JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆レナード・バーンスタインてのはもの凄い才能の人でした。 バーンスタインは作曲家としては、ミュージカル「ウェスト・サイド・ストーリー」で一躍有名になりました。 ◆指揮者としてのバーンスタイン。 バーンスタインは作曲と共に若い頃から指揮をしてました。 「カラヤンとバーンスタインには、いつでも(指揮をしに)来て欲しい」 と言ったんです。ウィーンフィルに「来て欲しい」と言われる指揮者は、古今東西滅多におりません。 そのバーンスタインとウィーンフィルの演奏で、 モーツァルトの交響曲第41番「ジュピター」から、第四楽章をお聴き下さい。 ダウンロード JupieterFinale.mp3 (10912.1K) これは、いいですね。何度聴いても音楽の「大きさ」(オーケストラの編成は後世の、例えば、マーラーとかワーグナーとか、ブルックナー の作品より、遙かに小さいのですよ。そういうことじゃないのです)に感動します。 CDは、モーツァルト:交響曲第40番&41番「ジュピター」です。 ところで、バーンスタインは日本と日本人が大好きでした。日本食も何でも食う。 そういう話は、岩城さんの棒ふりのカフェテラスという本に載ってます。 また、小澤征爾さんが若い頃に書いたボクの音楽武者修行という本も大変面白いのですが、 やはりバーンスタインの話が色々書いてあります。 ニューヨーク・フィルハーモニックが日本に演奏旅行をしたとき。 当然、副指揮者の小澤さんも一緒に「来日」します。見事故郷に錦を飾ったわけですが、 バーンスタインが、それを我が事のように喜んでくれたこと。 また、日本各地で演奏するために移動があるわけですが、あるとき東海(だったと記憶していますが、うろ覚えです) のある海沿いの宿、バーンスタインの希望で純日本風の旅館に泊まったそうです。部屋から海辺の景色が見えます。 バーンスタインが小澤さんに言った言葉。 「セイジ・・・。お前は幸せな奴だ。こんなに美しい国で育ったなんて・・・。どうしてニューヨークなんかに来たんだ?」 嬉しいですねえ。 バーンスタインに関する話を書きましたが文中ご紹介した、岩城宏之さんと小澤征爾さんの本も 大変面白いと思います。ご一読をお薦めします。 それでは。 【読者の皆様にお願い】 駄文をお読みになり、お気に召した場合、エンピツの投票ボタンをクリックしていただけると、幸甚です。 画面の右下にボタンがあります。 よろしく御願いいたします。
2006年10月14日(土) 「セーラー服と機関銃」の原作者に関する補足的情報。/今日の一曲「キャンディード」序曲」
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