JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆コメント:長々と書き写す理由。 私は、6月10日付の日記「防衛省」法案を閣議決定 臨時国会で成立目指す←ダメ。と書いた。 ◆コメント2:蛇足ながら、本当は、今週は岩城さんの事だけ書きたいのだ。 愚痴になって申し訳ないが、ホンネを言えば、今週は、岩城さんの事だけ書きたいのだ。 ◆記事:週刊文春5月25日号「自衛隊情報流出で米軍引越代3兆円丸呑みの危機 海上自衛隊の現役通信隊員に、小誌(週刊文春)が入手した内部資料を見せると、驚きの余り一瞬息を呑んだ後、こう言い放った。 「うわ。最悪。周波数の生の数字が全部出てるじゃないですか。これはアメリカも一緒に使いますからね。『特設UHF戦術系予想履域図』なんて、中国には滅茶苦茶おいしい資料でしょう。有事の際、どこに特設UHFアンテナを立てて、どこまで電波が届く、という内容ですから。あんまり凄いんで驚きましたよ。こんな資料が流出していたなんて・・・」 内部資料とは、佐世保地方隊所属の護衛艦「あさゆき」の海曹長が私物のパソコンに入れていた海自の秘密文書。 今年二月、ウィニーをつうじてインターネット上に流出したことが発覚した。その量たるや膨大で、フロッピーディスク290枚分にも及ぶ。 海自は、流出した情報は「秘」扱い以下のものだけで、より秘匿性の高い「機密」や「極秘」は含まれていなかったとして事態の沈静化をはかってきたが、 実は防衛上重大な情報、しかも日本だけではなく、アメリカとその同盟諸国も懸念せざるを得ない内容が流出していたのである。 小誌取材班は、艦長経験者を含む複数の海上自衛隊関係者に流出した資料の検証を依頼した。 冒頭で証言を紹介した現役の海自隊員は流出資料に目を通す前から、「まずいのはコールサイン(通信でお互いを呼び出すときの符合)でしょう。」としてきしていた。 流出した情報には平成十五年五月十三日、「あさゆき」のコールサインは「4XHZ」、六月二十五日は「6LSZ」とはっきり記してある。 ◆「今、有事ならどうなる?」 「全部隊の航空機、艦艇のコールサインは毎日変えることになっていて、それを一覧表にした冊子がありますが、 毎年、専門の印刷業者に頼んで更新するようなシロモノで、すぐには変えられません。 訓練中、強風でコールサイン表が飛ばされて海に落ちたときなど、50人がかりで捜索したそうですよ」 海自とアメリカ海軍とはニックネーム形式のコールサインで通信するが、その資料も流出した。 たとえば、「あさつき」は「GLITTER VENUS」とある。同隊員が「最悪」と表現した無線通信の周波数は、 「使用機器、用途、略符、周波数まで全部生のままで出ています。空自、陸自、海上保安庁との通信で、毎日どの系統を使っているのかが分かる図もありますね」(冒頭の現役通信隊員) 防衛庁は「わが国の防衛に与える影響を最小限に抑えるべく、必要に応じて速やかにその内容の変更を図るなどの対策を講じた」と発表したが、通信隊員に言わせると、 「周波数は総務省から割り当てられているものだから、すぐには変更できません。実際、うちの艦では前のままですよ」 とのことだ。 ◆コメント3:要するにどういう事態かというと(無線に関して)、自衛隊の無線が全部中国と北朝鮮に聞かれているということ。 つまり、自衛隊内部の通信、米軍との通信に用いる周波数が全部、バレているから、中国も北朝鮮も、海上自衛隊の通信を自由に傍受できる、という事態なのである。 ◆記事2:最高機密の暗号関連文書が洩れてしまった。 くだんの海曹長のパソコンから流出した情報で最も深刻なのは、 ◆コメント4:しかもよりによって・・・ しかも、よりによって流出した一覧表は、「特定特別防衛秘密」に指定されている「AKAT3662」などの暗号規約に関するものなのである。 ◆コメント5:ますます、「拒否できない日本」にしてしまったかも知れない。 今月末、小泉首相は訪米する。
2005年06月14日(火) 「新しい歴史教科書」がけしからん、という人、本当に、読みましたか?
JIRO
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