JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆記事:<党首討論>年金支給漏れ、社保庁改革法案で攻防戦 ◆コメント:首相は国政の最高責任者である。 憲法第65条により、行政権は内閣に属する。同時に、66条第1項は、 ◆党首討論を聞くと、安倍首相は自分の立場を本当に分かっているか疑いたくなる。理由その1 冒頭の記事を読んだだけでは分からないが、党首討論の始めの方で、民主党の小沢代表が正しい意見を述べた。それは、 「先週、与党は社会保険庁改革法案を強行採決した。議会制民主主義であるから最終的には多数決原理を取ることに異存はない。 と訊ねた。安倍首相は 「最終的な(採決するか否かの)判断は各委員会の委員長、運営委員がきめることだ」 と答えた。これは、おかしい。 内閣総理大臣は、行政府の長であると同時に国会議員であり、多数党の党首である。 従って、国権の最高機関、国会の本会議、及び全ての委員会の運営で、強行採決という非民主主義的な行為があった場合、 責任がある。安倍首相の答弁は「委員会のことなど知らないよ」と言わんばかりだ。 あなたがすべてに責任を負っているんだ。安倍さん。 なお、社会保険庁改革法案は、全然意味のない法律で、社会保険庁を特殊法人にするということだけである。 今のダメな社保庁の役立たずの木っ端役人を全員クビにして、新たに優秀な人材を雇うというのなら、まだ多少期待できるが、 今の「社会保険庁改革法案」は改革でも何でもない。 ◆安倍首相が自分の立場を分かっていないのではないか、と疑う理由、その2 安倍首相のダメぶりを指摘する前に、はっきり記録しておきたいことがある。記事にもあるが、 「今後は、『領収書を持ってこい』などということは(社保庁の職員に)言わせません」 と断言した。いいですね?皆さんも覚えておきましょうね? さて、首相が自己の立場を分かっていないのではないか、と疑うに足る発言は、 「社会保険庁の(体質的な)問題もあるとおもいますよ」 というものだ。 そんなことは、安倍君に言われなくても分かっている。そして社会保険庁で起きた全ての問題の最終責任者は、 内閣総理大臣に帰する。何故なら、内閣総理大臣は行政府たる内閣の首長だからである。 社保庁の問題は安倍晋三氏が内閣総理大臣に任命される前から存在していたのだから、 自分の責任じゃない、と言いたげだ。 違う。 あのね、安倍さん。内閣総理大臣は、部下の起こした問題の発端がいつだったか、とは無関係に、 今現在、実際に問題が起きている以上、その全てについて責任を負うことぐらい分かっているでしょ?。 そんなことも分かっていない安倍氏は自衛隊の最高司令官であり、日本を戦争の出来る国にしようとしている。 そのほか、色々な問答を小沢代表と交わしているが、ネットテレビを見れば分かるが、安倍氏は、 聞かれたこと以外にもベラベラ喋る。それが如何にも「肚が据わっていない」ことを伺わせる。 改憲論者の方。やっぱり、止めた方が良いと思うよ。実際に戦争になったら、 多分、安倍晋三内閣総理大臣はパニック状態に陥り、まともに戦略を考え、決断できないだろう。 ま、百聞は一見にしかず、である。 【読者の皆様にお願い】 駄文をお読みになり、お気に召した場合、エンピツの投票ボタンをクリックしていただけると、幸甚です。 画面の右下にボタンがあります。 よろしく御願いいたします。
2006年05月30日(火) 「PTAがおにぎり/乳製品で朝の給食」←意味、分かります?母親が朝ご飯を作らないからなのですよ。
JIRO
|HomePage
|