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JIROの独断的日記
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2004年08月05日(木) 「日本の人口1億2682万人、伸びは過去最低 」少子化は制度の問題ではない。

◆日本の人口1億2682万人、伸びは過去最低

 

総務省は4日、住民基本台帳に基づく3月31日時点の全国の総人口は、1億2682万4166人だったと発表した。

 前年からの増加は13万5802人(0・11%)で、対前年の増加数・増加率は過去最低となった。

 出生者数は112万9239人、出生者数から死亡者数を引いた自然増加数は11万8052人で、いずれも過去最低だった。65歳以上の老年人口の割合は19・24%と過去最高を更新しており、少子高齢化がさらに進んでいることが明らかになった。

 人口の動態を市部・町村部別に見ると、市部の人口は前年から約103万人増加し、約1億92万人と初めて1億人を突破した。全人口のうち市部に住む人の割合も、79・6%と過去最大になった。

 一方、町村部人口は前年比で約89万人減の約2590万人と、1968年の調査開始以来、過去最少になった。市町村合併の進展などが影響していると見られる。(読売新聞)[8月4日22時47分更新]


◆コメント:結局、子供を産みたくない女性が増えているのだから、どうしようもない。

 

一番はじめに、断っておくが、結婚して子供が欲しいけれども、出来ないという夫婦が沢山いるが、こういう方々には、少子化に関して、何の責任もないことは云うまでもない。

 しばしば、少子化は子供を産みたくても産めない社会環境に原因があるという議論が出るが、託児所を増やしても、子供を産んだら補助金を出すことにしても、無駄だと思う。

 要するに、女性が結婚したくもないし、子供を産みたくない(ただし、セックスはしたい)、という考え方になっているのだから、どうしようもない。親元で暮らしながら会社勤めをする女性は、食事は自分で作らなくて良いし、家計も負担しないで、給料はみな小遣いになるわけで、日本で一番恵まれた「階層」であろう。

 親元に住まず、一人暮らしをしている人も、結婚して子供を産めば、今ほどお金を自由に使って海外旅行やショッピングができなくなる。だから、一生独身できままに暮らしたいという女性も多い。こういう人たちが増えたら、それは子供が減るのは当然である。つまり、少子化の本質は制度にあるのではない。思想の問題である。

 しかしながら、結婚するかどうか、子供を産むかどうか、という個人の思想を無理矢理変えることは、憲法で保障された「思想信条の自由」を侵すことになるから、出来ない。実際問題としても、いい大人になった一人の女性の思想を変えることなど、不可能に近い。

 また、男も結婚して子供を持ちたがらない。その理由として、終身雇用、年功序列が崩壊したことにより、将来に対する不安が以前よりも大きく存在するので、とても家庭など持てない、というようなことをいう。しかし、「〜出来ない理由」ばかり挙げるのは「〜したくない証拠」である。人間は、本当に何かがしたければ、何とか「出来るようにする方法」を考えるものである。


 嫌味な言い方をすれば、女性も男性も根性がないというか、楽な人生を送りたいのであり、結婚して子育てをするという苦労から逃げているだけなのだが、それを社会の構造的な問題にすり替えている。

 少子化を何とかしなければと本気で思うのなら、まず、自分が結婚して子供を作るべきなのだが、あちらこちらの書き込みを拝見していると、皆、「自分はさておき」と言う立場だから、どうしようもない。人口はやがて、減少に転じて、長期的には日本人は滅亡する運命にあるのだろう。

 それにしても、性欲だけは盛んなのだから、皮肉だ。先進国でエイズ患者が増えているのは日本だけである。セックスは大好きだが、責任を伴う子育てはしたがらない国民というのは、私の感覚では、恥ずかしい。


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