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2004年05月23日(日) |
「拉致再調査、日本に主導権があるはずもない=山崎副長官」どうして、人の神経を逆撫でするかね。 |
◆記事:「拉致再調査、日本に主導権があるはずもない=山崎副長官」
山崎正昭官房副長官は23日のNHK番組で、22日の日朝首脳会談で合意した安否不明の拉致被害者10人に関する再調査について、「(日本側に)主導権があるはずもない」と述べ、実質的には北朝鮮側の判断に委ねられるとの見方を示した。
山崎氏は「金正日総書記からいろいろな情報を提供をしてもらうこともある。日本も協力させてもらうから、早期に結果を出してほしいというのが(会談での)首相の話だった」と語った。 (時事通信) [5月23日17時0分更新]
◆記事2:「再調査」怒りあらわ 早紀江さん、訴え悲痛
「同胞の命を救って」
「子供たちはまた、置き去りにされた。私たちが疲れ果てて倒れるのを待っているとしか思えない」
日朝首脳会談の結果が伝えられた二十二日夕、東京都千代田区のホテル内にある広い記者会見場に、横田めぐみさん=拉致当時(一三)=の母、早紀江さん(六八)の声が響いた。「会談が早く切り上がって、たくさんの時間が余っているのに、総理はにこやかに握手して(金正日総書記と)別れられた。怒りを感じています」
首脳会談直前の午前十時すぎ、早紀江さんは「針のむしろに座っている、非常に不安」と胸の内を明かし、「奇跡的などんでん返しが起きて、十人の不明の人たちも一緒に、みんなで一緒に、元気で帰ってきてくれたらなあという思いでいっぱい」と、肉親の消息判明に期待をかけた。
しかしその約五時間後、待機先のホテルで、家族会のメンバーらと細田博之官房長官らから、会談結果を説明された。「奇跡」は起こらなかった。
◆コメント:拉致被害者家族の心中を想像してみろ。30年だぞ。
数週間前、イギリスのThe Economistという雑誌が、日本ほど、世界中の貧しい国に資金を提供しているにも関わらず、評価されない国があるだろうか、と半ば同情的な記事を載せていた。
全くそのとおりだ。評価されないというより、世界中からナメられている。
昨日の小泉内閣総理大臣と金正日との会談も実に国辱であった。
小泉首相が到着したときの出迎えは、第1回訪問のときが、金正日総書記に次ぐナンバー2で、対外的に元首の役割を果たしている金永南・最高人民会議常任委員長だったのに、今回、北朝鮮側が寄こしたのは、対日担当の実務者である金永日外務次官だった。木っ端役人だ。
そして会談終了後の光景。どうして、日本の首相が金正日が去ってゆくのを見送らなければならないのだ?相手は日本人を拉致し、日本に覚せい剤を密輸して外貨を稼いでいる国の首領である。
そんな奴が、昨日は「日本の首相会いたいというから会ってやったのだ」という姿勢を露骨に表している。さらった人を返して欲しかったら、カネと食い物をよこせという。
米ぐらいやってもいいけどな、この乞食野郎。早くさらった人間全員の居場所を教えろ。そうじゃなければ、日本海のアメリカ第7艦隊潜水艦の弾道ミサイルの照準を全部、平壌に合わせさせるぞ。
山崎も余計なことを言う。「拉致再調査、日本に主導権があるはずもない」じゃないよ。そこを何とかするのが、お前ら政治屋の仕事だろう。狡いことを考えるのは、天才的なんだから。食糧援助も資金援助も、口約束をまともに守る必要は無い。相手はまともな国ではないのだから。「早く10人の行方を教えろ。それまでは、食い物をやらない、」と開き直るがよい
山崎の言葉を聴くと、横田めぐみさんの母、早紀江さんの「子供たちはまた、置き去りにされた。私たちが疲れ果てて倒れるのを待っているとしか思えない」という言葉に同意したくなる。日本政府の本音は、「北朝鮮は、もう、面倒くさいから、他の拉致被害者の家族は、諦めてくれない?」ということなのではないだろうか。
どうも、だめだ。腹が立ち過ぎているときには、まともな文章が書けない。
2003年05月23日(金) 正しい日本語。「とんでもございません」は誤り。