JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆記事:金賢姫元死刑囚 田口さん絶対生きている…長男らと面会(7月20日22時8分配信 毎日新聞) 初来日した北朝鮮の元工作員、金賢姫(キム・ヒョンヒ)元死刑囚(48)が20日、拉致被害者の田口八重子さん ◆コメント:拉致問題が解決しないのは我々有権者にも責任がある。 金賢姫元死刑囚(このタイトル、何だか気に入らないので、以下本稿では「金賢姫元工作員」と記す)が20日早朝 はい、北朝鮮(による拉致)問題は、これで一応終わりで良いでしょ? という態度に見える。 もっとはっきり書くならば、横田めぐみさんのご両親はご高齢なので、このままズルズルと問題を 解決するフリだけをしていれば、やがてご両親は他界するだろう。そうすれば政府にとって「五月蠅い」ことを 云う人がいなくなる。日本政府は、その時を待っているように見えるのは、私だけであろうか? 政府がそうなったのは、我々有権者にも責任がある。 先の参議院選挙で問題となったのは、要するに「消費税率の引き上げ」だけであった。 与党・民主党も、大きく議席を伸ばした自民党も、いきなり予想以上の議席を獲得した「みんなの党」も、 拉致問題解決を政策の重要課題として掲げていなかった。そして我々有権者はそれを問題視しなかった。 昨年、民主党が政権を獲ったとき、マニフェストに北朝鮮による日本人拉致問題の解決に関して、 確かにすこしばかり記述があったが、それで、政権を獲得したわけではない。 拉致問題とは、北朝鮮の拉致工作員が、日本国の主権を侵害して違法に我が国の領土に侵入し、我が国の 国民をさらっていった、というとんでもない話で、国連憲章など出来る前なら、それだけで日本が北朝鮮に 宣戦布告し、戦争になってもおかしくないほどの大問題なのに、あまりにも長い間事態が膠着したままのため、 日本国民は無関心になっている。 だから、どの政党も北朝鮮による日本人拉致問題の解決を政策の筆頭に掲げない。そうさせたのは我々の責任である。 拉致問題に重大な関心を持ち、この解決の為の具体策を提示出来ない政党には、票を投じない、という世論が形成されれば 政治家は動く。今は、何度も書くがその反対の状態で、有権者が無関心だから、政治家も「どうでも良い」と考えている。 横田めぐみさんのご両親の気持ちを想像する能力ぐらい、特に子供を持つ人なら、有るだろう。 横田さんご夫妻は、何十年も、いつ、めぐみさんから連絡があるか分からないからといって、外出もましてや旅行も 控えていたのである。悲惨すぎる。ひとごとだと思って、無関心でいてはいけないのだ。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2009年07月20日(月) 【演奏会評】東京音大付属音楽教室 発表会(続)演奏された曲目を、プロが演奏したもの。
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