JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆記事:世界35カ国で消灯温暖化防止訴え(3月29日20時43分配信 産経新聞) 地球温暖化対策の啓蒙(けいもう)活動として環境団体が計画した消灯イベント、「EARTH HOUR」が29日、アジア、太平洋諸国で始まった。 ◆コメント:起きている時間に電気を消すより、早く寝て、深夜放送・営業を止めれば良いでしょう。 記事の最後に、 同イベントは昨年3月にシドニーで初めて実施され、温室効果ガスを10%削減する効果があったという。 と書いてある。それはいいのですが、夜8時から1時間って、日本だと困るのですよね。 まだ会社で働いている人が大勢いるし、家庭によっては、この時間帯が夕食だ、ということも多いだろう。 宿題をやっている子供もいるだろう。 この中途半端な時間に1時間活動を停止すると、それだけ寝るのが遅くなる。 1時間の消灯で、温室効果ガスを10%削減する効果がある、というのなら、わが国の場合、夜中の消費電力を減らすべきだ。 テレビ番組表をみると、毎日、殆どの局が24時間、何らかの放送をしている。 全ての局が1年365日、24時間放送する必要は無い、と思う。習慣の問題だ。 昔に比べて職業、勤務形態が多様化しているとはいえ、夜中の2時、3時に、本当にどうしてもテレビを「見なければならない」人が どれだけいるのだろう。 今の人には信じがたいだろうが、昔はNHK総合は午前0時で放送を終え、朝の放送は午前6時のニュースで開始されたのである。 せめて、午前2時〜4時は全ての局の放送を止めてみるという実験をしてみると良い。大して不便を感じないだろう。 また、コンビニやファスト・フード、飲食店の24時間営業。夜中に働いて、明け方に食事をしたり買い物をする人は確かにいるだろう。 だが、これも、全てのコンビニ、ファスト・フード、飲食店の全ての店に客が溢れている、という訳ではあるまい。 私は、ロンドンにいたとき、一件だけ、24時間営業のマクドナルドがあったが、タクシーに乗ってそのそばを通ったときに、 運転手が吐き捨てるように言った。 「24時間オープンのマクドナルド?バカバカしい。夜中にハンバーガーを食う奴がいるか!」 英国人は、日本人ほど働かない。夜中の12時過ぎまで残業するなど正気の沙汰とは思われない、という社会だから、 日本と単純比較は出来ないが、よーく見直してみると、実は24時間営業しなければならない店は意外に少ないのではないか。 夜中は出来るだけ、皆、早く寝る。不必要に夜更かししない、という生活に戻す方が、エネルギー消費の削減に貢献するのではないかと思われる。 いうまでもないが、警察、消防、インフラ関係、医療機関などは例外である。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2007年03月30日(金) 「護衛艦「しらね」2等海曹、イージス艦情報持ち出す」←この自衛官は中国か北朝鮮のスパイか?
JIRO
|HomePage
|