JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆昨日は、日本中の会社で入社式が行われました。 以前にも何度かお断りしたが、私は、原則として日記に私事を書かない。 ◆「自分のことを褒めてやりたい」と云ったマラソン選手の気持が分かるような気がする。 随分前だが女子マラソン選手の有森裕子氏がオリンピック(だったよね?)でゴールした直後、インタビューに答えて、 「自分を褒めてやりたい」 といった。 私は原則的にはスポーツが嫌いなので、あのときは、「てやんでえ」と思ったが、今は少し分かるような気がする。 気の弱い、小心者の私がよくぞ23年も今の職場を辞めずに続けたものだ、と思ってしまう。 子どもの頃は、とにかく、気が弱く、心配性で、ウジウジしている子供だった。 人見知りが激しく、親に連れられてよそのお宅にお邪魔しても、挨拶だけはするが、後は一切、口を利かない。 先方は気を遣ってくださって、子供が喜びそうな菓子とかジュースなどを出してくださるが、絶対に食べもしないし飲みもしない。 とにかく他人の家にいる、ということが、ただただ、窮屈で、「早く(自宅に)帰りたい」と、そればかりを考えている子供だった。 ◆勤め人は辛いよ。 そういう子供だった私が大人になって、会社(ということにしておく)に属したら、 ◆自分に「ご苦労さん」 やがて、結婚して子供が出来て、ロンドン赴任が決まったら親父が脳出血で倒れ、そのまま寝たきりとなり、 覚悟はしていたが、死に目には遭えなかった。 「海外駐在」という言葉は華やかに聞こえるが、実際は現地採用の英国人と東京本部の要求の板挟みとなり、結構しんどい。 帰国してから、少しは楽になるかと思ったら、全然未経験の分野に行かされて、うつ病になってしまった。 「お前ばかり苦労している訳じゃないぞ」と仰りたい方もいらっしゃるだろう。 それは、勿論分かっている。 もっともっと苦労している人が世の中には大勢いることも分かる。 しかし、皆、性格が異なる。同じような経験をしても、それがストレスになる人もならない人もいる。 「心の持ちよう」では、どうしようもないことがあるのだ。 前述の通り、私は生来人一倍、クヨクヨ、ウジウジする、マイナス思考人間だ。気も弱かった。 子どもの頃の自分を、あたまの中でビデオを再生するように思い出してみた。それを見ると あたかも、私の中のもう一人の私が「お前、よくここまで、我慢したなあ。」と褒めているようだ。 特に社会人になってからの23年。 と、云うわけで、特別に今日だけ、 「自分にご苦労さん」。 どうも、とんだお目汚しで、失礼しました。 独りよがりの自己陶酔的駄文にお付き合いいただき、ありがとうございました。 【お知らせ】 ココログは、-----度々やるのですがね-----メンテナンスの為、4月4日(水)の午後3時まで更新も何も出来ないそうです。 悪しからず。 【読者の皆様にお願い】 駄文をお読みになり、お気に召した場合、エンピツの投票ボタンをクリックしていただけると、幸甚です。 画面の右下にボタンがあります。 よろしく御願いいたします。
2004年04月03日(土) 今夜、水星、金星、木星、土星が西の空に一列に並んで見える。次は32年後。
JIRO
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