
これじゃ、何でも欲しがる、ワガママな子供と一緒だね…。
何度も、何度も同じ過ちを繰り返していく自分から、
もう、抜け出したいと思うのに…。





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2003年04月01日(火)
約束の日

4月1日。
それは、「あの人」との、“約束の日”

「キミが卒業してから、学生じゃなくなる4月1日になってから、
それから考えよう。」

その4月1日が来た。

AM0:00
携帯がなる。
予想はしてた。
それは…、
「あの人」からの電話。

私は、少しためらったけど、電話に出た。

久しぶりに聞く、「あの人」の声。
とても、とても久しぶりなのに、
なぜか、ずっと、ずっと聞き続けてきたような気がした。
時間が、巻き戻っていく…。

もう、絶対、「あの人」に“好き”なんていう感情を抱かないつもりでいた。
もうどうでもいいって、あんなに思っていたのに…。
ただ、ちゃんと4月1日に電話をかけてきてくれたというだけで、
私の胸の中にあった、硬い、硬い凍りついた感情が、溶け出していた…。

「あの人」は言った。

「俺は、今日が始まりだと思っているよ。今日で本当にゼロになったんだって。
今すぐ付き合おうとか、そうは思わないけど、とにかく会おうよ。
お互いの事をもっと知り合おう。」

私は、「後輩」との事を話した。
今、付き合っている人がいると…。

そしたら、「あの人」は笑って言った。

「たぶん、そうだろうなって思ってたよ。」

よまれてたんだ?

あの人「それで、じゃあもう俺には会う気ない?」

私  「だってここで会ったら、私って超最低じゃないですか?」

あの人「始めから“いい子”だとは思ってなかったよ。(笑)」

私  「はぁ、そうですか。(怒)」

あの人「いいじゃん、天秤にかければ?俺と、その彼と。」

私  「正気ですか?(笑)」

あの人「好きな人を手に入れるためなら、そのくらい覚悟してるよ。」

私  「私は、怖いです…。」

あの人「ばれなきゃいいんじゃない。」

私  「そういうもんなんですか?」

あの人「そういうもんでしょ?」

なんていう、結末…。
いや、結末じゃないか、これが本当の“始まり”
私と、「あの人」と、そして「後輩」の…。

ダレカとダレカを天秤にかけるなんて、本当に最低だと思うし、
自分がされたら、すごく嫌だ。
でも自分は、それをしようとしてる…。

いいの?本当にいいの?
もしかしたら「後輩」を、裏切る結果に、
なるかもしれないのに…。





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それが、恋愛感情からなのかどうかは、
解らないけど…。


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