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JIROの独断的日記
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2008年12月25日(木) 今日(26日)はKenさんの奥様のご命日ですので、追悼の音楽をお聴きいただきたいのです。

◆リンクさせていただいてます、Kenさんの奥様が2年前の12月26日に急逝されました。

Kenさんとはインターネットで知り合って、本当に有難いと思っています。

がたがたへりくつクラシックというブログで、驚異的な音楽への情熱と博識ぶりがよく分かります。

Kenさんは、アマチュアオーケストラのコンサートマスター、つまり、アマチュア・ヴァイオリニストですが、

弾くだけではなく、私とは比較するのも失礼なほど、西洋音楽に造詣が深く、音楽への愛情がブログからひしひしと伝わってきます。

私もクラシック音楽を載せて色々書いていますが、所詮受け売りの知ったかぶりですが、Kenさんはお世辞でも何でもなく、

まともに勉強している方で、次元が違います。こんなアマチュア、私は他に知りません。私は大変尊敬しているのです。


そのKenさんの奥様がなんと2年前の12月26日に急逝なさいました。

私はまだネットでKenさんと知り合ってそれほど時間が経っていなかったけれど、大変なショックを受けました。

早いものであれから2年。三回忌ですね。法要は既に済まされたそうですが、ご命日は今日なので、

昨年同様、Kenさんの奥様を追悼したい。私には音楽をお聴かせすることしか出来ません。

浅学非才の私の選曲ですので、お恥ずかしい限りですが、Kenさんとお子さんたちと、天国の奥様にも

お聴き頂ければ幸いです。

追悼の音楽と表題に書きましたが、はっきりと死者を追悼する音楽(葬送行進曲など)は、一つもありません。

ただ、美しく、心が慰められるような音楽を選びましたので、読者の皆様にもお聴き頂きたいのです。


◆【音楽】バッハ、モーツァルト、ベートーベン、シューベルト、ショパン、ブラームス、です。

なるべく余計な説明は書かないようにします。

最初は「ピアニストの旧約聖書」、バッハ、平均律クラヴィーア曲集の一番最初の曲です。

演奏はスヴィヤトスラフ・リヒテルです。

平均律クラヴィーア曲集第1巻第1番



続いて、モーツァルトのピアノ・コンチェルト第21番から第二楽章、アンダンテ、です。映画音楽に使われて有名な楽章です。

ピアノ・ソロは内田光子さんです。

モーツアルト ピアノ協奏曲第21番第2楽章

こういうのは、音が簡単なだけに、ピアニストの音楽性が剥き出しになります。大変難しいと思います。

ですが、美しい。


次は、ベートーヴェンのピアノソナタ第8番「悲愴」第二楽章です。
「悲愴」といってもこの楽章は祈りを捧げるような静かな、穏やかな音楽です

演奏は、バックハウスという、おっかない顔をしたおじさんです。

既に故人ですが、ベートーヴェン弾きとして世界的に名を馳せた人です。

ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」第2楽章



きれいでしょ?


次は、シューベルトの弦楽四重奏曲を聴いて頂きます。第14番「死と乙女」から第二楽章です。

変奏曲の形式になってます。テーマは同名の彼の歌曲から取っているのです。最初は暗い、

と思うかも知れませんが、再生開始後2分半ぐらいからの第一変奏のヴァイオリン聴いて下さい。

非常にきれいです。演奏は、アルバン・ベルク四重奏団です。

シューベルト 弦楽四重奏曲 第14番「死と乙女」第2楽章



最後は、フル・オーケストラによる交響曲。ブラームスの交響曲第4番の第一楽章。

冒頭からすすり泣くような音楽ですが、途中に非常に響きの厚い部分を経て、楽章終わりの悲壮感が美しい。

演奏は、カラヤン=ベルリン・フィルです(このCD、ブラームスの交響曲が全曲で2,000円台です)

ブラームス 交響曲第4番第1楽章


如何でしたでしょうか。今日は絶対にKenさんの奧様を追悼する特集を組む事に決めておりました。

お聴き頂けたら、幸いです。

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【お詫び】
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2007年12月25日(火) 昨夜はアップ出来ないまま寝てしまいました。/ベートーベン交響曲第8番 第2楽章
2006年12月25日(月) 「いじめ自殺報道」が「自殺連鎖」を誘発した可能性あり。専門家の指摘←私は、先月同じ事を書きました。
2005年12月25日(日) 「特急が脱線転覆2人死亡 33人負傷、車内になお3人」事故の原因はまだ分からないのだ。
2004年12月25日(土) 豪雪の山古志、自力で守る…村民有志が「雪下ろし隊」内閣はイラクへの自衛隊派遣には熱心だが新潟はどうするのか。
2003年12月25日(木) 「日本の安全保障の第一に来るのは国連ではなく日米安保関係だ」(アーミテージ国務副長官)←原爆を投下した国が言うべきではない。
2002年12月25日(水) 今更ながら、アメリカの残虐性に開いた口が塞がらない。

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