JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆そもそも代表選をやる必要があったのか。 お任せしている。 と、全く助言せず、どうして、代表選になったら雄弁になるのか。 官僚主導政治からの脱却、と言う点では小沢も鳩山も菅も一致している。 ならば、代表選になる前に、というか、参院選前に3人で話せばよかったではないか。 ◆小沢は説明不足。 政治とカネ、という言葉が出てくると、どうも皆、そこで思考が停止してしまう。 検察がお調べになって何も出て来なかったのだから、これ以上何も言うことはない。 つまり、やましいことは何も無い、と言いたいのだろうが、それならば、実質小沢のカネを管理していた 秘書が起訴されているというのに、それに関して「不当だ」というべきではないだろうか。 秘書は見捨てて「私は潔白」であることばかりを強調するから、何か怪しげに見える。 潔白ならどう潔白なのか、説明しないとダメだ。何時までもマスコミのネタになる。 小沢の態度を見ていて、皆が不愉快になるのは、彼が どうせ、バカどもに説明しても分かるまい。 と思っているからである。彼の政治カルチャーは古くは、田中角栄方式で、 要するに政治は力だ。力とはカネと人事を抑えることだ。という理念である。 小沢は、そう言うことに関しては恐らく一番手練手管を持っていて、鳩山や菅の「坊や」に 任せてはおけない。俺が一人で苦労してカネを集めているんだ、という思いがあるのだろう。 ◆菅直人の特長。 菅直人内閣総理大臣は、頭は良いけれども、カリスマ性に欠ける。 ◆民主党内部のことは「私事」なのだから、協力して仕事をしろ。 菅直人は、総理に就任してからの6日間の臨時国会に出ただけで、 日本はどうなっとるんだ? と思われる。海外紙を読むと「1年で3人目の日本の総理大臣を見ることができるか」など 散々茶化されている。だから、菅直人ならそれでいいが、ねじれ国会で野党とやり合うためには、 長年、自民党の権力の中枢にいて、野党との交渉やらなんやら、おどろおどろしいことは 小沢が何でも知っている。菅直人内閣総理大臣がいくら国会で「正論」を論じても、 自民党のヤジきこえるばかりである。この数週間、新聞の政治面に載っていたのは、 民主党という一政党、私的団体の内部抗争の話だけだったと言って良い。 これは「政治ニュース」ではなく、「政治家ニュース」だ。 いい加減、「政治」そのものに専念しろといいたい。国会議員には1人1日、40万円の 税金が使われているのである。 新聞は、「まずは円高対策だ」といっているが、これは民主党代表が誰になろうとも、 どうしようも無い。79円75銭の歴史的安値を更新するまでは、ドルが反騰することは 無いだろう。 日銀の金融政策で、景気を浮揚させるのは無理だ。 それは兎も角、国会は与党を野党がからかって遊ぶ所ではない。何とかしろ。 その為に小沢も「最後のご奉公」として菅に入れ知恵してやれ。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2009年09月14日(月) 昨夜は寝てしまい、更新できませんでした。今夜は必ず。
JIRO
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