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JIROの独断的日記
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2006年02月02日(木) 「2月3日に発病する「BlackWorm」に注意」「議員年金『廃止』名ばかり」←「給付終了」まで半世紀だそうだ。

◆記事:2月3日に発病する「BlackWorm」に注意、本日中にウイルススキャンを

 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060202-00000003-imp-sci


 ● 毎月3日にファイルを改竄するウイルスが発生

 今のところ日本ではそれほど多く報告されていないが、

 今月に入って米国、インド、トルコ、ペルーなどを中心に世界各地で

 「毎月3日にPC内部のファイルを破壊する」ウイルスの感染が報告されている。

 このウイルスは「Blackworm」「Nyzem.E」「MyWife.E」などと命名されたワーム型ウイルスだ。

 メールの添付ファイルあるいはネットワークの共有ファイルとしてばらまかれる。

 そして、発病日を迎えるまでは静かに増殖活動のみを行ない、

 明日2月3日以降、毎月3日にPC内のファイルを破壊するという。



 ウイルスの伝播方法などから考えて、日本で流行している可能性はさほど大きくないと思える

 しかし、WordやExcel、PowerPoint、Access、PDFなどのデータファイルをことごとく破壊して回るので、

 PC内に保管しておいたビジネス文書が失われてしまう恐れもあることから、ウイルス対策ベンダーだけでなく、

 マイクロソフトでもセキュリティアドバイザリで警戒を呼びかけている

 念のために発病前日(つまり本日中)に、ウイルス対策ソフトではパターンファイルの更新と

 PC内のフルスキャン、それからオリジナル文書のバックアップなど一通りの対策をしておくべきだろう。


● BlackWormの概要

 このBlackWormは、ウイルス対策ベンダーによって名称はバラバラで、

 Nyxem.E、MyWife.e、Blackmal.E、WORM_GREWと命名されている。US-CERTでは共通IDとして「CME-24」を割り当てている。

 ■URL

  トレンドマイクロ:WORM_GREW.A - トレンドマイクロ

  シマンテックによるウイルス情報(W32.Blackmal.E@mm)

  http://www.symantec.co.jp/region/jp/avcenter/venc/data/jp-w32.blackmal.e@mm.html



  マカフィーによるウイルス情報(W32/MyWife.d@MM!M24)

  http://www.mcafee.com/japan/security/virM.asp?v=W32/MyWife.d@MM!M24



  ソフォスによるウイルス情報(W32/Nyxem-D)

  http://www.sophos.co.jp/virusinfo/analyses/w32nyxemd.html



  F-Secureによるウイルス情報(Nyxem.E)

  http://www.f-secure.co.jp/v-descs/v-descs3/nyxem-e.htm



  マイクロソフトのセキュリティアドバイザリ(Win32/Mywife.E@mm)

  http://www.microsoft.com/japan/technet/security/advisory/904420.mspx


◆コメント:遅くなって恐縮ながら、何も伝えないよりは良いかと思いまして。

 

 あと、30分しかないので。とりあえず、これだけアップします。

 まあね。 いまどき、見知らぬ差出人から届いたメールの添付ファイルを不用意に開く人はあまりいないとおもいますけど。

 念のため。 WORM_GREW.A - トレンドマイクロ には、修復ツールもあります。


◆記事2:議員年金:「廃止」名ばかり 選択制で受給安泰

 

「国会議員の特権」と世論の批判を浴びた国会議員互助年金(議員年金)の廃止法が3日、参院本会議で可決され、成立する。

 だが、4月時点で在職10年を超える議員に受給権を認めたことで、「給付終了」まで半世紀近くもかかりかねず

 「廃止」とは呼べない内容にとどまっている。国民年金など他の年金に比べ突出している給付水準のカットも不十分で、国民の不満は解消されそうにない。



 「まずは議員年金を廃止するんだ」。与党が議員年金改革に着手したのは昨年9月、

 小泉純一郎首相が宴席で与党幹部に指示したのが直接のきっかけだった。

 既得権を排する姿勢を示すことで、小泉改革をさらに進めようという思惑が込められていた。



 その後、二転三転して作成したのが

(1)掛け金を2割削減し返還

(2)4月で在職10年を超える議員には現行水準より15%削減した年金を受給する選択肢も付与−−

 との法案だ。

 民主党は掛け金返還による完全廃止を主張したが、与党は「強制加入と引き換えに保証している受給権を否定すれば、財産権の侵害になる」と押し切った。



 議員年金は現在、10年間在職で、65歳以降毎年412万円受け取れる。

 今回の見直しで、給付水準は350万2000円になるが、それでも、年123万6000円の高額な掛け金を負担しても

 、わずか3年で掛け金の額を上回る計算だ。



 弁護士でもある公明党の冬柴鉄三幹事長は2日の党中央幹事会で「世論の批判もあるが、これ以上の方法はない」

 と法的側面から正当性を強調した。

 しかし、受給権を得るまで30年かかる国民年金(40年加入で年約79万円)と比べても、その差は大きい。



 さらに、廃止法とはいえ、在職10年以上の現職議員の受給権を認めたため、

 完全廃止まで長時間を要することになった。現職のうち、4月時点で受給権を持つ最年少議員は自民党の小此木八郎衆院議員(40)。

 小此木氏が受給を選択すれば、平均寿命(男性78.64歳)に照らした場合、数十年先まで給付が継続し、税金が財源となる。



 こうした実態を踏まえ、学習院大の河合秀和名誉教授(政治学)は

「小泉首相が最初に掲げた『完全廃止』にすべきだった。政治道徳から言っても延命的な制度改革は望ましくない」と指摘。

 政治アナリストの伊藤惇夫氏も「大半の議員が年金受給の方を選ぶだろう。形だけの改革で収めた印象だ」と批判する。



 「もう一息で年金を受けられる。善処してほしい」。

 昨年12月、当選9年目の自民党議員数人が党幹部を回り、4月の廃止時期を遅らせるよう要請する場面があった。

 政界内では「議員年金がなくなればサイドビジネスに走る議員も出てくる」(高村正彦元外相)などの声も根強い

 それ自体が優遇意識の象徴であり、完全廃止に至らなかった背景とも言える。


◆コメント:月収10万円にも満たない障害者の負担を増やしておきながら、議員どもは安泰。卑怯者め。

 

自民公明両党は、昨年10月14日、「障害者自立支援法」を成立させた。

 国会議員というのは、本当に狡猾な連中だ。

 「障害者自立支援」というと聞こえはよいが、実態はどうかというと、

 今までは障害者の収入に応じて、公費補助額が決まっていたのに、

 「障害者自立支援法」は、収入に無関係に、使ったサービスに応じて、自己負担することになる。

 一見当たり前だが、それは健康な者の発想である。



 一般的に、障害の程度が重くなるほど、必要とする公的サービスは多く、

 一方で高収入を得る仕事に就くことは難しくなるのだから、弱い者が、更に痛めつけられる。



 小泉首相は昨日「格差が生じて当然」と言っていた。 そうだろうか?

 働く意思もない「NEET」と、真面目に働く者の「格差」は、確かに「当然」だろう。
 しかし、「障害者自立支援法」は、状況が異なる。

 一般的に、「障害」というハンディキャップを持っていることは、本人の責任ではない。

 にもかかわらず、障害者に、より苦しい思いをさせる必然性が無い。



 「聖域無き構造改革」とバカの一つ覚えの如く繰り返していた、小泉首相を初めとする国会議員の先生は、全然苦しまない。

 こういう状態を日本語で「理不尽」という。

 首相や、国会議員のセンセー方には、是非、率先垂範して貰いたい。

 議員年金は即時全面廃止。700兆の財政赤字を抱えているのに、公務員が賞与など、とんでもない。



 首相自ら、年2回、500万円の賞与を返上し、自殺遺児の「あしなが育英会」に全額寄付したら如何でしょうか?


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