JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆東日本大震災から、約10ヶ月です。 そんなことは、言われなくても分かっている、と言われそうだが、 ◆毎日新聞の「希望新聞」。 毎日新聞紙面にも、ネットにも載っている。 希望新聞 - 毎日jp(毎日新聞) を見る。 とくに、ニーズ情報をよく見る。 見れば分かるが、1月9日現在 希望新聞:東日本大震災 ニーズ情報 冬用肌着の提供を との内容である。 希望新聞 - 毎日jp(毎日新聞)をはてなアンテナそのRSSに登録しておけば、更新があれば分かる。 さらに、福島県ならば、ふくふくプロジェクトと、そのリンク先から更に詳細な情報を入手できる。 こういうことは、広義の「ボランティア」である。ボランティアは英語の"volunteer"である。辞書をひけば分かるが、 元来の意味は「自発的な(に)」という意味である。 従って、福島県の原発被害に遭った人々や被災地の人々など、知ったことではない、と考える人は何もしなければいい。 また、私のこの記事にも何も文句を付けないで頂きたい。自分達だけが、日々の暮らしをつましく送ることができるならば、他人の事など 知ったことではない、というのも一つの人生観であり、それにのっとって生きることは、各人の自由である(本心は別だが、角が立つから、書かない)。 私は福島県産の米を会津の米屋さんに直接電話して買っている、と、以前、この日記・ブログに書いたら、コメント欄に 「心情的には理解できるが、論理的解決にはならないと思います。」 と書いた人がいたが、大きなお世話である。そもそも福島原発事故の論理的・根本的解決があるのか。 放射能を無効化する技術を人類は有しないのである。 だから、何もしたくない人はしなければ良い。 お米に限らず、福島県から商品を取り寄せると、必ず、それが福島県から発送されたものであることを なるべく分からないようにしてある。受け取る私は一向に構わないのだが、宅配業者で、「福島県からの品物だ」というだけで 忌み嫌う人間がいるらしい。 それに対して、「怖がるな」と命ずることは私にはできない(本心は別だが、角が立つから、書かない)。 だから、こちらから物資や、資金を提供する、と言う方法がある、という当たり前のことをお知らせしているのである。 ただ、ひとつ、論理的に言えることは、日本に54基の原子炉があり、それらは何も秘密裡に民意に反して建設されたのではなく、 自民党の原子力を重んずるエネルギー政策に、この何十年物もの間の有権者が疑問を持たなかった結果なのであるから、 原発建設を容認し、結果、たまたま福島第一原発が事故を起こしたが、これは、議会制民主主義の原理に鑑み、 主権者たる国民に究極の責任がある、ということである。 作家の村上春樹氏が、2011年6月9日にスペインのカタルーニャ賞を受賞した際のスピーチで述べたことは完全に正しい。 その部分だけ抜萃しても良いが、改竄したと思われると癪だから、全文を載せる。全文は2012年01月09日(月)23時02分現在、 NHKかぶんブログ完全版:村上春樹さんカタルーニャ賞受賞スピーチ | NHK「かぶん」ブログ:NHKに掲載されている。 私が、全く同感で強調したい部分は色太文字にしてある。残念ながら、ウェブ日記エンピツには文字数制限があり、 全部を掲載できないので、JIROの独断的日記ココログ版をご覧頂きたい。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2011年01月09日(日) 【音楽】「フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルの世界」
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