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■ 【愛猫日記】 その1〜その4
【愛猫日記 その1】 困った・・・・・・!! 2010年07月12日09:36
金曜日の日、亭主から店に電話があり「今ね、窓の外に小っちゃな猫が来て、金蔵を見てニャーニャー鳴いてるんだけど、ものすごく可愛いんだよ・・・」ととても困っちゃっている様子。
話を聞くと生後1〜2ヶ月のノラ猫らしく、親や兄弟の姿はどこにもなく、単独で行動しているようだ。 金蔵の事を親だと思っているのか、窓に擦り寄り媚びるようにずっと鳴いていると言う。 「それで、金蔵はどんな反応してる?」と聞いたら「慰めるように優しく鳴きながら話し相手になってやってるみたいだ」と言う。 「ダメだからね!! 絶対にエサなんかあげちゃダメだからね。アタシ達がエサを食えない状態なんだからね、これ以上猫なんか飼えるわけないんだからね!」 と、再三念を押し、電話を切ったのだが・・・・・・。
アタシが店を終え、家に帰ってきた時は仔猫の姿は見当たらなかったし、きっと野生なので車のエンジン音で逃げたのだろう・・・。 なのでアタシは自分の部屋に入り、さっさと寝てしまったのだが、どうもそれから直ぐに仔猫は戻ってきたみたいで、一晩中窓の外で鳴いてたらしく、金蔵は徹夜でその仔猫の話し相手をしていたみたいだ。
翌朝、「オマエはいいよなぁ・・・。帰って来た途端バタンキューだもん・・・。オマエの部屋までは聞こえないだろうけど、俺も金蔵も夕べは一睡も出来なかったよ。金蔵ってなんて優しい猫なんだろう・・・」と、亭主が金蔵を撫でながらボヤイていた。
「一晩中鳴いてたって事はあの仔猫、昨日から何にも食べてないんだよ。可哀想に・・・・・・。ほら噂をしてたら又来たぞ!!」 と言うので「ドレドレ」と窓の外を覗いた途端、アタシャもう、ダメだわ・・・・・・と思ってしまった。
何とも愛くるしい顔をした仔猫がちょこんと座って、ガラス越しに金蔵と鼻をすり合わせるように鳴いているではないか。 三毛猫と何かの掛け合わせだろうか、毛が長めでとても可愛い顔をした猫だ。 人間よりも猫が好きなアタシは見ちゃえば堪らなくなり、小さなお皿に水と缶詰のエサを少し盛り、とうとう与えてしまったのだ・・・。 ノラなので人懐っこくはなく、人間の姿を見ればサッと逃げてしまうが、エサを与えてからは窓越しのアタシにも可愛い声で訴え掛けるようになってしまった。
昨日も仔猫は窓の外に来て、アタシを見付けると「ニャーニャー」である。。 勿論家には持ち込まないが、やはり、エサだけは与えてしまった。
「エサなんかあげちゃ絶対にダメよって言ってたのはどこの誰だっけ?」と亭主に突っ込まれたが、亭主だってめっぽう動物に弱い。 「二匹も三匹も変わらないんだから金蔵の遊び相手に飼ってあげようよ」と言う。 でも、このコーポは動物は飼って良いのだが、一匹だけと言う約束なのだ。 金蔵もミュウー婆さんも、両方真っ黒な猫なので、多少のごまかしは利くだろうが、あのチビスケは白と茶色と黒のブチ猫だもんなぁ・・・・・・。 飼ってあげたいのは山々なれど、アタシ達が追い出されちゃう・・・。
今朝はまだ姿を見せないが、雨も風も止んで来たので又来るだろう・・・。 きたら絶対に抗えない。
さぁ、困った!! どうしよう・・・・・・
【愛猫日記 その2】 今朝の金蔵とチブチ君 2010年07月13日09:07
仔猫の名前をチビでブチなのでとりあえずチブチ君にした。 近寄れないので君だかチャンだかまだ解らないけど、そぼ降る雨の中、どこからともなく現われ、金蔵とお話している。
「ねぇ。雨で寒いのよ・・・オネガイだから中に入れてよ〜」
『可哀想だけど、そんなこと言われたってこっちにも立場ってものが有るんだよ・・・解ってくれよ・・・』
さしずめこんな会話をしてるんじゃないかと思う。
アタシが思うに隣の大家さんちの縁の下ででも産み落とされたのではないかと思うので、きっとねぐらは縁の下かと・・・。 こんな可愛い姿を見て放置など出来る訳も無く、又、エサを・・・・・・。
きっとこの仔猫もぐうたら神の回し者で、アタシがどう対処するのかぐうたら神はほくそえみながら見守っているに違いない。 面倒を見てあげたほうが良いのか、それで尚更苦しくなるのかはいつものように神の気まぐれなのでまだ解らないが、でも、弱いものに優しいと言う事は悪い事ではない筈なので、家では飼えないがせめて外でだけでも出来る限り、食うに困らぬようにはしてやりたい。
ミュウー婆さんを飼ったのも、金蔵を飼ったのも掛け値なく愛しいからであり、その分で掛かったお金や手間の数々などががすっ飛ぶくらいの癒しや喜びを与えてもらっているのだもの・・・・・・。
それで二冊の本が書けるくらいのエピソードやネタも貰っているので行く末は書くことの役に立ってくれると思うし、この仔猫も話のネタや材料は充分にもって来てくれそうだ。 全てのものとの出会いは行く末どう転ぶか解らない。
見てみて、この2ショット・・・。 まるでロミオとジュリエットだ。
ミュウー婆さんは相変わらず人間にも猫にもクールで、別部屋でしゃっ知らん顔(てんで知らん顔)をしている。
【愛猫日記 その3】 何か空しい・・・・・・。 2010年07月14日10:40 昨日大家さんの弟さん夫婦(奥の母屋に住んでいる人たち)と、その娘さんが買い物から帰って来た際、まるでアタシに聞こえよがしに「お隣はまったくどうしようもないねぇ・・・。野良猫にエサなんかやったりしてさ!」と言っていたのをアタシはハッキリと聞いてしまった。
先日亡くなったお婆ちゃん(大家さんの母)はとても優しくて温かな人で、お茶に誘ってくれたり、庭に咲いてる花なども「好きなものを摘んでお店に飾って頂戴」などといってくれていたし、そのお婆ちゃんも以前猫を飼っていて(タローと言う名)タローとアレほどの猫嫌いのミュウー婆さんが、珍しくも仲良く接近しつつあった頃の事など、当時の日記にも書いた事があるのだ。 残念ながらそのタローはどこかで農薬の付いた草を食べたらしく、若くして亡くなった。
しかし、お婆ちゃんが年を取って、大家の弟さん夫婦が母屋に移り住んできて、その娘さんも後々来てからは、殊更住みにくくなった。 増してや今はお婆ちゃんが亡くなり、その家族3人と、アタシ達の世帯しかここには誰も住んで無い訳で・・・・。
アタシのコーポは町会には入ってないみたいで、独自に大家さんが頼んでいるゴミの収集車が定期的に来るのだ。ゴミの専用小屋もちゃんとある。 去年決行した大掃除の際、収集車のお兄ちゃんにわざわざ別料金でゴミの処理を頼んだのに、すかさずその娘さんが飛んできて「ウチで料金を払って頼んでいるんだから、余分なゴミを出されては困ります」と文句を言ってきた。
アタシが口を開こうとしたら、ゴミ屋のお兄ちゃんが「ちゃんと別料金でって頼まれていますからご安心を」と助け舟を出してくれたのでアタシはあえて黙っていた。
家の外にも不要なものを多少積んでいたので、景観が悪くては申し訳ないと思い、貧乏ながらも思い切って数万のお金を払い処理を頼んだというのに・・・・・・。
そして以前友人の(R)夫妻が遊びに来た時、庭の熊笹を一本だけ拝借したいと言うので「良いんじゃない一本くらい」と言って引っこ抜いたら、マタマタその娘さんがすっ飛んで来て、後々までこっぴどく叱られた。 「お婆ちゃんは良いといってくれましたよ」と、言おうとしたけど、もうめんどくさい事になるのが嫌でやめた。 何しろそんな調子である。
旦那さんはお婆ちゃんの息子さんなので、まだ優しい所があり、世間話なども偶にはするが、その奥さんと娘さんはどうもアタシ達を敵対視しているみたいなのだ。
自分家(ち)だって犬を飼っているのだから、動物が嫌いな訳じゃ無かろうに・・・・・・。 動物嫌いならともかく、この雨風が激しい中、仔猫が震えながら一晩中鳴いていたら、手を差し伸べない人間の方がアタシは不思議なくらいだ。
アタシだってチブチ君を飼おうとまでは思っている訳ではないし、4件くらい電話をして誰か飼える人は居ないか聞いて回っている。 昨日も動物愛護協会の人(金蔵を引き取った所)に電話してお願いしたが、電話代だけで400円も使っている。 ただ、そのお宅に今かなり重い伝染病に掛かっているか居ないかの瀬戸際の猫が居るらしく、その結果が出るまでは無理だと言う事と、ワクチンを打った猫でないと引き取れないそうで、それには5000円ほど掛かるのだ。 今は全くそれだけの余裕がないどころか、家の猫の餌代も危ういので、何とか店が良くなってくれるといいなぁ・・・。 アタシだって貧乏ながら何の手立ても考えていない訳ではないのに・・・・・・。 好きで自ら進んでやっている事だから仕方ないが、世の中は冷たい人って、とことん冷たいなぁ・・・と思うし、何もしてあげようともせず文句ばかり言う。
先日TVで見た東京猫物語だっけな・・・? 商店街ぐるみで野良猫たちを保護し、エサをやり、皆でお金を出し合って去勢手術や避妊手術してやり、動物病院も利益ではなく本当に猫の事を考え、格安でそれを引き受けている地域がある。 ある島でも同じで、猫の楽園のような島があり、そこの住人も猫によって癒され、猫たちも取った魚などを貰い仲良く共存しているのだ。
そんな地域が、そんな温かい人たちの寄り集まりが、アタシは理想で大好きだなぁ・・・・・・。
今日もチブチ君にはどうどうとエサを与えた。 何か言われたら、今度こそちゃんと言い返してやろう。 そりゃぁ、家賃一ヵ月半分、まだ払えていませんよ・・・・・・。 先月は半端に払いましたよ・・・・・・。 大きな事はいえないけど、だけど、だけど・・・・・・。
貧乏って本当に悔しくて情けない・・・・・・。 今に見てろ!! アタシにだって今朝のゲゲゲみたいにきっと【その時】は来るさ!!!!
【愛猫日記 その4】 今朝のチブチ君。 2010年07月20日10:23
あれからノラのチブチ君は、ずっと我が家の窓辺での生活を送っている。 以前は一日に二回ほど、エサをせびりに&金蔵に会いに来ていたと言う感じだったが、今は一日二回ほど暑さしのぎにねぐらに寝に帰ると生活形態が逆転している。 掌(てのひら)サイズだったチブチ君は朝晩二回、金蔵とミュウー婆さんのエサをたらふく横取りしているため、身体も一回り大きくなり、益々愛くるしい顔になり、アタシたち夫婦を虜にしている。 最近では、アタシたちの顔を見るなりすっ飛んできて、窓に身を乗り出しスリスリするようになり、エサを与える時など、人の手によじ登るほどの勢いである。 しかし、撫でようとしたり、捕まえようとすれば一応は逃げるのだが、エサを貰う時ばかりは、がむしゃらゆえ、ついつい人の手に登ってくるのだろう(笑) 撫でられるのも時間の問題だろう。 いや、これじゃぁ、益々情にほだされる!! そう思い、極力普段は知らん顔しているのだが、この無邪気な可愛さは、本当に魔物だ。 母屋でもマルチーズを飼っており、その○コちゃんにチブチ君が追い掛け回されたりすると、金蔵がチブチ君を庇って○コちゃんを威嚇したりしているのだ。 すっかりチブチ君の父親気取りである。 今もチブチ君の話し相手になっている。 ホンに金蔵は三枚目だが、優しい子だ・・・・・・。
そう言えば、先日母屋の住人の奥さんの方と出くわしたので、咄嗟に先手を打って小芝居をしておいた。 「あの可愛いニャンコはオタクの猫ちゃんですか?」 と、あえて聞いてみたのだ。 そしたら 「いいえ、ウチの猫じゃないんですよ・・・」と言うので 「いつもお宅の方からやって来るので、私はてっきり奥さんチの飼い猫ちゃんかと・・・・・・。金蔵の事、親だと思っているのか、毎日遊びに来るので、あまりに可愛いからたまにエサなんかやってるんですけど、それじゃぁノラちゃんなんですね・・・」 と、初めてノラと気付いたフリをしてみたのだ。 そしたら奥さんも話しに乗ってきて「いつも一匹で行動してるみたいで親も兄弟も居ないのでしょうかねぇ・・・・・・」 と言うので、「では、飢え死にさせるのも可哀想だから、エサだけ与えて、ちょっと動物愛護協会の人に心当たりがあるので、保護してもらえるか聞いてみますね」と言っておいたら、奥さんも「それが良いですね」ですって。 シメシメ・・・、コレで少しの間エサやりに文句を言われずにすむ。
なにしろ動物愛護協会のお宅の、病気の疑いがある猫ちゃんの詳細が解るまでの10日間は、何としてでも、エサだけでも与えてあげなければ・・・・・・。 どうか先方の猫が病気に掛かってなく、このチブチ君も無事に保護してもらえますように・・・・・・。 それか、優しい飼い主が直ぐに見付かりますように・・・・・・。 (お願い!!誰か飼ってあげて〜。すごい福の神か、招き猫やも知れないですよ〜)
チブチ君がだんだん可愛くなってきて心苦しい事極まりない。
(明日へ続く)
2010年07月23日(金)
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