外国為替証拠金取引
JIROの独断的日記
DiaryINDEXpastwill


2008年03月30日(日) 「世界35カ国で消灯温暖化防止訴え」←午後8時から1時間より、夜中の活動を出来る限りやめるべきだ。

◆記事:世界35カ国で消灯温暖化防止訴え(3月29日20時43分配信 産経新聞)

地球温暖化対策の啓蒙(けいもう)活動として環境団体が計画した消灯イベント、「EARTH HOUR」が29日、アジア、太平洋諸国で始まった。

各国現地時間の午後8時から1時間、電気を可能な限り使用しないという試みで、最終的に欧米を含む世界35カ国370以上の街が参加する見通しだ。

オーストラリアのシドニーでは観光名所のハーバーブリッジやオペラハウスの照明が消え、レストランではろうそくが灯された。

企業や一般家庭も参加し、消灯のほかテレビやコンピューターの電源が切られた。

同イベントはタイ・バンコクなどアジアでも実施、デンマーク・コペンハーゲン、カナダ・トロント、米シカゴ、サンフランシスコなど欧米でも行われる。

同イベントは昨年3月にシドニーで初めて実施され、温室効果ガスを10%削減する効果があったという。


◆コメント:起きている時間に電気を消すより、早く寝て、深夜放送・営業を止めれば良いでしょう。

記事の最後に、

同イベントは昨年3月にシドニーで初めて実施され、温室効果ガスを10%削減する効果があったという。

と書いてある。それはいいのですが、夜8時から1時間って、日本だと困るのですよね。

まだ会社で働いている人が大勢いるし、家庭によっては、この時間帯が夕食だ、ということも多いだろう。

宿題をやっている子供もいるだろう。

この中途半端な時間に1時間活動を停止すると、それだけ寝るのが遅くなる。

1時間の消灯で、温室効果ガスを10%削減する効果がある、というのなら、わが国の場合、夜中の消費電力を減らすべきだ。

テレビ番組表をみると、毎日、殆どの局が24時間、何らかの放送をしている。

全ての局が1年365日、24時間放送する必要は無い、と思う。習慣の問題だ。

昔に比べて職業、勤務形態が多様化しているとはいえ、夜中の2時、3時に、本当にどうしてもテレビを「見なければならない」人が

どれだけいるのだろう。

今の人には信じがたいだろうが、昔はNHK総合は午前0時で放送を終え、朝の放送は午前6時のニュースで開始されたのである。

せめて、午前2時〜4時は全ての局の放送を止めてみるという実験をしてみると良い。大して不便を感じないだろう。



また、コンビニやファスト・フード、飲食店の24時間営業。夜中に働いて、明け方に食事をしたり買い物をする人は確かにいるだろう。

だが、これも、全てのコンビニ、ファスト・フード、飲食店の全ての店に客が溢れている、という訳ではあるまい。

私は、ロンドンにいたとき、一件だけ、24時間営業のマクドナルドがあったが、タクシーに乗ってそのそばを通ったときに、

運転手が吐き捨てるように言った。
「24時間オープンのマクドナルド?バカバカしい。夜中にハンバーガーを食う奴がいるか!」

英国人は、日本人ほど働かない。夜中の12時過ぎまで残業するなど正気の沙汰とは思われない、という社会だから、

日本と単純比較は出来ないが、よーく見直してみると、実は24時間営業しなければならない店は意外に少ないのではないか。

夜中は出来るだけ、皆、早く寝る。不必要に夜更かししない、という生活に戻す方が、エネルギー消費の削減に貢献するのではないかと思われる。

いうまでもないが、警察、消防、インフラ関係、医療機関などは例外である。

【読者の皆様にお願い】

是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。



2007年03月30日(金) 「護衛艦「しらね」2等海曹、イージス艦情報持ち出す」←この自衛官は中国か北朝鮮のスパイか?
2006年03月30日(木) 厚労省「終末期医療に関する調査等検討会報告書」(平成16年7月)一般人、「延命望まない」7割。
2005年03月30日(水) オーケストラにもリストラ。都響が能力主義導入 逆です。人心が荒んでいるときこそ、「永遠なる美」のために資金を投じるべきだ。
2004年03月30日(火) 「コミック本に貸与権を 首相に里中さんらが陳情」マンガ家の陳情はすぐに聞くのですね。
2003年03月30日(日) 重症急性呼吸器症候群感染拡がる。 日本のマスコミは無関心すぎる

JIRO |HomePage

My追加