JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆ここ数年、弊ブログの恒例です。 12月5日はヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756年1月27日 - 1791年12月5日)の命日です。 ◆どうも1回でおわりそうにない。今日は「第一弾」。 昨年まではモーツァルト特集、1日で終わりにしていたのですが、 ◆教室の窓を開け、太陽を指さし、「分かったろう、諸君。モーツァルトはあの太陽なのだ!」(ドヴォルザーク) 1曲目。フィガロの結婚序曲。 ◆クララ・シューマンの言葉 クララ・シューマンは、かのロベルト・シューマンの奧さんですね。 公衆が、この音楽の素晴らしさを全然感じないでいるのは、本当に悲しいことね。 迷いましたが、思い切って載せさせていただきます。ご依頼があれば直ぐに削除します。 森麻季/ピエ・イエス〜祈りを込めてより、 モテット「喜べ躍れ,幸いなる魂よ」 アレルヤ Exsultate,iubilate Alleluia あまりにも美しい。「アレルヤ」のこれほど余裕のある、しかも正確で、美しく、優しい演奏を聴いたことがないのです。 ◆チャイコフスキーの言葉。 友人でパトロンの、フォン・メック夫人宛の手紙より。 私は「ドン・ジョヴァンニ」の音楽にすっかり惚れこんでいるので、 チャイコフスキーが生まれて初めて、本当に感動した音楽は、「ドン・ジョヴァンニ」だったのです。 ネヴィル・マリナー「モーツァルト名序曲集」より、 「ドン・ジョヴァンニ」序曲。序奏部は重いですが、アレグロになってからは実に軽快です。 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」序曲 Don Giovanni Overture ドン・ジョヴァンニのアリアも楽しいのが多いです。再びヘルマン・プライ。 「酒で頭がかあっとなるまで」です。 ヘルマン・プライ「ドン・ジョヴァンニ」より「酒で頭がかあっとなるまで」 Hermann Prey Fin ch'han del vino 楽しいでしょ?他にもこのオペラには色々楽しいところがありますが、 キリがないので今日は割愛します。 ◆ピアニスト・ヴァルター・ギーゼキングの言葉 ギーゼキングはドイツのピアニストで、他の作曲家の作品も、勿論弾きますが、20世紀有数の「モーツァルト弾き」です。 逆説的に響くかも知れないが、モーツァルトのピアノ音楽に関する私の意見は、次のように言うしかない。 この後に延々と理由がかいてあるのですが、これも時間がないので、興味のある方は「モーツァルト頌」の492ページ以下を お読み下さい。 モーツァルトのピアノソナタ10番 K.330 ハ長調 より第一楽章をどうぞ。 演奏は、イングリットヘブラーです。ピアノ・ソナタ全集 ヘブラー イングリット・ヘブラー ピアノソナタ 10番 K.330 ハ長調 第1楽章 Ingrid Haebler Piano Sonata No10 In C, K 330 - 1. Allegro Moderato この曲などは、純粋にテクニック(メカニックというべきかも知れませんが)の水準で言えば、 上手い小学生でも弾けるんですよ。でも、指が回って、間違いなく弾いても全然聴き手の心の琴線に触れないのです。 誠に不思議です。 思い付くまま書いていたら4時過ぎになりました。 今日はこの辺で。また、モーツァルトは続きをやります。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2008年12月06日(土) 【本】宮本文昭氏「疾風怒濤のクラシック案内」/【音楽】モーツァルト Part2。
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