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2006年09月11日(月) |
「<米同時テロ>追悼式典、「グラウンド・ゼロ」で開催」←「グラウンド・ゼロ」って何のことか知ってる? |
◆記事:<米同時テロ>追悼式典、「グラウンド・ゼロ」で開催
【ニューヨーク坂東賢治、和田浩明】約3000人が犠牲になった01年9月11日の米同時多発テロから5年。
ニューヨークでは11日午前8時40分(日本時間同午後9時40分)から、ハイジャック機2機が突入し、
倒壊した世界貿易センター(WTC)跡地の「グラウンド・ゼロ」で市主催の追悼式典が開かれた。
午前8時40分、追悼式典の開始を告げる鐘の音が澄んだ青空に響き、WTC北棟に1機目のハイジャック機が突入した同8時46分、
ブルームバーグ市長の呼びかけで黙とうをささげた。
この後、債券トレーダーだった夫のロバートさん(当時42歳)を亡くしたスーザン・スリワックさんが
「結婚生活は9年間だったが、一生を共に過ごした気持ちだ。3人の子どもが夫の生きた証しだ」と思いを語った。
配偶者や婚約者らを中心に遺族ら計200人余がWTCでの犠牲者2749人(日本人23人)全員の名前を順番に読み上げた。
式には日本人遺族も参加し、南棟に2機目が突入した同9時3分と崩壊した同9時59分、北棟が崩壊した同10時29分にも黙とうした。
周辺には、早朝から遺族らが訪れた。
ニューヨーク市警勤務のスティーブン・キャンベルさん(41)はWTC内の企業に勤めていた妻のジルさん(当時31歳)や多くの同僚をテロで失った。
この5年間、できるだけ前に進もうと考えてきたが、「昨日のことのように悲しみや痛みを感じる。気持ちはまだあの日にある」という。
ブッシュ米大統領は式典の後、米NBCテレビのインタビュー番組で、米国がなお長期的な対テロ戦争の渦中にあることを改めて強調した。
そのうえで「米国はより安全にはなったが、まだ安全ではない。殺りくから国民を守るためにすべての時間を費やしている」と語り、テロ対策に全力を挙げる考えを強調した。
地元テレビの世論調査によると、ニューヨーク市の有権者の57%が今後5年間に再びニューヨークを標的にしたテロが起こる可能性があると考えているという。
ニューヨーク市では11日の日没から12日の日の出までの間、グラウンド・ゼロ近くから上空に向けて追悼のライトが照らされ、
WTCのツインタワーを思い起こさせる2本の光の柱が夜空に浮かび上がる。(毎日新聞) - 9月12日1時6分更新
◆コメント:広島の爆心地のことですよ。
911テロで亡くなった無辜のアメリカ市民や日本人を含む外国人3000人に罪は無い。冥福を祈ることに何の異存もない。
しかし、アメリカも無神経だ。「グラウンド・ゼロ」という言葉の意味を、若い世代のアメリカ人は知らないのだろうと思いたい。
これは、エノラ・ゲイが原爆を投下した、広島の爆心地のことである。
アメリカ人の真似をして毎日新聞まで平気で「グラウンド・ゼロ」を記事に用いている。
馬鹿者。勉強しろ。
911テロではいまだに、正確な死者数が分からないようだが、記事によれば約3,000人だという。
広島のグラウンド・ゼロでは一瞬にして11万人が蒸発したのである。
911の後、「何故、アメリカがこのような目に遭わなければならないのだ!」と憤慨しているアメリカ市民が大勢いた。
無論犠牲者に責任はないのだが、アメリカが何をしてきたか、ということも顧みていただきたいですね。
ベトナムで何をしましたか?
アラブ・イスラエル紛争ではイスラエルによるパレスチナ人の虐殺を容認していますね?
◆良識のあるアメリカ人も大勢いることは十分承知している。
911テロが2001年で、その1年半後にアメリカはイラク戦争を始めたが、
その直前までものすごい数のアメリカ人はブッシュの開戦方針に反対していたし、今も反対していることは、認識されるべきである。
私は911テロで息子を亡くした老婦人が、
「イラクの人々に私たちと同じ悲しみを経験させてはなりません」
といいつつ、反戦デモに参加している映像をを見て、立派だと思った。
ブッシュがあの無茶苦茶な戦争をした後、世界にとって不幸なことに大統領として再選されてしまったが、その当選は僅差だった。
ブッシュの再選に反対だったという青年が「アメリカ人でいることが恥ずかしくなった」というのをみて、逆に気の毒になったほどである。
アメリカの真の悲劇は、良識ある市民の意思が生かされず、愚鈍な国家中枢の人間の国際社会に与える影響があまりにも大きいことである。
◆本日、安倍晋三氏は「イラク戦争を支持したのは正しい」と明言した。
もう、あきれて、まともに批判する気にならぬ。
私は、イラク戦争の違法性について、2003年03月19日(水) アメリカの行動は明らかに国際法違反である。その法的根拠。を皮切りに
(実際にはその前から)100回以上書いていると思うが、
アメリカが武力行使の正当性の根拠とした「大量破壊兵器の存在」(結局それもでっち上げだった)は、関係がない。
正当な武力行使とは、国連憲章に従えば、アメリカがイラクから侵略攻撃を受けたか、
国連安全保障理事会がイラクに対する武力行使を決議したか、この二つの場合だけであるが、
2003年3月20日、イラク戦争開始時点において、いずれの条件も満たしていなかった。
深く考えるまでもなく、アメリカの武力行使は違法である。
安倍晋三氏がこのことを理解していないなら、本当のバカである。その程度の国際法も理解できない知能の持ち主が首相になられては困る。
実際は、彼はアメリカのやったことが違法であることを知っている。しかし、小泉首相のサポートを得るためには、小泉が言ったことに追従するしかない、
という計算のもとに「イラク戦争を支持jしたことは正しい」と発言したのだろう。
だとすれば、「悪い」ことを「悪い」と認識しているにもかかわらず、「自分が首相になりたい」、
という「私欲」のために正義を無視しているわけであるから、無知よりもさらに、悪質である。
◆集団的自衛権の行使を可能にするのなら・・・
彼は、日本の集団的自衛権の行使を可能にするべきだと公言している。
そうなったとしたら、イラク戦争のような事態が再び起きれば、日本はアメリカと一緒になって、第3国を攻撃し、無辜の民を自衛隊が殺すのである。
世界第4位の軍事費を投じた自衛隊という強力な実質「武力」を持ちながら、
60年間、憲法を遵守し、ただの一度も武力行使をせず、一人も他国の人を武力攻撃で殺したことがないのが日本の誇りであるべきなのだが、
日本を人殺しをする国にしよう、と主張する安倍氏が内閣総理大臣になって良いのか悪いのか、自民党員はよく考えて投票してください。
2005年09月11日(日) 「郵政事業は独立採算で、税金は使われていない。」ことを知らないですか?小泉君に騙されないでください。
2004年09月11日(土) 911テロの現場を「グラウンド・ゼロ」というけれど、あれは元来、広島原爆の爆心地を指す言葉である。
2003年09月11日(木) すさまじい台風で大勢けが人が出ているのに、総裁選や石原発言やNY911の方が大事なのかね?
2002年09月11日(水) 9.11・・・・