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2005年09月29日(木) ■ |
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病欠 |
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▲大腸憩室炎 左の脇腹が痛い。普段は痛まない部位なので心配して病院に行ったところ、大腸憩室炎(けいしつえん)という診断をもらってしまいました。・・・い、行って良かった!Σ( ̄ロ ̄lll) 初期だったので、通いの点滴と抗生物質で治るそう。
最近、こういうときいつもブラックホスピタルの「そのまま放っておくと大変なことになりますよ」が頭の中にこだまするんだよねぇ・・・。したら案の定、担当の女医さんに、もっと遅かったら腹膜炎だ手術だと脅されて真っ青。今考えてみたら、以前から左脇腹の辺りは力を入れると妙な違和感があったような気が・・・。 そういうわけで、今週は病欠だから堂々と寝転がって本を読もう!(違
(追記) どうやら私は憩室症・憩室炎になりやすい体質、というのを受け継いでいるらしい。胆石もそうなんだけど、分かっているだけで曾々祖母から母系伝いに母から娘へ、私の母も含めて女の親族のほぼ全員が罹っていた。曾々祖母は胆石か憩室炎から腹膜炎起こして死んだらしい・・・悶え苦しんで壮絶な死だったそうな(T▽T)怖いー! 憩室炎は繰り返すから、治ってからもよく気をつけるように、とも。胆石は知ってたけど、憩室炎なんて名前も知らなかったよ!! そういうことは早く教えてくれ!
●アマゾンから ゲーム¥3511 PS2 : ナイトメア・ビフォー・クリスマス ブギーの逆襲 【公式サイト】 ついフラフラと買ってしまった。やりたい!
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2005年09月26日(月) ■ |
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比類なきジーヴス : ウッドハウス・コレクション(P.G.ウッドハウス) |
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●読了:比類なきジーヴス : ウッドハウス・コレクション(P.G.ウッドハウス) イギリス・ユーモア小説の巨匠P・G・ウッドハウスの最高傑作シリーズ<ジーヴス物>から傑作三編を厳選した待望のコレクション。 ぐうたらでダメ男の若旦那バーティーと、とんち男の召使いジーヴス。世界的に有名なこの名コンビと、オマヌケなビンゴやお節介屋のアガサ伯母さんたちが繰り広げる抱腹絶倒の人間喜劇。
ちょっと昔の英国を舞台にした、ごく軽いコメディ。英国貴族の青年バーティーとお付きの執事ジーヴスを軸に、友人や親戚たちが繰り広げる喜劇。 おもしろくて一気に読んでしまった。いやもう、バーティー(青年貴族)のダメダメっぷりが愛しすぎ。ジーヴスが失敬なやつだとか冷たいとか言ってるけど、もう十分甘やかされてるよ! ベッドの中で朝の紅茶を飲むシーンなんか最高。バーティーは、育ちのいい人特有の教養の高さと素直さを持ち合わせていると思った。世間知らずってわけじゃないのに、いつもまったり鷹揚に構えてるのがとても好印象。
この本は表紙とタイトルで損してると思う。内容は軽く読めるコメディなのに、この難しげなタイトルと絵のひとつもないシンプルすぎるデザインのせいで、難しい本に見えるよ〜。まぁ国書刊行会の本だし、しかたないか・・・。
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2005年09月24日(土) ■ |
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Otto and the Bird Charmers(Charlotte Haptie)読了 |
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▲CM たのめーる(大塚商会)のCMが大好きです。あのさむいオヤジギャグ、ダジャレに飽きもせず受けまくってしまう。
●読了:Otto and the Bird Charmers(Charlotte Haptie) オットーの生まれた町"The City of Trees"では、Karmideeと呼ばれる絨毯に乗れる者や半獣人、猫使いなどが、魔法と関わりのない一般市民Normalと共に生活している。"The City of Trees"は、元はといえばかつて外界を追われたKarmideeたちが自分たちだけの楽園を作ろうと築いた町だった。その歴史から"The City of Trees"の魔法と関わりのない一般市民はKarmideeを差別しており、魔法に関わりのあることは卑しむべきもの、という風潮が強い。そして、オットーの父アルバートは図書館司書をしている寡黙な人物だったが、実はKarmideeの「静かなる王」という隠れた顔を持っている。 そんな"The City of Trees"で最近大きな問題が持ち上がっている。ひとつは町にいつまでも春が来ず、雪に閉ざされた寒い冬のままであること。Bargain Huntersと呼ばれる盗賊団が犯罪を繰り返していること。時を同じくして、下町の毛糸屋をひとりで守っているMattieという少女が、家で小さな小さな人影とその足跡を見るようになった。さらに、オットーと友達になったSween Softlyという少年は、家族が誘拐されたと語る。これらの事件はやがてひとつに繋がり、オットーとその家族が事件の中心に・・・。
悪くなかったけど、話が分かりにくい。2〜7ページ程度の短い沢山の章に分かれていて、章ごとに場面が変わる。複数の場面が同時進行的していくので、途中で分からなくなって困った。整理しながら一気に読めれば、もっと楽しめたかもしれない。 全体的な印象は、前作で見られた特徴がより顕著に、規模が大きくなった感じ。細かい沢山の章に分かれていることもそのひとつ。"The City of Trees"という舞台設定に一番特徴がある。Karmideeと一般市民との対立が、前作よりハッキリと分かりやすく描かれている。今回の事件は終わったけど、もう一般市民は町から出て行ってもらったほうが良いんじゃないの?とか思った。
<前作> 原書:Otto and the Flying Twins 翻訳:オットーと空飛ぶふたご 【レビュー】
●図書館 とっても不幸な幸運(畠中恵) 比類なきジーヴス : ウッドハウス・コレクション(P.G.ウッドハウス) 望楼館追想(エドワード・ケアリー) HC版 犬は本よりも電信柱が好き : 吉野朔実劇場(吉野朔実)
上の2冊は予約してた本。『望楼館追想』は書店で文庫を見てたら読みたくなった。レジに持って行きかけて、図書館に行けば良いんだと思って止めてしまった。うちから図書館までは徒歩4分! 『犬は本よりも電信柱が好き』はマンガなので、借りてきてすぐに読了。本の紹介をするといいつつ、作者の身の回りのことを描いたマンガ。エドワード・ゴーリーのところでニヤリ。
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2005年09月23日(金) ■ |
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迷宮の国のアリス / 疾走!千マイル急行 (下) (小川一水) |
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▲迷宮の国のアリス 銀座にある「"不思議の国のアリス"と"ゴシック&ロリータ"をコンセプトにしたダイニングレストラン」に行ってきました。開店時間は夕方から翌朝までという時間帯で、価格は割引クーポンを使ってひとり5000円くらいだった。コース料理は今は「2周年記念コース」というのしかないみたい。カクテルの名前がまたすごい。私は「女王様の赤い薔薇」、同行者の友人は「ロリータの憂鬱」を注文。*カクテルの説明はこちらで読めます。 間口の小さなビルの5階にあるんだが、店内に入るとまずミニスカートのメイドさん(アリス?)が「いらっしゃいませ。迷宮の国へようこそ」と出迎えてくれる。女性客が多くて、カップルか女性同士の客ばかりだった。お料理の量も女性向きな感じ。暗〜い店内に沢山いるアリスたちと、BGMに流れる明るいディズニー音楽が不思議な雰囲気。ディズニーアニメのアリスはもちろん、ライオンキング、白雪姫、美女と野獣にメアリー・ポピンズ・・・。料理はまぁまぁだったけど、雰囲気を楽しむ店って意味ではお腹いっぱい。次はオペラハウスの魔法使いに行ってみたいな。
●読了:疾走!千マイル急行 (下) (小川一水) 栄光の祖国を奪われた、豪華寝台列車「千マイル急行」とその乗客たちは、装甲列車に守られて、固く封印された謎の貨車とともに、ようやく、東方の友好国に辿り着いた。だが、援軍を得られるはずのその地で、軟禁の日々が続く。祖国滅亡か再建か? それを決めたのは若き乗客の決意だった。 今こそ、千マイル急行は遙かなる希望の地へ!
上巻で当初の目的地にたどり着いた主人公たちを待っていたのは・・・。「千マイル急行(TME)」の乗客・乗務員は祖国を追われた、いわば"難民"の立場。彼らが他の国々が力を争う大陸の中で、自分たちの国を取り戻すまで。 発売日は22日らしいが、今一時的に品薄になってるらしくて、手に入れるのに苦労してしまった。・・・うーん、なるほどね。こういう風にまとめたか・・・。『復活の地』といい『第六大陸』といい、結局最終的に国興し物語に行き着くのは小川一水の好みかな。面白かったけど、「またか!」という感想はしょうがないと思う。
他の作品と比べた本書の特徴は、移動性か。話の舞台が列車ということで、大陸中を列車で旅しながら、文化の違う国々を次々訪問する。力になってくれる国もあれば、襲って財宝を奪い取ろうとする国も・・・こんなに沢山の国々を書き分けるのは大変だったと思う。上巻で冒頭にある地図を最初に見たときは、見たことのない地名が並んでいてわけが分からなかったのが、話が進むにつれて大陸の広がりを感じるようになる。読み終わったときには、そこに住んでいる人たちがリアルな映像で頭の中に浮かんできた。いいなぁ。こういう確固とした設定のある異世界って、それだけで心惹かれる。噂に出てきただけの国とか、それすらもなかったところも沢山あることだし、ディスクワールドみたいにシリーズにしてくれればいいのに。テオの両親の話ももっと詳しく知りたい!
●購入本&アマゾンから 和書3冊¥1900(割引¥500) 疾走!千マイル急行 (下) (小川一水) 空色勾玉(荻原規子) 魔軍襲来 : アルスラーン戦記(11)(田中芳樹)
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2005年09月22日(木) ■ |
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神様ゲーム(麻耶雄嵩) |
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●読了:神様ゲーム(麻耶雄嵩) 小学4年生の芳雄の住む神降市で、連続して残酷で意味ありげな猫殺害事件が発生。芳雄は同級生と結成した探偵団で犯人捜しをはじめることにした。そんな時、転校してきたばかりのクラスメイト鈴木君に、「ぼくは神様なんだ。猫殺しの犯人も知っているよ。」と明かされる。大嘘つき?それとも何かのゲーム?数日後、芳雄たちは探偵団の本部として使っていた古い屋敷で死体を発見する。猫殺し犯がついに殺人を?芳雄は「神様」に真実を教えてほしいと頼むのだが……。
どす黒い。血まみれ。崩壊。 ものすごい本だった。これ「少年少女たち」に読ませるのって問題あると思うぞ・・・。いちおう児童書と銘打ってあるのだから、こんな風に猫が殺されたり、友達がガンガン死んだり、あちこち血みどろのスプラッタというのは一体どうなんでしょう・・・。こういう容赦ないところが「麻耶雄嵩らしさ」なのだとしたら、私にはついて行けないです。アマゾンのレビューなど見る限りでは、ファンの人たちはそういうところが好きなんだろうな、と想像がつくけど。
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2005年09月21日(水) ■ |
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老ヴォールの惑星(小川一水) |
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●読了:老ヴォールの惑星(小川一水) 偵察機の墜落により、おれは惑星パラーザの海に着水した。だが、救援要請は徒労に終わる。陸地を持たず、夜が訪れない表面積8億平方キロの海原で、自らの位置を特定する術はなかったのだ―通信機の対話だけを頼りに、無人の海を生き抜いた男の生涯「漂った男」、ホット・ジュピターに暮らす特異な知性体の生態を描き、SFマガジン読者賞を受賞した表題作ほか、環境と主体の相克を描破した4篇を収録。著者初の作品集。
おもしろかった。 裏テーマは「サバイバル」なのか、4話とも生き残りをかけて頑張る話だった。結末はいわゆるハッピーエンドなものの他、星新一のような最後にちゃぶ台返しの結末のものなど色々だったけれど、総じて内容はブラックな感じの話が多かった。どの話も圧倒的な読み応えがあっておもしろかった。
「ギャルナフカの迷宮」地図を手に入れた――三枚目の地図を。 主人公は政治犯として地下深くに築かれた「ギャルナフカ迷宮」に落とされる。すぐに脱出してやる、と彼は高をくくっていたのだが…。
「老ヴォールの惑星」もう1万日近く、ヴォールは秋の食事をやめていた。 話の舞台として登場する"ホットジュピター"というのは、近年発見された太陽系外惑星の一種類。数日というごく短い周期で、恒星のすぐ近くを楕円軌道で回り、表面温度は千度を超えるものもあるという。「老ヴォールの惑星」は、この過酷な環境の中で自然発生的に生まれた驚異の知的生命体が主人公になっている。ストーリーよりも何よりも、こういう最新の科学の発見を基にしたSFってすごい! SFマガジンに掲載された時もそれで話題になったんじゃなかったかな。途中までは自分がテレビや雑誌などで見かけた「事実」と認められていることなだけに、彼らの生まれた経緯やその暮らしぶりにはドキドキしてしまった。本当にこんなことがあったらいいのに!
「幸せになる箱庭」短い時間ながらことをたっぷり楽しんだ高美とエリカが、服装を気にしつつ機材庫の戸口から顔を出すと、間の悪いことに通路の先から歩いてくるマイルズと目が合ってしまった。 仮想現実についての話。オチが星新一っぽい。「繁栄の花」とか「おーい でてこーい」を思い出した。いや、ストーリーは全然違うけど、ブラックな感じが妙にね・・・。
「漂った男」海面は足を叩かず、ざぶりと柔らかく呑みこんだ。 裏表紙の紹介にあった作品、海しかない水の惑星に投げ出された男の話。ロビンソン・クルーソー以来の伝統を誇る、古くて新しいテーマ。描き方によってこんな風に新しくなるんだなと驚いた。
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2005年09月18日(日) ■ |
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さよなら妖精(米澤穂信) |
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●読了:さよなら妖精(米澤穂信) ≫感想はこちら 出版社/著者からの内容紹介 一九九一年四月。雨宿りをするひとりの少女との偶然の出会いが、謎に満ちた日々への扉を開けた。遠い国からはるばるおれたちの街にやって来た少女、マーヤ。彼女と過ごす、謎に満ちた日常。そして彼女が帰国した後、おれたちの最大の謎解きが始まる。覗き込んでくる目、カールがかった黒髪、白い首筋、『哲学的意味がありますか?』、そして紫陽花。謎を解く鍵は記憶のなかに――。忘れ難い余韻をもたらす、出会いと祈りの物語。気鋭の新人が贈る清新な力作。
▲映画:チャーリーとチョコレート工場 見に行ってきました。楽しかったー! ディズニーランドに迷い込んだかのようなチョコレート工場の施設はすごい! よく映像化したなぁという感じ。明るさと裏腹のブラックさもよく出ていて・・・。あと、あのみんな同じ顔のウンパ・ルンパ!なんじゃありゃー!!歌い踊るシーンが迫力あって面白すぎ!
メモ:コープスブライド チョコ工場とのペアチケットを買ったので、こちらも見に行く予定。
●アマゾンから 洋書1冊¥1330 The Complete Robot(Isaac Asimov)
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2005年09月17日(土) ■ |
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▲掲示板のレスは明日・明後日中に・・・ ルーヴル美術館所蔵 古代エジプト展へ行ってきました。チケットが安く手に入ったので・・・。思ったより楽しめたけど、人でごった返していて疲れた。
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2005年09月12日(月) ■ |
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A Walk in Wolf Wood(Mary Stewart)@9/17章 |
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●読書中:A Walk in Wolf Wood(Mary Stewart)@9/17章 翻訳≫狼森ののろい(メアリー・スチュアート) Mary Stewartは以前【The Little Broomstick(小さな魔法のほうき)】を読んだことがあるので、今回で2冊目だ。イメージは前とまったく同じ! 由緒正しい古典的な児童書、古き良き名作?って雰囲気。「ヘンゼルとグレーテル」や「赤ずきん」とかの影響もあるみたいで、昔話を読んでるような気がしてくる。悪くないんだけど、最近のインパクトの強い児童書を読みなれてる目で見ると、ちょっと物足りないというか・・・。
今回はタイムスリップもので、ジョンとマーガレット(名前まで古典的!)の兄妹が、中世にタイムスリップしてしまう話らしい。数日ですぐ読み終わると思うので、あとの感想は終わってから。
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2005年09月11日(日) ■ |
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Wyrd Sisters(Terry Pratchett)読了 |
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●読了:Wyrd Sisters(Terry Pratchett) 翻訳≫三人の魔女 ≫感想はこちら おもしろかった。きちんと最後まで楽しめたけれど、他のプラチェット作品と比べると相対的に評価は低いかなという感じ。ストーリー性が弱くて、全体を通して魔女たちがドタバタ駆け回っているだけの話という印象が強いというか・・・
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2005年09月09日(金) ■ |
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銀河ヒッチハイク・ガイド(ダグラス・アダムス) |
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▲DVD:ハウルの動く城 特別収録版 1/24second付きを予約 ハウルの動く城≫DVD2枚組み。日本語版+特典ディスク1枚 ハウルの動く城 特別収録版≫DVD4枚組み。日本語版+各国語版+特典ディスク2枚 1/24second≫特典アイテム。
この3つの組み合わせと、他のDVDとのセット販売などであわせて5種類?あるみたい。特典アイテムは付いても付かなくても価格が一緒。とりあえず付いてる方を予約した方が得かなと思って、一番豪華なやつにした。英語やフラ語しゃべるハウルたちが楽しみ。同時発売のDVD:ジブリがいっぱいSPECIALショートショートもほしーーーーっ! 何が嬉しいって、これには"On Your Mark"が入ってるんですよ!
▲『英雄譚』 噂の雑誌、というかムック?を立ち読んできました。確かに漫画家・藤田和日郎との対談に「第2部はちょっと延びて全9作」と書いてあった。「ラストシーンはもう決まってる」とも。雑誌の巻末に生原稿のコピーがあってびっくり。御大、今どき原稿用紙に手書きなんですか!?
●読了:銀河ヒッチハイク・ガイド(ダグラス・アダムス) 原題:The Hitchhiker's Guide to the Galaxy(Douglas Adams) 銀河バイパス建設のため、ある日突然、地球が消滅。どこをとっても平凡な英国人アーサー・デントは、最後の生き残りとなる。アーサーは、たまたま地球に居た宇宙人フォードと、宇宙でヒッチハイクをするハメに。必要なのは、タオルと<ガイド>。シュールでブラック、途方もなくばかばかしいSFコメディ大傑作!
読んだ。うむ、読む前にイメージしていた通りの本だった。 プラチェットと同類項の、英国風のブラックユーモアやパロディ、言葉遊びが満載のコメディSF。ヒッチハイク・ガイドという本がいいな。「本」というよりもコンピュータのような、銀河中の地域データが詰まった携帯型情報源・・・15年経っても平気で動くということは、電源は太陽電池?(^^? おもしろかったけど、日本語が難しいところが翻訳作品の限界だなと。イギリス人って本当こういうの好きだよねー。私も好きだけど、頭脳プレイな「遊び」要素が多い本は翻訳が難しい。面白い個所を直訳の理詰めで訳すと、どうしても原文の軽妙さとか、リズム感はなくなってしまうだろうし。まぁ、それでも楽しめたからいいか。 これは本は英語で読んだ方が面白いだろうから、続きはPBが欲しいな。今調べたら全5作合本(The Ultimate Hitchhiker's Guide)は大判のハードカバーらしい・・・。5冊ボックスセットとかないのかね。 *シリーズ2巻:宇宙の果てのレストラン
●買った本 和書1冊¥682 マンガ¥560 銀河ヒッチハイク・ガイド(ダグラス・アダムス) XXXHOLiC(6)(CLAMP)
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2005年09月08日(木) ■ |
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疾走!千マイル急行 (上) (小川一水) |
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●読了:疾走!千マイル急行 (上) (小川一水) 出版社 / 著者からの内容紹介 贅を尽くした内装、磨き抜かれた漆黒簿のボディ。東に向かう国際寝台列車「千マイル急行」に乗り合わせた若者たちの心は躍る。だがしかし、その目的地は明らかではなく、豪華列車にはおよそ不似合いな車両が連結されていた…。
読んじゃった。下巻出てないのに!(T▽T)おもしろかったー! オリエント急行みたいな豪華列車が、大陸を縦横無尽に走り回る話・・・「レールの上しか走れない」「ダイヤに従って運行する」という電車ならではの制約をうまく生かしてあるのが面白い。「列車もの」なんて新しいジャンル名を付けたくなった。 ただ、大陸を走り回る話ということで、巻頭にある地図を見るのにとても忙しいのが困ったといえば困ったかな。頻繁に見てよく確認しないと、現在位置がどこかすぐ分からなくなるんだもの。 あ、それからタイトルにある「千マイル急行」は列車の名前そのままだった。"The Thousand Miles Express ACR"が話の舞台である列車の名前、普段は頭文字を取って"TME"と呼ばれる。"ACR"は会社名で、Avbury City Railroad(エイヴァリー都市鉄道)の頭文字だろう。 舞台になる大陸は架空の世界なんだけれど、話の出発点エイヴァリー周辺は英国がモデルだろう。Avbury(エイヴァリー)にeを足して"Avebury"(エイヴベリー)といえばストーン・サークルのあるところだし、周辺に「ネス」「キングスシャー」なんてソレっぽい名前もある。日本みたいな国は出てこないのかなー。 下巻がまだ出ていないので、あとの感想は下巻を読んでから。
▲読みたい・見たい 銀河ヒッチハイク・ガイド(ダグラス・アダムス) ≫映画も面白そう。これが面白かったら、2作目からは全5作合本版を買って読もう。 French Kitty: In Kitty Goes To Paris(Mighty Fine) ≫翻訳版あり。スタイリッシュな感じの絵本。黒とピンクって合うよね。可愛い・・・。 DVD:ハウルの動く城 ≫特典映像の「原作者ダイアナ・ウィン・ジョーンズ インタビュー」が見たい
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2005年09月07日(水) ■ |
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Wyrd Sisters(Terry Pratchett)@92/265p |
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●読書中:Wyrd Sisters(Terry Pratchett)@92/265p 翻訳≫三人の魔女 順調に進んでます。面白い! マクベスの引用だとかが全然分からないから、翻訳版を参考にしようと思って図書館で借りてきた。読み始めたとたん誤訳を発見。なんと8/27の日記に書いたのと同じ部分。死神が猫嫌いな人に好意を抱くわけがない。
原文: The tone suggested that death was too good for cat-haters.(US・PB版 p9) ×翻訳本:その声の響きから死神が猫嫌いに好意を抱いているのが分かった。(20p1行目) ○試訳: その声の響きから死神が猫嫌いに親切すぎると思っているのが分かった。 その声の響きから猫嫌いに死はもったいないと思っているのが分かった。
気になって思わずそこでストップして、これを書き始めてしまった・・・なんだか損な性分だよな〜。気にせず先に読み進みたいのに。
●買った本 和書¥560 疾走!千マイル急行 (上) (小川一水)
小川一水の本、読みたくなって突然買ってしまったが、今月下旬に下巻が出るらしい。その時一緒に買えばよかったかも。 もうすぐ新刊発売のアルスラーン戦記(11巻)だけど、第2部が全9巻完結に伸びたんですって。噂の雑誌『英雄譚』に収録されている漫画家・藤田和日郎との対談で言ってると風の噂に聞いた。自分で確かめた情報じゃないけど、あちこちで見たから多分本当だろう←無責任。第1部が7作、第2部が3作まで出ているから、残り6冊という計算に。12巻以降、1作ごとに6年開くとして残りあと30年。・・・ダメだな、未完決定!
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2005年09月04日(日) ■ |
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鬼の橋(伊藤遊) |
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●読了:鬼の橋(伊藤遊) 出版社 / 著者からの内容紹介 平安初期の京都、妹を亡くし失意の日々をおくる少年篁は、ある日妹が落ちた古井戸から冥界の入り口へと迷い込む。そこではすでに死んだはずの征夷大将軍坂上田村麻呂が、いまだあの世への橋を渡れないまま、鬼から都を護っていた。この世とあの世、鬼と人間、少年と大人。二つの世界を隔てる様々な橋が、大人になる手前で葛藤する篁の前に浮かびあがる。家族を亡くし、ひとり五条橋の下に住む少女、阿古那と、田村麻呂に片方のツノを折られ、この世へやってきた鬼、非天丸。それぞれに何かを失った痛みを抱えて生きる人々との出会いのなかで、少年は再び生きる力をとりもどしてゆく。 この世と地獄を往き来したと伝えられる平安初期の文人、小野篁の少年時代を主人公に、思春期の少年の揺れ動く心情が、勢いある筆づかいで力強く、さわやかに描かれます。
【陰陽師(夢枕獏)】をぬるく子供向けにしたような本。 この世とあの世(此方と彼方)、それを結ぶ「橋」という象徴的なものが非常に分かりやすくハッキリと描かれている。あの世の番人である鬼に襲われたり、この世に出てきて人間と一緒に暮らすようになったりするところは昔話のようだ。平安時代の貴族階級と平民の暮らし、都のこと、地方のことなどが「さりげなく」・・・のつもりなんだろうけど、私から見ればかなりあからさまな説明文として挿入されたりする。まぁ悪くはないんだけど、分かりやすい、というのが良くも悪くも子供向けっぽく感じる本だった。
●読書中:Wyrd Sisters(Terry Pratchett)@42/265p 最初から読み直し中!(^^;
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2005年09月02日(金) ■ |
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クラヴィーアのある風景 : 英国妖異譚 11(篠原美季) |
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●購入本 和書1冊¥662 クラヴィーアのある風景 : 英国妖異譚 11(篠原美季) 美しい歌声に秘められた謎とは?声が出ないという少年の歌を聞いてしまったユウリ。ユウリの夢に同調するシモン。アシュレイの影は!? 新学期の慌ただしいさなか、卒業したアシュレイとユウリは深い仲、という噂にシモンは苛立っていた。そんなある日、ユウリは美しいボーイ・ソプラノで歌う「アヴェ・マリア」を聞いた。だが、歌っていたと思われる少年は、声が出ないという。ではいったい誰が!?楽器が違う――、と告げる奇妙な夢の意味は?突然、寮にやってきたアシュレイの目的は?
買ってきてさっそく読了。 今回は英国シリーズのメインである、妖精とか聖杯とはあまり関係ない話だった。シェイクスピア寮に入った新入生の中に、声が出ないという少年サリヴァンがいた。このサリヴァンという子と、仲のよかったもうひとりの少年リッテンマイヤーの失踪事件の真相を、最上級生になったユウリが解決する話。表紙は内容そのままというわけだ。 同時にシモンとお馴染みの友人たちの様子、卒業してもなお影響力のあるアシュレイのその後など。事件そのものは気楽な感じで、キャラクターの内面描写が多かった気がする。特にシモン一人称のパートは読み応えがあった。
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