JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆255年前、人類史上唯一無二の天才が生まれました。 歴史上、様々の分野で「天才」と呼ぶしかないほど、すぐれた才能を持った 自分には信仰心はないけれど、モーツァルトを演奏していると「これは、やはり神様が地上に遣わした人なのではないか」と思います。 という意味のことをおっしゃっていました。 また、N響を何度も振っている、アンドレ・プレヴィンという指揮者・ピアニストは、 あらゆる音楽の中で、最も優れているのはモーツァルトの作品です。これは好みの問題ではなく「客観的事実」なのです。 と「断言」しています。 他にも、多くの自分自身「天才」の名をほしいままにした音楽の「天才」たちが 自分など、モーツァルトの足もとにも及ばない、と言い残しています。 私も、素人ながら、モーツァルトこそ正に「この世の奇跡」だと思います。 ◆以前、既に紹介していますが、再びお薦めします。 いつも、同じ事を書いて恐縮ですが、毎日、初めてこの日記・ブログを モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番&第27番 です。アシュケナージはN響を振ってましたから、若い方は 「指揮者」のイメージの方が強いかもしれませんが、元来 紛れもなく、「天才」ピアニストです。「天才的」ではなく 「天才」です。天才ピアニストが天才作曲家のピアノ協奏曲を 自ら指揮をしながら、ソロ・ピアノパートを弾いています。 私は、実は、この演奏を聴いて、初めてピアノという楽器を見直したのです。 正直それまで、さほどピアノに関心がなかったのです。 アシュケナージのモーツァルトを聴いたら、録音ですが、あまりの 音の美しさに唖然としました。ピアノとはこれほどまでに美しい音が出るのか、 と驚嘆したのです。モーツァルトのピアノ協奏曲23番はアシュケナージで 最初に聴いたのが幸運でした。他にも色々なピアニストの演奏を聴きましたが アシュケナージのこの録音ほど圧倒的に美しい演奏には、なかなか遭遇しません。 演奏をお聴き下さい。 モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番 イ長調 K.488 から第一楽章 Mozart Piano Concerto in A major K.488 1st Movement ブラームスの有名な言葉があります。 モーツァルトのピアノ協奏曲のような「本当の」音楽の素晴らしさは誰にでも分かる訳ではない。私たちごときの作曲がもてはやされるのは、そのおかげです ブラームス自身、紛れもない天才なのですが・・・・。 同じCDに収録されている、ピアノ協奏曲27番。モーツァルト最後のピアノ協奏曲です。 この作品の第三楽章(終楽章)のテーマを元に数日後、「春への憧れ」という歌を 書いています。お聴きになるとすぐに分かります。 モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調 K.595 から第三楽章 Mozart Piano Concerto in B flat major K.595 3rd Movement 私は何度も、23番、27番を聴いていますが、聴き飽きることがありません。 これが本当に人間が創った音楽だろうか?と、思います。 気が遠くなるほど美しい作品です。 まだ、このCDをお持ちでは無い方には是非、お薦めします。 前述の通り、私は過去、何度もこのディスクをお薦めしています。 既にお持ちの方、久しぶりにもう一度お聴きになって下さい。 何度聴いても、どう考えても美しい。完璧な演奏というものは無い とかなんとか、専門家にいわれそうですが、私には「完璧」に聞こえます。 それでは。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2010年01月26日(火) 企業サービス価格、過去最大の下落、日銀金融政策決定会合
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