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■ 書きたくないこと
知らずしらずに精神生活のレベルがかなり下がっていることにふと気づいてしまい、ずいぶん失望している。限られた情報、限られた言語生活・・・もちろん外国語に対する僕の怠惰も大きな原因なのだが、しかしとにかく失望している。考えてみれば、刺激を与え合うような思想・思考の交歓というものから、こちらの生活はあまりにも遠すぎる。僕自身がそれから距離を置こうとあがいていた形跡すらある。
半年で、ずいぶん傲慢な一人格が出来上がってしまった。おそらく周囲の人は誰も気づいていないと思うのだが、だとしたらほとんど完璧な傲慢さといえるかもしれない。何について傲慢かは、さすがに表に出すのをためらってしまうが。いや、このあたりのずるさも含めておそるべき傲慢さ、と思えてくる。
以上、「ダ・ヴィンチ」1月号をむさぼるように読んでからの感想。マレーシアで日本の雑誌を買うのは初めてだ。 たいていの人について素直に「すごい」と尊敬できる一方で、世の中のたいていの人について馬鹿だと思っている。俺と同じように、みんな馬鹿じゃねえ? 知らないということはやっぱり不幸なんだよ。知る気がないのはもっと不幸だけれど。
おかしいな、こんなこと書きたくもないのに、早く書いて寝てしまおうと思ったら落ちも何にも付かない無駄だらけの日記になってしまった。
2002年12月15日(日)
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