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2006年06月24日(土) ■ |
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乱鴉の島(有栖川有栖) |
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●読了:乱鴉の島(有栖川有栖) 臨床犯罪学者・火村英生シリーズ四年ぶりの新作長編にして、初の孤島もの! 友人の作家・有栖川有栖と休養に出かけた火村は、手違いから目的地とは違う島に連れて来られてしまう。通称・烏島と呼ばれるそこは、その名の通り、数多の烏が乱舞する絶海の孤島だった。集まり来る人々。癖のある住人。奇怪な殺人事件。精緻なロジックの導き出す、エレガントかつアクロバティックな結末。これぞ本格!
「火村シリーズ4年ぶりの新作にして、初めての孤島もの!」だそうだ。アリスの長編を読めるのはとても久しぶりなのでうれしい! 孤島が舞台ではあるんだが、いわゆる古典的なクローズドサークルをテーマにした「孤島もの」というのとは違うと思う。ちょっと前置きが長くてじれったいし、テーマにこだわり過ぎているかなとも思ったけど、有栖川有栖の長編というだけでうれしいからいいや。楽しかったです。
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2006年06月22日(木) ■ |
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錦絵双花伝(米村圭伍) |
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●読了:錦絵双花伝(米村圭伍) 図書館から借用 娘評判記の最上位に置かれ、美少女ブームを巻き起こした笠森お仙と銀杏娘お藤。双花と謳われた娘達には、“評判”になっては困る裏の顔、秘密を抱えていた。流行の火付け役、絵師鈴木春信が二人を錦絵に描こうとしたとき凄惨な災いが襲いかかった…。腹抱え、涙腺ゆるむ大型時代小説。
結局、昨日は『退屈姫君伝』『退屈姫君 海を渡る』『退屈姫君 恋に燃える』『風流冷飯伝』の4冊を一気に読んでしまった。こういうエンタメ系の読みやすい本は、もちろん買ってもいいのだけど、家から徒歩3分の場所にある私の書庫(地元の図書館)に揃っているものだから、つい借りて済ませてしまいがち。特に今回のように一気にハマると、読む速度に買う速度が追いつかないんだもの。
本書は退屈姫シリーズの主要な脇役のひとりだった少女お仙を主人公にした話。退屈姫もチラリと出てくる。忍者の世界と、因縁・呪いがテーマになった伝奇小説。錦絵や小町娘などの江戸の風物が出てくる一方、同時に忍者の世界と、武士の権力争いといったドロドロした世界が描かれる。 これはこれでいいけど・・・・私は気風のいいお仙が大好きで、彼女はいずれどこぞの町人と結婚するんだろうと思っていたから、お仙が途中からまるきり別人になってしまうのがとても悲しかった。しかも結末は意味不明だし。もっと八方丸く収まる結末がいくらでもあるのに、なんであんな目にあわせる必要があるんだか。 あ〜。最初に読んだ退屈姫君伝が一番面白かったような気がする。
●アマゾンから到着 和書1冊¥1785 乱鴉の島(有栖川有栖)
●ぴえろから毛糸 ポイント使用(支払い金額¥631 綿・ポリノジック合太 8211(ガーネットレッド)2かせ
この糸、素敵! 青みの入った赤というのか、写真の色そのままでイメージ通りだった。ピンクと青も買えばよかったかな。
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2006年06月20日(火) ■ |
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安政五年の大脱走(五十嵐貴久) |
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●読了:安政五年の大脱走(五十嵐貴久) 内容(「BOOK」データベースより) 安政五年、井伊直弼に謀られ、南津和野藩士五十一人と、美しく才気溢れる姫・美雪が脱出不可能な絖神岳山頂に幽閉された。直弼の要求は姫の「心」、与えられた時間は一カ月。刀を奪われ、逃げ道を塞がれた男達は、密かに穴を掘り始めたが、極限状態での作業は困難を極める…。恋、友情、誇りが胸を熱くする、痛快!驚愕!感動の娯楽大作。
穴掘り屋が出てきたーー!!調達屋も、指揮官も!話の大筋の流れも似てる。でも、その上でちゃんと時代ものになってるのが面白いと思った。オリジナルの部分と、『大脱走』の部分が混ざり合っていて完成度の高いエンターテイメントだと思った。面白かった。 私が唯一気になったのは姫のキャラクターくらい。男性陣、藩士たちは生き生きとして人間くさく描かれているのに、話の中心であるはずの姫だけはどういう女性なのかなかなか見えてこなかった。「頭がいい」「誇り高い」とかだけではなく、どういう人なのかが見えてくるともっと良かったと思う。まぁその点は男性作家だから仕方がないかもしれないし、第一タイトルが「安政五年の大脱走」ということは、話の主役は事件そのものなのだろうから。
▲毛糸でできたフェラーリ(情報元:KnitTatCrochet - 和文) 12マイル分の毛糸を使って10ヶ月かかって編んだ実物大の車。うわあ、こういう意味不明なの大好き。
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2006年06月19日(月) ■ |
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購入本 |
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●マイストア 先日、Where Dreams Begin(Lisa Kleypas)を購入したら、アマゾンのマイストアがリサ・クレイパス一色に染まってた。ビックリ。人気あるんだね。
●購入本 洋書1冊¥2520 RYC クラシックビーチ
リンク先にある表紙のカーディガンと半袖のニットが素敵だったし、他にも作りたいものがあったので。本書のISBNは1904485642なんだけど、雑誌扱いの図書というのかな?アマゾンでは扱っていない模様。そういう本が結構沢山あることを、ニットの世界にハマって初めて知った。 それから、イエガーのトリニティ438を2玉買ってみた。白いネップが入ってて、すごくキレイな青い糸。Interweave Knit 06 Summerの表紙のタンクトップにどうかとチラッと思ったのだ。このタンクトップは"Lotus Blossom Tank"というんだが、専門のKALがあるくらい人気がある。
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2006年06月18日(日) ■ |
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仔羊の巣(坂木司) |
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●読了:仔羊の巣(坂木司) 季節はめぐり、僕、坂木司と鳥井真一のあいだにも、ゆっくりと変化の兆しは訪れていた。ひそやかだが確実な羽ばたきの予感、それが僕を不安にさせる。鳥井がひどい風邪をこじらせたある日、僕は同僚の吉成哲夫から、同期の女性の様子がおかしいと相談される。病気の鳥井に代わって、馴れない探偵役をつとめることとなった僕は……。また、木工教室を開くようになった木村栄三郎さんのもとで出会った男性と地下鉄の駅構内で見掛けた少年が抱える悩み、そして僕自身に降りかかる悪意の連続、それらの謎を鳥井はどう解いていくのか。坂木と鳥井、2人に加わる新たな仲間と風。ひきこもり探偵シリーズ第2弾。著者あとがき=坂木司/解説=有栖川有栖
このシリーズはミステリといっても殺人が絡まない、日常の小さな謎ばかり。登場人物たちはそれぞれ悩みがあったり、病や闇を抱えていたりもするのだけど、美味しそうな料理やお菓子が頻繁に登場すするせいか、どうものんびりした感じがする。本書は鳥井(ひきこもり探偵)と坂木司(ワトソン)の関係が話の要で、2人が独特の世界を作り上げている。トゲトゲした物言いの鳥井が、子供みたいな口調になる部分は何度読んでもドキッとする。面白いなあ。
●図書館 謎は解ける方が魅力的―有栖川有栖エッセイ集(有栖川有栖) 安政五年の大脱走(五十嵐貴久) "Woman's Weekly" Classic Knits Oddball Knitting Book Knitting Over The Edge(Nicky Epstein)
"Knitting Over The Edge"はアマゾンで評判の良さげな本なんだが、実物を見て「買わなくて良かった!!」と思った。ふち編みや模様編みの技法が延々と載ってるだけの本なので、それで一体全体どうしろって言うのって感じ。これを使ってオリジナル作品を作れと? 有栖川有栖のエッセイは存在を昨夜遅くに知ったばかり。ネット予約して今もう手元にあるんだから、公共サービスも便利になったものだわ。『安政五年の大脱走』は映画『大脱走』にインスパイアされて書かれた本だそうな。本屋で見かけた文庫版の表紙が面白そうだったのでチェックしてみた。情報屋とか穴掘り屋とか偽造屋とか出てくるのかな。ワクワク。
●新刊:"Kinuko Craft : Drawings & Paintings" 【キヌコ・クラフトの公式サイト】の"What's New"ページに、「FIRST BOOK ABOUT MY ART TO BE PUBLISHED FALL 2006」とある。ブラッドベリの推薦文つき。欲しいなあ。3、4000円はしそうだけど。 出版情報:9 x 11 hardcover, 80 full color pages $25.00 / $35.00 Can. October 2006 ISBN: 0-9779956-1-5
●新刊:ハロウィーン狂想曲 英国妖異譚13(篠原美季) 7/1発売 出版社 / 著者からの内容紹介 悪戯妖精ロビンの願いにユウリは!? ハロウィーンの準備に追われるセイヤーズは、ある夜、赤いとんがり帽子を拾う。その後に起こるさまざまな超常現象。フランスから寮に戻ったユウリが見たのは!?
▲劇場映画「アタゴオルは猫の森」 2006年秋公開予定。濃っ!予告編で踊りまくるヒデヨシが面白すぎ。
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2006年06月17日(土) ■ |
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購入本 |
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●新刊 乱鴉の島(有栖川有栖)¥1785 発売:2006/06/22 臨床犯罪学者・火村英生シリーズ四年ぶりの新作長編にして、初の孤島もの! 友人の作家・有栖川有栖と休養に出かけた火村は、手違いから目的地とは違う島に連れて来られてしまう。通称・烏島と呼ばれるそこは、その名の通り、数多の烏が乱舞する絶海の孤島だった。集まり来る人々。癖のある住人。奇怪な殺人事件。精緻なロジックの導き出す、エレガントかつアクロバティックな結末。これぞ本格!
早く読みたいーーーー!22日か。予約しとこうかな。
●図書館本 Loop-d-loop: More Than 40 Novel Designs For Knitters(Teva Durham)
地元の図書館で借出し。ラッキー! 【公式サイト】で見た時はあまり惹かれなかったんだが、実際に本を見てみたら作りたい(そして作れそうな気がする)ものがいっぱいあってとっても楽しい。やっぱりこういう本は、実際に見てみないと分からないのか・・・。欲しいけど、コピーで我慢しよう。手持ちの夏糸と本を見比べて妄想爆発中。"Ballet T-Shirt"が良いなあ。今日、この本を年配の女性二人に見せたら(ひとりは母)、二人ともこの本をすごく欲しがってたのが妙に印象に残った。
●購入本 和書1冊¥720 仔羊の巣(坂木司)
引きこもり探偵シリーズの2作目。最初のページからいきなり意味深なんですけど。深読みするまでもなくアレなのでもう・・・。1作目『青空の卵』を4月に読んだら面白くて(→感想)、そのあと3作目も読んだけど、2作目だけ入手できなくて読んでいなかった。
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2006年06月14日(水) ■ |
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カーの復讐(二階堂黎人) |
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●読書中:カーの復讐(二階堂黎人) 内容(「BOOK」データベースより) 古代エジプトの秘宝「ホルスの眼」という名のメダリオン。この素晴らしさに心魅かれる男がいた。その名は怪盗アルセーヌ・ルパン。彼はそのお宝を頂戴するために、発掘者ボーバン博士に近づくが、博士の居城「エイグル城」で、ルパンを待ち受けていたのは奇妙な連続殺人事件だった。暗号文を手に死んだ老婆、財宝を荒らしたボーバン家への、生霊「カー」の復讐を口にする謎のエジプト人、城に出没するミイラ男、完全なる密室に置かれた脅迫状、そしてあらたに発生した連続殺人…。数々の事件を解決したルパンの頭脳をもってしても説明不可能な事件が続発し、人々を恐怖へおとしいれていく。果たしてこの前代未聞の難事件の犯人は誰なのか?ルパンはプライドをかけて事件に挑む。
本書は作者(二階堂黎人)が「フランスの古書店で見つけた"La Vengeance de Ka"(1911年刊)を日本の少年少女に読みやすいように翻訳した」と前書きにある。アルセーヌ=ルパンを探偵役にして、エジプト考古学者の住む城にまつわる謎と、殺人事件の謎を解いていくミステリ。 ルパンの大胆不敵でオレ様な物言いや、絵に描いたようにおどろおどろしいエイグル城の秘密の地下通路など、全体的にとっても昔懐かしい雰囲気が漂っている。いろんな意味でおなかいっぱい。犯人は途中から何となく分かってしまった。推理が当たったというより、「よくあるパターンだとあの人だな」と思ったのがそのものズバリだったというか。まぁ悪くなかったけど、また読みたいとは思わないな。
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2006年06月12日(月) ■ |
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虚無への供物 (中井英夫) |
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●読了:虚無への供物 (中井英夫) 内容(「BOOK」データベースより) 昭和29年の洞爺丸沈没事故で両親を失った蒼司・紅司兄弟、従弟の藍司らのいる氷沼家に、さらなる不幸が襲う。密室状態の風呂場で紅司が死んだのだ。そして叔父の橙二郎もガスで絶命―殺人、事故?駆け出し歌手・奈々村久生らの推理合戦が始まった。「推理小説史上の大傑作」が大きい活字で読みやすく。
少し前に読み終わったまま書くのを忘れていた。1週間ほど持ち歩いて、すっかりボロボロになり貫禄が出たころに読了。 そんなにおもしろくもなかったというか、よく分からなかったというか。色々な要素が入っていて、ゴシックミステリと、滅び行く旧名家という設定、冒頭からゲイバーで話が始まったりするあたりが発表当時は目新しかったのかな、と思う程度。
▲サイトのトップページと読書記録を整理しようとしてるんだが、色々たまりすぎててどこから手をつければいいのかわからない状態。面倒だ・・・。投げちゃおうかな。
▲ニット:風車セーター(Pinwheel Sweater) elann.comのMarch/April 2006コンテスト受賞作品のGold Winnerだというセーター(というよりカーディガンかジャケット)の編み図が公開された。いいなあ。円形になるのがおもしろそう、作ってみたい。「そのうち編みたいものリスト」の150番目くらいかね。 ちなみに、今作っているのはVintage Knits(Sarah Dallas)のこれ。ゴッテリした模様のサマーニットが作りたくて、内藤商事のバンブー(1516赤)でゲージがちょうど合ったので。
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2006年06月11日(日) ■ |
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グルメ探偵、特別料理を盗む(ピーター・キング) |
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●購入本 和書1冊¥903 グルメ探偵、特別料理を盗む(ピーター・キング)
わ〜!書店に行ったら、少し前にハマった【グルメ探偵シリーズ】の翻訳が出ていた! 1巻はPBが入手困難のため未読で、すぐ手に入った2巻から6巻までを読んで、もっと読みたいのにと思ってたシリーズ。もういいってほど食べ物の薀蓄満載で楽しい。このシリーズは以前、1巻だけ翻訳されたことがあるのだけど、これは駆け出しの翻訳家たち(?)が共訳とかで出したものらしく、「翻訳が不出来」という評判で人気が出なかった模様(^^;私は読んでないから評判を見る限りそうらしい、というだけだが。で、今回の新訳版はハヤカワ書房から出ていて、訳も今のところイメージ通りだし、いい感じ。 すごい、なんと早川の赤背ですよ!!(笑 こんなシリーズをわざわざ英語で読むなんて日本で私だけじゃないかと思ったくらい誰も知らなくて、反応も無かったのに、グルメ探偵も出世したねぇ。2巻以降も翻訳されるというから、人気が出るといいな〜。
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2006年06月10日(土) ■ |
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DVD:ザスーラ |
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●DVD:ザスーラ 【物語】 兄のウォルターと弟のダニーは、いつもケンカばかり。ある日ダニーは、ウォルターに閉じ込められた地下室で「ザスーラ」と書かれた古いボード・ゲームを見つける。ルールも読まずにゲームを始めてしまった瞬間、家の中に大量の隕石が突き抜けたかと思うと、宇宙空間へと飛び出してしまう。そして二人を待ち受けていたのは、故障したロボットやエイリアンの攻撃など予測不能な危険の連続だった。 *『ザスーラ』(原作絵本) *ザスーラ (文庫) ノベライズ?
見たいな〜と思ってたDVDをようやく見られた。悪くなかったけど、これならジュマンジの方が規模がでかくて好きだな。たしかジュマンジは家の中だけでなく、ゲームが町全体に溢れてきてしまう話だった記憶があるんだけど、こちらは家が宇宙空間を漂うという設定上、家の外に出るのは難しいんだろう。主人公の兄弟が可愛かった。
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2006年06月09日(金) ■ |
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Blue Bedroom and Other Stories(Rosamunde Pilcher)@Home for the Day |
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●読書中:Blue Bedroom and Other Stories(Rosamunde Pilcher) 2話目の"Home for the Day"読了。 翻訳タイトルは『黄水仙の花束』。平日に仕事を休むなんて一体何(十?)年ぶりだろう・・・という男が、専業主婦である自分の妻が1日メチャクチャ忙しく働きまわるのを初めてつぶさに見て驚きまくり、「知らなかった!ていうか、もしかしてオレってすげえ幸せ者?!<( ̄□ ̄;)>」と思う話だった。
おもしろかった。いかにもって感じの話なんだけど、読まされて感動してしまった。最後に花束を贈るのがものすごく「定番」っぽい。Shall we Dance ?といい、花束好きだよねぇ。うんうん、ピルチャーの短編はこういう感じか。好きだなあ。
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2006年06月08日(木) ■ |
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Blue Bedroom and Other Stories(Rosamunde Pilcher)@Toby |
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●読書中:Blue Bedroom and Other Stories(Rosamunde Pilcher) 英語が読みたくなったのでリハビリのつもりで、読みやすそうなピルチャーの短編集を読み始める。 1話目"Toby"を読了。内容は8歳の男の子Tobyの1日の話。冒頭、朝食の席でショックなことを聞かされたTobyが、食べかけのコーンフレークを口に含んだまま固まる場面の描写が最高。すごい。Tobyの心の中が見えてくるみたい。それから、最後の方でおばあさんがTobyにいう「人の一生は、山に登るようなもの」という言葉が印象に残った。これがこの話の肝だろうな。
おもしろかった〜。やっぱり読書っていいなぁ、久しぶりに読む喜びを満喫。ピルチャーの小説って本当におもしろいんだけど、内容を文章で紹介しようとすると陳腐でありきたりになってしまうのが悲しい。編集者による序文の言葉に同感。≫"Here was an author who could move me from laughter to tears with one sentence" あと、読んでて思ったのは「ピルチャーってこんなに視覚的な文章だっけ?」ってことかな。味覚、触覚を刺激する描写が多かった気がする。
といいつつ、最後まで読めるかは不明。まぁ短編集だし、気楽に読もうっと。
●購入本 洋雑誌1冊¥1510 INTERWEAVE KNITS 06 SUMMER *公式サイト
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2006年06月02日(金) ■ |
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▲チョコレート 先日、銀座にあるベルギーチョコレートの専門店、ピエールマルコリーニ銀座の「チョコレートカフェ」に行ってきました。よしながふみのエッセイ漫画『愛がなくても喰ってゆけます』で紹介されているのを読んでチョコレートパフェとシンプル・ホットチョコレートをぜひ食べてみたくなり、友人を巻き込んで行ってきたというわけ。美味しかった・・・。パフェもすごいけど、ホットチョコレートに目が点になった。カカオ豆の味がする・・・。「ねっとり」「濃厚」「ドロリ」って形容が似合う感じのものすごいものが出てきた。 でもあとで顔に吹き出物がいっぱい出てしまい、困りつつ笑ってしまった(他に理由が考えられないので、多分・・・)。まったくもう。でもまた行きたいなあ。
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2006年06月01日(木) ■ |
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●読書中:虚無への供物 (中井英夫) 内容(「BOOK」データベースより) 昭和29年の洞爺丸沈没事故で両親を失った蒼司・紅司兄弟、従弟の藍司らのいる氷沼家に、さらなる不幸が襲う。密室状態の風呂場で紅司が死んだのだ。そして叔父の橙二郎もガスで絶命―殺人、事故?駆け出し歌手・奈々村久生らの推理合戦が始まった。「推理小説史上の大傑作」が大きい活字で読みやすく。 *新装版:上・下
あまりの分厚さと字の細かさに引き気味で、長い間積読だった本。 おもしろいんだけど、なが〜〜っ!Σ( ̄□ ̄|| 読んでも読んでも終わらないわ! 和書を何日もかけて読むなんて久しぶりかもしれない。
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