JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆N響アワーはトランペット特集です。 NHK教育テレビ午後九時から、のN響アワーはトランペット特集です。 「普通のトランペットで吹け。ヨーロッパでも皆、ポストホルンを本番で使って(ミスをして)後悔する」 と説得しましたが、津堅さんは、ご本人の弁によると、たまたま良い楽器(楽器にもクセがあったり、当たり外れがあります) があったので、ポストホルンで本番に臨みました。 結果は大成功でした。 演奏終了後---こういうことは、極めて稀なのですが---指揮者のヴァントさんは、 何と、トランペットの席へツカツカと歩いて行き、津堅さんの手を取って立たせて、 そのまま、ステージの最前列、つまり、コンチェルトのソリストが挨拶するような位置に連れてきたのです。 お客さんに、「彼の演奏をどうぞ、讃えてあげてください」ということです。 津堅さんも本当に嬉しそうでした。 見ているこちらも、嬉しくなる風景でした。音楽は、いいですね。 そういう話の後なので、「ポストホルンセレナーデ」をお聴かせしたいのですが、 手元にいい盤がありません。 全然関係ないのですが、トランペットの超絶技巧をお楽しみ下さい。 「ベニスの謝肉祭変奏曲」というものです。 ダウンロード TheCarnivalofVenice.mp3 (6017.1K) すごいでしょ? デュークエリントンに関しては、後で書き足します。 ◆【追加】200回練習法には、感動しました。 N響アワーが終わりました。偶々、上に書いた「ポストホルン」の話になりましたが、モーツァルトの「ポストホルンセレナーデ」よりも、 「なんとしても、マーラーの3番のポストホルン、ソロを克服してやる」 という精神力が素晴らしい。 帰国後、N響で再び、マーラーの3番のソロが津堅さんに回ってきた。 美しい演奏でした。 音楽家は一生、練習なんですね。当たり前なのですが、大変だな、とつくづく思います。 ◆【ジャズ】デューク・エリントンの誕生日です。 2か月ほど前に、「スウィングガールズ」をテレビでやってましたね。実は結構好きなんです。あれ。 「若さっていうのは、すばらしいね。もう、人生にこれ以上のものはないね。」 と仰っていました。 当時は、私自身も若かったので、その意味が良く分からなかったのですが、 この年になって、スウィングガールズの下手くそだけど、一生懸命の演奏を聴いていると、 芥川也寸志さんの気持が分かります。 「スウィングガールズ」が一番最初に演奏するのは、デューク・エリントンの「A列車で行こう」(Take The 'A' Train )でした。 今日が、デューク・エリントン(1899-1974)の誕生日です。 彼は、半世紀以上もビッグ・バンドを率いて演奏(作曲も)を続けた、ジャズの元祖の一人ですね。 エリントンのバンドのテーマ曲とも言える、Take The 'A' Train をどうぞ。 ダウンロード TaketheATrain.mp3 (2840.0K) 二か月前に「スウィングガールズ」について取り上げたページには、 “In the Mood”“Sing,Sing,Sing”を載せました。In the Moodと今回のTake The 'A' Train は似ています。最後は殆どピアニッシモなんです。 ジャズは本来デリケートなもので、バリバリ吹けばよいといものではない、ということが良く分かります。 【読者の皆様にお願い】 駄文をお読みになり、お気に召した場合、エンピツの投票ボタンをクリックしていただけると、幸甚です。 画面の右下にボタンがあります。 よろしく御願いいたします。
2006年04月28日(金) 「ヴァルトビューネDVD」続報、「スクリーマーズ〜サーカス・マーチ名曲集」やたらと上手い吹奏楽。
JIRO
|HomePage
|