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■ (日記) 店の不思議・・・その他。
時期的にもそうなのだろうが、先週の金曜日は、打ち合わせも何もないのに常連のほとんどが顔を揃えた。 時間にこそズレはあったものの、集合無意識ってものが働くのか、一人の常連が「今日はからくり箱にでも顔を出すとするか」と思うと、ほかの人もそう思うようだ。 それが見事にマッチする日があり、そうなると店が一体化したドンチャン騒ぎになる。
そう考えると店って、そこに集う人たちの周波数みたいなもので成り立つ、本当に不思議な空間なんだなぁ・・・・・・と思えて面白い。
きっとからくり箱が好きな人たちは、みんなどこかしらが似ているのだ・・・・・・。 そしてなにか目には見えない探知機のようなものを個々それぞれが持っている。 なのでアタシ の昔からの友達やお客じゃない人でも、何かの興味に引かれてドアを開け、そこに自分と似た感覚の人がいると安心して居心地がよく、また次回につながる・・・。 その内に徐々に常連の仲間入りをするようになる。
アタシ (経営者)の存在はもちろんそのベースにはなっているのだろうが、あまりアタシ の存在は関係なく、そこに集う人たちに惹かれて常連が増えていく場合がおうおうにしてある。
なのできちっとしたおかたい店にはきちっとしたおかたいお客さん。理屈っぽい店には理屈っぽいお客さん。柄のよくない店には柄のよくないお客さんが自然に集まるようになっいているみたいだ。
金曜日はそんな理由で忙しかったせいか、土曜日はうって変わって静かだった。
土曜日に最初にドアを開けたのは、フリー客の男性二人組。 見るからに水商売とわかる出で立ちなのだが、二人ともなんとも人懐っこく気さくな人たちで、中々のイケメンたちだ。 年は二人とも40歳前後かな?と見たら、ぴったり当たっていた。 聞けばすぐ数件先のビルでスナックをやっているマスターとその友人らしい。 ウチの店と同じような形態で、金曜日と土曜だけ、その友人に手伝ってもらい、平日はマスター一人でやっているみたいだ。
「どうしてこんな店に入ろうと思ったの?」 と言うアタシ の愚問に。 「前から興味があって、一度どんな店か偵察に来ようと思ってたんだよねぇ〜」と臆面もなく素直に応える。(笑)
いろいろな質問を興味津々のようにしてきて、アタシはそれにフレンドリーに応える。 そうしていくうちに、商売ベタで売り込みベタで、人好きで・・・・・・と、あまりにもアタシとよく似ている経営者なので、すごく親しみが湧いてきた。(笑)ちょっと居た間に、とても仲良しに・・・・・・。 「こんな近くにこんな不思議感覚な居心地いい店があったなんて・・・」と、とても気に入ってくれたご様子。
きっと彼らはまた店が暇だとわかりきっている日はサボリに来てくれることだろう。 アタシ もこれで隠れ家がまた増えそうだ。 あまりよその店に行ける身分じゃないが、たまには社会勉強や情報提供し合う交流も必要だ。
こんなことでも解るように、人はそれぞれ探知機のようなものをちゃんと携えていて、そんな場所や、そんな人に出会う仕組みになっているみたいだ。
なので大勢の人々に出会い、袖をすりあわせてみて、得手不得手を感知し、徐々に人選していく内にどんどん類友になって行って、しかりなのだ。 その中でまたよりすぐりの人に囲まれて、楽しく人生を謳歌するようになっているんだよなぁ・・・。
なるほど・・・。人間って興味深くて面白いなぁ・・・・・・。
あさっての金曜日はシャンソン教室の二回目。 さてさて、少し歌の練習するかなぁ・・・。 それともコーチングの宿題をしようかなぁ・・・・・・。
コーチングセミナーでたくさん宿題が出た。(笑) 宿題なんて40年ぶりだ。 もう一個、個人的に受けてるコーチングでも宿題が出たし・・・・・・。
これもまた面白い偶然だ。
2013年01月16日(水)
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