JIROの独断的日記
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2003年09月11日(木) |
すさまじい台風で大勢けが人が出ているのに、総裁選や石原発言やNY911の方が大事なのかね? |
◆記事:<台風14号>観測史上4位 74・1m 宮古で71人重軽傷 猛烈な台風14号は11日、暴風圏内に入った宮古島地方、石垣島地方に人的被害、家屋損壊など大きな被害をもたらしながら、依然猛威を振るっている。宮古島では同日午前3時12分に沖縄に接近した台風では観測史上4位、国内でも7位となる最大瞬間風速74・1メートルを記録した。最低気圧も912・0ヘクトパスカルで、国内4位となった。強風で割れたガラスなどで重傷の女性2人を含む71人が負傷し、県立宮古病院に収容された。宮古島地方の全世帯の96%に当たる2万900世帯で停電した。過去30年で最大規模の台風襲来で、強風によるけが、停電、電柱の倒壊が相次いでいる。また、県全体で空の便は101便が欠航、約7000人の足に影響が出た。海の便も本島と宮古、石垣を結ぶフェリーなどほとんどが欠航した。降り始めから正午までの雨量は伊良部町下地で457・5ミリ、宮古島では372・5ミリを記録した。(琉球新報)
◆所感:東京が無事なら、地方で被害が出ても政府は何の対応もしないのか 私は気象の専門家ではないけれども、中心気圧が912ヘクトパスカル、最大瞬間風速74.1m(時速に換算すれば約270km/h)の台風がいかに猛烈かという事は想像がつくし、想像だけでなく実際にネットでも現地の画像を見ることができる。大きなトラックがものの見事に横倒しになり、電柱の倒れ方もすさまじい。大怪我をしている人も多い。
自分がいるところが安全ならば、関心が薄くなるのは、普通の人間なら仕方が無いといえなくもないが、国を統治している人々は、それではいけない。被災地が東京であれ、沖縄本島からさらに数百キロ離れた宮古島であれ、国としてどうすべきか緊急的な判断を下すべきである。
しかし、内閣総理大臣の口からは、見舞いの言葉ひとつ出てこない。自分が再び総理大臣になることに熱中していて、離島の自然災害どころではない、と言わんばかりである。マスコミも然り。自分の国に台風で大きな被害が出ているというときには、NYのテロ追悼式の報道なんて、後回しでいいんだよ。
ことの軽重を判断できない人間が政治家やマスコミに居てはいかんのである。
2002年09月11日(水) 9.11・・・・
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