日記帳




2009年03月15日(日) 先達はあらまほしき

私と花粉症とのお付き合いといえば、あくまでも対症療法のみに頼るだけだったのですが、今年初めてマスクの導入に踏み切ってみました。小学校時代、給食当番以来の再会です。
そうしたらば、外出先から帰宅後の症状が、格段に違う! のです。

これまで、周囲に溢れる同士の皆々様に、「この季節にマスク無しで外に出るなんて信じられない!」と呆れられていた理由を身を持って知った、花粉症歴十ン年目の春です。その衝撃たるや、大学生の頃、それまでは授業中以外かけていなかった眼鏡を日常生活でも使用するようになり、小数点第二位の裸眼視力で闊歩していた自分の無謀さに愕然とした時以来。

しかし、マスク姿で歩いていると、どうも不審げな目で見られる(ような気がする)のだけが気掛かりなところ。そりゃあ、何時如何なる場合でも挙動不審であることは、常日頃自覚してはおりますが。


拍手御礼。蒼さまへ。
嬉しいお言葉をいただきまして、ありがとうございます!(英語サイトのご紹介もありがとうございます、と遅ればせながら) 
拍手御礼画面の物語は、いずれ完成させてやりたい親心(?)を抱き続けてはいるのですが、未だ実現はせず……。あ、でも京都小旅行はぜひ実現させましょうね!(と強引に話を変える) 神社仏閣を巡って、美味しい和風甘味を味わって、のんびりと寛いで……なんてことを考えていると、余計に旅の虫が騒ぎ出します。
そして、新生活の開始、おめでとうございます! 新しい環境には不安と期待がマーブル模様に入り混じりますが、きっと心躍る出会いもあるはず。微力ながら、応援しております!



2009年03月12日(木) 知らない街へ

今朝、通勤電車に乗り込んだ途端、スプリングコートを着て肩からカメラをぶらさげた若い女性の姿を見て、ああもう駄目だ、と衝動的に思う。
どこか遠いところに行きたい。
別に、近いところでも良いのだけれど。

定住安定型のはずである私が、何を間違って旅好きになったのかは分かりませんが、どこかここではない場所へ、という欲求には定期的に翻弄されている気がします。本当に、ふらりとどこかへ飛び出していけたら良いのだけれど、方向音痴という足枷が邪魔をして、ままなりません。誰か道連れがいなければ、旅ではなく失踪になってしまう。

……というようなことを、むずむずうずうずと考えていたら、友人の日記に綴られた「旅に出たい」願望を偶然に発見して、少し可笑しくなりました。やっぱり、春は旅の虫が騒ぐのです。
京都も良い、出来得るならばお花見の季節に、と思いはするものの、今年は旬を逃してしまいそうな予感がふつふつと沸いていて、切ないのでした。


2009年03月04日(水) 良心に聞いてみろ

読書録更新状況。
しばらくお休みしていた……というか、単に停滞していた読書録への感想文追加を、ぼちぼちと再開しています。放置の一因は、日記での更新状況お知らせを「……面倒なんだもの」というどうしようもない理由で放り出してしまったことにもある、ような気がする(誰にも知られずこっそりと書く分には、いくら作業が遅々として進まずとも良心が痛まなかった)ので、これからはこちらでもちまちまと進み具合を報告しようと思います。

 『天使の歩廊』 中村弦
 『意味がなければスイングはない』 村上春樹
 『サンタクロースのせいにしよう』 若竹七生
 『バゴンボの嗅ぎタバコ入れ』 カート・ヴォネガット

ところで、我が敬愛する村上春樹氏の最新長編が夏頃発売になるとのこと。最初に新聞でその広告を見た時には、「まだどんな話なのかも全く分からないのに“新作が出るぞ!”というだけでニュースになるとは、なんと……」と思っていたのですが、つい先日タイトルが掲載されていましてね! こうなると、やっぱりファン心理が疼くものですね!
思う壺にはまっている感があるのは多少悔しいのですが、でも心から楽しみにしております。





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ほたる